青物に会いたい

カヤックフィッシングで青物を釣るために、初心者が必死に考えます

暖冬の若狭湾カヤックフィッシング

1月の最終週に、2週間ぶりのカヤックフィッシングに行きます!

若狭湾は、久しぶりの好天に恵まれて、釣果に期待が膨らみます。

若狭湾は、久しぶりの好天

天気が良くなった!

前週末は強風によりカヤックフィッシングを見送りましたが、1月最後の日曜日は、若狭湾の風が弱まる予報です。

数日前までは雨予報で行けるか不安でしたが、前日には晴れマークの予報となり、コンディションは最高に良さそうです。

去年から釣り指南してくださっている、ちったパンダさんもご一緒いただけるとのことで、気分も最高! もう釣れるイメージしかわいてきません。

前日の昼間から、細切れですが睡眠時間を貯金して、体調も万全にして若狭湾に向かいます。

夜明け前に現地入り

まだ暗闇の中で出艇場所に到着すると、駐車場には車が2台とまっていました。

すでにカヤックの艤装を始められていたちったパンダさんに挨拶をさせていただき、私も準備を急ぎます。

この日は、おろしたてのタイラバ用リールを含めて、カウンター付きのベイトリールを装着したロッド2本で出陣します。

リールのスピード表示が、釣果に結びついてくれると嬉しい!

一緒に出艇

1時間ほどで準備を終えて、海岸にカヤックを移します。

2艇並べてみると、ちったパンダさんの長いカヤックの方が、スピードが出そう形であることが一目瞭然です。

今のところRIOTの10フィート艇が出せる速度で満足しているので、もっと遠くまで漕いで行きたくなったら、もう少し長いカヤックも考えてみることにします。

初めて2艇並べてカヤクフィッシングに出艇

さて、今日の作戦ですが、

とにかく湾内に留まる!

です。

2週間前になりますが、サゴシが跳ねて、タイやアマダイも釣れていた湾内だけを、時間をかけて試してみます。

静かな時間

覚悟していましたが、早朝の湾内は、生物反応が少ない静かな時間が流れていきます。

この場所では、昼近くになると釣れることが多いので、慌てずにカヤック上で朝食!を楽しむことにして、おにぎりやサラミを間に挟みながら釣りをします。

ちったパンダさんもゴムボートの方も、気づいたら湾外の遠くまで出ていましたが、釣れると信じて湾内に留まります。

10時ごろになって、いつもより若干小さめのウッカリカサゴが、ジグで上がってきました。

1月の若狭湾でウッカリカサゴ

湾外に出られていた、ちったパンダさんに写真で報告したところ、すぐに大きなシーバスの写真が返ってきました。

上陸後にお話しをうかがったところ、タイラバロッドで上げられたとのこと。さすがです!

楽しい時間が到来

シーバスの釣果をきいて、湾外に少し気持ちが傾きますが、今日は初志貫徹! して、湾内からは1mmも出ないつもりです。

しばらく静かな時間が続きましたが、昼近くになって、またウッカリカサゴがあがってきました。

若狭湾カヤックでウッカリカサゴ

2匹目はサイズが良くなり、あがってくるまでのやり取りも楽しませてくれました。

さて、そろそろ湾内が活性化してきたようです!

3匹目の正直!

ポイントを変えるために少し移動していると、海底付近から中層にかけて、魚探に反応がある場所があったので、ジグを落としてみます。

2度目の巻き始めでツンツンと反応があり、ウッカリカサゴとは違うやりとりが始まります!

これは!と緊張しつつも、しっかりくわえるタイミングを待って、フッキングさせました。

元気よく泳いで逃げようとする魚を、時間をかけてカヤックまで近づけます。

リールを巻いていた時から想像していたとおりの、赤い魚をお迎えしました!

若狭湾でタイを釣る!一月のカヤックフィッシング

本日の本命、そして私にとってはちょうどいいサイズのタイです。暴れた時にトリプルフックが引っかかってしまったようですが、何度釣ってみても綺麗な魚体ですね〜

タイラバに移行

ジグでの釣りは堪能したので、タイラバに本腰を入れてみます。

おろしたてのタイラバ用リールなのに、成果ゼロでこの日を終えたくはありません。

午後になり、少し風が強くなってきたので、パラシュートアンカーを使いながら、できるだけ垂直にタイラバを動かしていきます。

先回の実釣ポイントの近くで、さらに少し深い場所まで流されてきた時に、タイラバ独特のゴンゴンとつつく反応がありましたが、なんとか冷静さを保ちながらリールを巻き続けます。

しかし、フッキングの感触に喜んだのも束の間、数秒後にはバラしてしまいました。

タイのような反応だったのに、残念!

タイラバを続けます

さらに風が強くなってきて、タイラバが垂直に落ちなくなってきました。

重いタイラバに変えようかと思い始めた時に、コツコツと小さい反応がでました。

いつもはフッキングを感じたらドラグを締めますが、あまりにも可愛い反応だったので、フッキング後もドラグは緩いままで、ゆっくりとリールを巻いていきます。

カヤック上に上がってきたのは、小さめのウッカリカサゴでした。

タイラバでウッカリカサゴ

ゆっくりとリールを巻いたのが良かったのか、小さい割には、カヤック上でも元気に跳ねまわっています。

フックをはずしてリリースしてみたところ、すぐに水中に潜っていきました。

元気で良かった! 大きくなったら、また来てね。

 岸に戻りましょう

この日は、14時くらいから急に風が強くなる予報です。

お土産にするには充分な3匹が釣れていて、タイラバ用リールでも、小さいとはいえウッカリカサゴが釣れたので、14時ちょうどに納竿としました。

アマダイが釣れなかったことだけが心残りですが、タイは釣れたので、まあ良しとします。

上陸してカヤックの片付けをしていると、主に湾外で釣られていたちったパンダさんも戻ってみえました。

釣果を見せていただくと、シーバスやアマダイなどで、相変わらずクーラーボックスをいっぱいにされています。

さすが師匠! 次回は海上で背中を見ながら、つかず離れずの場所で、テクニックを盗まさせていただこうと思います。

この日は、早い時間に帰る準備ができたので、まだ明るい若狭湾を背景に、車のルーフ上のカヤックを記念撮影してみました。

一月の福井県カヤックフィッシング

1月最終週の若狭湾カヤックフィッシングも、楽しい一日となりました。

次は少し違った魚種を狙ってみようかな〜?!

フィッシングカヤックに小物収納を増やしたい!シートバックに防水バッグ

カヤックフィッシングを楽しんでいるうちに、カヤック上で手の届く範囲に、ちょっとした小物類の収納スペースを追加したくなりました。

そこで、カヤックに簡単に装着できて、便利に使えるポーチを探して、設置してみます。

カヤックフィッシングの愛艇 RIOT MAKO 10

フィッシングカヤック Riot Mako 10

最初に私の愛艇の紹介です。

RiotカヤックのMako10は、プロペラで推進するタイプの米国製足漕ぎカヤックです。

通常時はパドルが不要で、手で釣りザオを持ったままでも推進できるので、フィッシングカヤックとしてはたいへん便利なのですが、カヤックに座ると目の前に足漕ぎユニットが鎮座しているため、いちばん手が届きやすいエリアの収納スペースが、ほぼ皆無です。

フィッシングカヤック Riot Mako 10のコクピット

カヤック上面からは浮いているシート座面の下側は、防水ケースなどを使用して、物入れスペースとして活用していますが、頻繁に使うものを入れておくだけで、容量としては精一杯です。

頻繁に使うものの他にも、もしもの時に足漕ぎユニットを海上で整備できる工具類などを入れておく収納スペースが欲しいところです。

前側にスペースがなければ後ろ側に

カヤックに座った状態で、前側と下側に空きスペースがないのであれば!ということで、シート背もたれのすぐ後ろのスペースを活用してみます。

フィッシングカヤックの収納をシート後ろに追加する!

背もたれに簡単に取り付けられそうな構造のもので、防水性のあるポーチを探してみました。

完全防水のポーチを追加してみます

最初に試してみたのが、ジップロックのような構造をもったウエストポーチです。

完全防水のポーチ

入れ口の部分は、密閉するための凹凸形状が三重になっているので、もし転覆しても中のものが濡れないくらいの防水性は十分にあると思われます。

少し見た目がチープで、また中に入れたものが透けて見えてしまうので、防水性はない黒色のポーチの中に入れて使うかたちで、シートの背もたれに装着してみました。

完全防水のポーチをカヤックのシート背もたれに追加

出艇時に軽食などを入れて、半年ほど使い続けてみましたが、あれば便利!といった使い心地で、役立ってくれています。

もっとスマートなポーチを使おう!

シートの後ろに増えた収納スペースですが、使っているうちに、いくつか気付いた点があります。

  • カヤックの安定性が良いので、転覆することは、ほぼない
  • ポーチ入れ口が三重の防水構造なので、袋の開け閉めが手間になる
  • 見た目でポーチとシートの一体化が乏しく、どちらかというと格好悪い

半年の間にわたり活躍してくれた防水バッグですが、溶着部が割れ初めてきたこともあるので引退してもらい、

  • 雨の侵入を防ぐ程度の防水性でいいので、
  • 開け閉めが楽で、
  • シートとの一体感がある

ようなバッグを探してみます。

思い当たったのは、太腿に装着して使う、バイク用のレッグバッグです。

調べてみたところ、お手頃価格の製品を提供してくれる、バイク乗りの心強い味方!コミネさんから、ちょうど良さげなレッグバッグがラインナップされていました。

カヤックの追加収納スペースにはレッグバックがぴったりフィット

本来は、長い方のストラップは腰に、短い方のサスペンション付きストラップは太腿に装着して使うもので、雨の日も走ることがあるバイク用なので、中が防水生地で作られています。
少しストラップへの加工が必要になるかも?と覚悟して入手しましたが、太腿用のストラップに伸縮するサスペンションが使われていることもあり、あっさりと無加工でカヤックのシートに装着できました。

カヤックのシートバックに、バイク用のレッグバックを装着

バッグの入れ口を180度折り返して閉じることで防水性を保っていて、雨程度では水の侵入はなさそうです

バックル1つだけでロックされているので、バッグの開閉が楽なうえ、グローブを留めておくバンジーコードまで付いていて、グローブを脱着することがあるカヤックフィッシングでも、便利なこと間違いなし!

フィッシングカヤックのシートにコミネのレッグバックがジャストフィット

シートの背もたれとも違和感なくフィットしている状態を見ていて、おにぎりと六角レンチと...あとは何を入れておこうか?とワクワクしてしまいます。

天気と海況が良い日に早速使ってみたところ、カヤックに前向きに座った状態でも、手探りで簡単に開閉できるので、中に入れたおにぎりなどを簡単に取り出すことができました。

カヤックに防水バッグ

これまでよりも釣りに集中できるようになったので、次回のカヤックフィッシングでの釣果も楽しみです!

1月中旬の若狭湾は、成人の日のお祝いに相応しい釣果に!

世間では成人式の地域もある1月中旬の日曜日、若狭湾の天気は15時までは雨風がない予報です。

前週の新年釣り始めは、悪天で散々な結果だったので、まだ今年の幕開けと言ってもいいこの日に、同じ場所でリベンジのカヤックフィッシングをしてみます。

真冬の日本海カヤックフィッシング

体調を整えて若狭湾へ

前回の反省を活かして、前日の睡眠時間をしっかりとって、若狭湾に向かいます。

といっても、布団に入っている時間は長いものの、遠足前の子供状態で興奮してしまい、浅い眠りをダラダラと続けることになってしまいました。

出艇場所には、日の出より1時間ほど前の、月の光が海面に反射して輝いている、薄明かりの中で到着しました。

私の他には誰一人いない駐車場で、先週に続いて今日も一人? もしかして時期的に魚はいない?との考えがよぎります。

そんな不安を抱えながらも、1週間前のリベンジをしたい気持ちに背中を押されて、出艇準備を始めました。

カヤックに魚探などを艤装しはじめた頃に、ゴムボートの方が来られて同じく準備を始められたので、きっと魚影はあるに違いないという安堵感に包まれます。

リベンジに燃えつつ出艇

2馬力ボートなら、1時間もかからずに行ける距離の沖合いでは、ブリの釣果もあるらしいとの情報をいただいたため、あわよくばブリ!との下心が、小さくくすぶっています。

一方で、成人式を迎えた人へのお祝いとして、タイを1匹お土産にしたい気持ちもあります。

見た感じでは海面は穏やかで、湾の外に出ても安全にカヤックフィッシングできそうなので、実釣ポイントを通ってタイを狙いながら、新たな魚種のポイントを開拓すべく沖を目指すことにしました。

若狭湾のカヤックフィッシングは成人式の日に相応しい釣果に

湾から出ると、周りでは時折サゴシが、流線型の魚体を見せつけるように跳ねています。

タイの事績ポイントに到着後、ジグを着底させては巻き上げていると、しばらくしてタイラバのような感触のあたりがありました。

竿先がぶるぶると小さく震えますが、タイラバのクセが抜けきっていなかったので、数秒はそのままリールを巻き続けます。

しっかりとジグをくわえた感触と同時にロッドを立ててみると、フッキングの手応えがありました。

久しぶりの引きを楽しみながら50mほどリールをまくと、水面下に赤い魚体が見えてきます。

本命の色に嬉しさ全開になりながら、カヤック上にめでたい魚をお迎えしました!

成人の日のお祝いをゲットするカヤックフィッシング

自作のアシストフックが、しっかりとフッキングしていて、嬉しいですね〜

私にとってはちょうどいいサイズで、最初の1匹から、成人の日のお祝いを確保することができました。

カヤックは沖へ向かう

2匹目を狙って、少しずつ沖を目指しながら潮に流されていきます。

顔に少し感じる強さの風で、少し横方向に流されそうになるので、前回から導入したパラシュートアンカーが活躍します。

タイラバとジグを、数回ごとに交互で使っていると、ジグの時に中層で、今度はガツンと反応がでました。

元気な魚に、時折リールから糸を排出させながらも、トリプルフックをしっかりとくわえた太身のサゴシをお迎えしました。

カヤック上でも元気すぎるので、ストリンガーに固定してから、水中の姿を記念撮影をします。

若狭湾のカヤックフィッシング

このサゴシも、なんとかクーラーボックスに入る、ちょうどいいサイズです!

ブリは遠い

まだまだ沖の方の、ブリが釣れるかもしれないポイントを目指してみたいのですが、波がたってきたので、諦めることにします。

湾の出口の左端にいたので、右に流されながら湾外を横切るようにして、ポイントを開拓していくことにします。

しかし、流されて行くうちに、湾の出口の右端付近には、漁具のブイが多いことに気がつきました。

ご迷惑をおかけしたくはないので、ブイに近づかないうちに湾内へ戻ります。

湾内の方が活況になっていた

湾内に戻ると、ゴムボートが3艘、同じような場所で浮いています。

そのうちの1艘で、朝にお会いした方は、いきなり目の前で大きなサゴシをあげられました。

お話を伺うと、ナブラも湾内で数回発生したそうです。

ホウボウも釣られたとのことで、湾外巡りで少し疲れていましたが、俄然やる気になります!

出艇前に「アマダイを釣りたいですね!」と意気投合していたので、少し離れた場所で一緒にタイラバをしていると、「今ここでアマダイが釣れましたよ!」と教えていただけました。

私にも、タイラバを泳がせていると、コンコンと伝わってくる感触があります。

フッキングの反応を待ってから、期待しながらリールを巻きますが、あっさりとあがってきたのはウッカリカサゴでした。

すぐ近くにいるはずのアマダイを狙いたいので、急いでストリンガーにつけて記念撮影しておきます。

あっさりとあがってきたウッカリカサゴ

魚探では、魚がタイラバを追っかけてくるのが映っていますが、併走するだけで、なかなか食べにはきません。

しばらくその状態が続いたので、今日のタイラバのヒット色を教えて頂き、カラーチェンジして試してみたところ、すぐに反応がありました。

しかし、少し慌てて糸を巻いてしまったためにフッキングに失敗! ...欲張り心が芽生えたせいで、せっかくのチャンスを逃してしまいました。

その後、静かに時間が過ぎていき、ボートの方は、「先に戻ります」と挨拶されて、岸に向かわれます。

時合いが終わったのか、反応が出なくなったので、私も少したってから岸に向かいました。

若狭湾は1月も楽しかった!

岸に近い、水深が一気に浅くなる場所の近くでは、先ほどのボートの方がナブラ打ちをされていました。

陸に上がってからお話を伺うと、リリースしないと追いつかないほど、サゴシが入れ食い状態だったとか!

先週のカヤックフィッシングは、一人ぼっちだった上に散々な結果でしたが、穏やかな海況のこの日は魚影も濃く、私も満足の釣果が得られて、充実した一日となりました。

成人式の日の若狭湾カヤックフィッシング

まだ寒い日が続きますが、これからも当分の間は、若狭湾でカヤックフィッシングを楽しませていただけそうな気がしています。

若狭湾でソウシハギと対面!新年のカヤックフィッシングはパラシュートアンカーで

新年を迎え、毎週のように釣りをする生活も2年目に入りました。

まだまだ技術も体力も未熟なことを痛感しており、今年もスキルアップに注力したいと思いますので、応援やご指導よろしくお願いいたします。

それでは、今年最初の週末は、若狭湾でのカヤックフィッシングに向かいます!

新年の若狭湾カヤックフィッシング

風予報だけで決めた初浮き日

新年の三が日が慌ただしく過ぎていった翌日、若狭湾は午後には微風になる予報です。

風速は気にしていたものの天気予報のチェックを忘れていたので、まとまった雨が降っている早朝に、いつもの出艇場所に到着しました。

管理人さんとお話ししたりして待つこと約2時間、午前8時くらいになって雨があがります。

初めて使うパラシュートアンカーの準備などをしながら車の中ですごしていた間に、カヤック組み立てのイメージトレーニングと前準備はできていたので、出艇準備は30分くらいで済ませることができました。

まだ空には暗い雲が残っていますが、今年初のカヤックフィッシングを始めます!

若狭湾カヤックフィッシング 2020初漕ぎ

予想に反してうねりが残ります

朝まで雨が降っていたためか、海上にはカヤックもボートも見当たりません。

少し寂しい思いで、消波プロックの外まで漕いでいくと、昨年末と同様に、ベイトの魚影が魚探の画面に広がります。

ベイトだらけの若狭湾カヤックフィッシング

今回は、主に前回の実釣ポイントをまわってみる予定です。

しかし、1箇所目のポイントに向かう途中で、風は弱まっているにもかかわらず、湾の出口に近づくにつれて、大きなうねりがでてきました。

最初のポイントに到着した頃には、カヤックが上下に大きく揺られます。

重めのタイラバで、なるべく等速で動かすように努力しますが、なかなか上手くいっていないようで、たまに反応があってもフッキングには至らない状況が続きます。

睡眠時間が短かめだったことも影響したのか、そうこうしているうちに、カヤックでは初めての軽い船酔いになってしまいました。

気分を変えるために移動します

相変わらず周りにはボートもカヤックも浮いておらず、見渡す限り独りぼっちです。

コンディションが良ければ、ラッキーな状況ですが、一時的に霧雨にも降られて、さらに気分が落ち込みます。

態勢をたてなおすのが得策だと考えて、見た感じでうねりの影響が少なそうなポイントに、移動しました。

熱帯魚?

体調と海況から、今日はダメかも?との思いがよぎる中で、黙々とタイラバを泳がせます。

その時ふと、海面近くで30cmくらいの魚がカヤックに寄り添っていることに気がつきました。

あまり動きがない魚は、一度カヤックの真下に行った後、また反対側から現れます。

興味本位でランディングネットを入れてみたら、簡単に捕獲できました。

猛毒を持つソウシハギが若狭湾にいた

見たこともない魚が、ランディングネットの中で身をくねらせています。

カワハギのような感触の体表には、熱帯魚のような、奇抜な青紫色の模様があり、背ビレと腹ビレがウェービングしています。

水中にいた時よりも元気なので、病気で浮いてきたわけではなさそうです。

この時はどんな魚かわからず、また少し奇抜な魚なので食べる気にはなれずにリリースしたところ、元気に水中に潜っていきました。

ソウシハギ

帰宅後に、謎の熱帯魚もどきについて調べてみたところ、ソウシハギだと判明しました。

  • フグ目カワハギ科
  • 熱帯海域に生息しているが、近年の海水温の上昇で、徐々に北上
  • 全長は70cm近くまで成長
  • パリトキシンという解毒方法がない毒を持つ
  • 中毒症状は、痙攣、呼吸困難等

ソウシハギは持って帰らない!

...持ち帰らなくて良かったです。 我ながら英断でした!

パラシュートアンカー

その後、タイラバの針が食いちぎられることはあったものの、なかなか釣れません。

この日は船酔い症状で釣りになっていないと判断して、いつもに比べると相当早い時間に、新年初釣りは納竿としました。

今回、釣果はありませんでしたが、これまでのタイラバ釣行で垂直な釣りができなかった反省から、パラシュートアンカーを導入してみました。

三河湾で使っている小型アンカーは、水深10mくらいの深さまでしか使えないので、水深40m以上ある若狭湾では、パラシュートアンカーが活躍してくれそうです。

カヤックが流されないパラシュートアンカー

自作も考えましたが、手元に届いた既製品の丈夫そうな材質や縫製をみて、これは購入しておいて正解だと感じます。

今回のカヤック釣行で、タイラバを垂直に落とすために早速使ってみました。

カヤックフィッシングでパラシュートアンカーを便利に使う

風も潮の流れもあったこの日は、海中に入れるとすぐに、流されたパラシュートアンカーが展開します。

カヤックが、潮の流れに近い動きになるので、タイラバの動き方向は、格段に垂直に近くなります!

三河湾のような浅い海でも、潮の流れに乗りたい時には便利に使えそうです。

今回は天候と体のコンディションが悪く、釣果ゼロの短時間釣行でしたが、次回はパラシュートアンカーを上手く使って、釣果につなげたい!

陸に戻って、カヤックを車のルーフに載せたら天候が急に好転し、無風で晴れ間の日差しに海面が輝く、穏やかな海になりました。

次回は、体調を整えて、万全の構えでリベンジフィッシングを楽しみたいと思います!

お買い得なジグでサゴシと楽しむ!若狭湾カヤックフィッシング

先週は、一泊二日の釣り納め合宿をしましたが、釣り方とリリースの選択に失敗して、課題が残る結果となりました。

このまま年を越すのは、ちょっと...と思い続けて一週間後の今年最後の日曜日は、同じく若狭湾の風予報が、無風に近くて良い感じです。

これはチャンスに違いない!と確信して、本当に、そして間違いなく今年最後となるカヤックフィッシングに行ってきました。

今年のラスト カヤックフィッシング

前回の釣果

先週の釣り合宿では、1日目にはウッカリカサゴとアマダイの釣果がありましたが、同じパターンで爆釣するに違いない!と過信しすぎて、集中力を欠いた2日目は釣果ゼロとなってしまいました。

このことを教訓にして、今回のカヤックフィッシングのお題は、

  • 青物が表層で跳ねていても気を取られずに今の釣りに集中する
  • ポイント間の移動は控えめにして、少し時間をかけてじっくり粘る
  • タイラバは、垂直に落として定速巻き

の3点にしました。

これらに留意して、謙虚な気持ちを保っていられたら、今回は釣れそうな気がします!

出艇しましょう

根拠のない自信と共にですが、穏やかな気持ちで、風も穏やかな出艇場所に到着しました。

日の出までは、まだ30分ほどありますが、すでに数隻のゴムボートの方が来られていて、準備を進めています。

先週、「またお会いしましょう!」と挨拶させていただいていた、今年からゴムボート釣りを始められた方も来られていました。

ゆっくりとお話ししたいのですが、日の出時間が迫っていてお互い準備が忙しいため、午後に戻ってきた時の釣果共有まで延期とさせていただきます。

今年のラスト カヤックフィッシングを始めます

それでは、今年のラスト カヤックフィッシングを始めます

今回の釣り方は、先週と同様にタイラバを主体とする予定ですが、ジグも併用します。

何度か紹介してきましたが、この湾内は消波ブロックを出て水深20mくらいの場所が少し続いた後で、一気に水深40mまで深くなる場所があります。

この日は、水深40mまで落ちきって直ぐで、魚探の反応が良い場所があったので、まずはそこから試してみます。

ジグは海底ギリギリを狙ってカヤックの揺れで泳がせておいて放置します。

もう一本のロッドでタイラバを使っていると、2度目のフォール後の巻き上げ直後に、タイラバロッドならではの、魚からの挨拶反応がありました。

...しかし、この挨拶後に最初だけ元気がいい魚は、巻き上げるまでもなくエソです。

普通に巻き上げて、エソであることを水面越しに確認した瞬間に、ジグを泳がせて放置していたジギングロッドの鈴が鳴って、竿先が一気に曲がりました。

ジグに来た!

手にしていたタイラバロッドは、大人しくなったエソを海面近くで泳がせたままでロッドホルダーに挿しておき、ジギングロッドに持ち替えます。

糸が出ていくのでドラグを少ししめて、銀色に輝く魚体をカヤック上に引き抜きました。

カヤックフィッシング1匹目としては申し分ないサイズのサゴシ

1匹目としては申し分ない大きさのサゴシです。

2ヶ月ぶりの対面でしたが、本当に釣って楽しい魚ですね!

サゴシはストリンガーを使ってカヤック横で並走できるようにしておき、タイラバロッドにかかっていたエソはリリースしました。

出艇直後から釣果があったので、今日は絶対に釣れる!との確信が深まります。

この調子で慌てる事なく、魚探の反応の良いところを見つけて、じっくりと釣りをすることにします。

移動して2匹目を狙いましょう

ゴムボートの方々は、湾を出て少し沖合を目指されていますが、体力勝負で移動する足漕ぎカヤックの私は、ゆっくりと湾内で魚探の反応を探ります

水深50mほどの少しベイト反応らしきものがある場所で、ジグをヒラヒラと落としてみたら、フォール中にきました。

1匹目よりも元気がいいサゴシ。

1匹目よりも元気がいいサゴシです。サイズも少し大きくなりました。

今日はタイラバよりもジグがいいかも?と思い始めるきっかけとなった2匹目を確保しました。

サゴシは2匹も釣れたので、そろそろ赤い魚を見たいです!

アマダイ釣果ポイントを目指します

湾から少し出たところの、前回アマダイが釣れたポイントに向かってみます。

移動ルートの途中に漁具のブイが浮いていたので、近づかないように大きく迂回して、魚探で新規ポイントを開拓しながら進みます。

その移動途中の水深60m弱のところで、海底に魚影らしきものが映ったので、タイラバとジグをほぼ同時に落とし始めました。

先に落ちていったジグの方に、着底の手前で糸が出ていく速さに違和感があったので、タイラバは中層で止めておいて、ジギングロッドに集中します。

しかし、ジグ着底後に巻き始めてみると魚の感触が全くありません。

変だな?と思いつつ15mほど巻いてから、再度ジグを落として巻き始めたら、今度はしっかりとした反応が伝わってきました。

水面近くまで上がってきた時に、これまでの2匹と違う赤色の魚体が見えたので、期待が高まります。

アマダイ釣果ポイントでタイ!若狭湾カヤックフィッシング

アマダイではなく、タイでした。

前日に、TVの釣り番組でマダイを釣っているのを見て、自分も釣りたい!と思っていましたが、本当に来てくれました。

これでもう、心残りなく年を越せます!

ポイントを開拓しながら戻ります

3匹も釣れたので、ポイント開拓しながら戻っていこうと思い、なるべく通ったことがない場所を選んで、魚探を見ながらゆっくりとカヤックを進めていきます。

ベイトらしき反応があれば、タイラバとジグを交互に落としてみたりしながら、湾の入り口まで戻ってきました。

50mくらい離れたところで小さめのサゴシが跳ねていましたが、そちらには気をとられることなく、水深の半分ほどジグを巻いてきたところで、突然ロッドに魚の反応がありました。

スレがかりになっていたのでよく走り、結構な大物だと勘違いしましたが、それでも良いサイズのサゴシが上がってきました。

サゴシ3匹目!若狭湾カヤックフィッシング

昼の日差しを受けて、ピカピカに光っています。本当に美しい!

もう充分釣れて満足したので、これにて今年は納竿といたします。

今年のカヤックフィッシング締めくくり

出艇場所に戻ってしばらくすると、先週お話しさせていただいたゴムボートの方も戻られました。

お話しを伺うと、湾から出て少し遠くまで行かれて、やはりサゴシタイを釣られたとのこと。

釣れた仕掛けはタイラバではなくジグだったという点も私と同じなので、きっとジグでの釣果が良い日だったのでしょう。

今回使ったジグですが、この場所での過去の釣果をふまえて、

  • 目が赤い
  • 夜光塗料のゼブラ(っぽい)模様が入っている
  • そして安い!

の3点を重視して、準備してきました。

5色セットのお買い得品を見つけて入手しましたが、ほぼ晴天だったこの日は、ピンク色だけを使って4匹とも釣れました。

若狭湾カヤックフィッシング。今日の当たりジグ

自作したアシストフックよりも、後側につけた市販品のトリプルフックでのフッキングが多かったですが、こだわりをもって選んだルアーが大当たりだと、釣れた嬉しさも倍増です。

おかげさまで、今年のカヤックフィッシングを、良い結果で締めくくることができました。

来年も若狭湾でのカヤックフィッシングを、安全第一で楽しみたいと思います!

若狭湾のアマダイに会いたい!12月のカヤックフィッシング合宿

釣り未経験者が三河湾でカヤクフィッシングを始めた
今年は私にとっての釣り元年、カヤックだけでなく堤防でのエサ釣りなど、毎週末のように海釣りに出かけました。

釣果のあった魚種数はまだまだ少ないですが、記念すべき1年の総仕上げとして、なんとしてもカヤック上から赤い魚を釣りたい!ということで、12月の若狭湾でカヤックフィッシングをしてみます。

人生初のタイラバ

タイラバを使う釣りも、初めて試します。

専用の細いロッドなど、タイラバに挑戦するための道具類も、この日のために準備しました!

12月の若狭湾でカヤックフィッシング

プロローグ

2週間ほど風予報をチェックし続けて、ようやく若狭湾の風が穏やかな週末を迎えられそうになりました。

少し前に若狭湾での爆釣連絡を頂いていたちったパンダさんに、「私も若狭湾に行ってきます」と連絡したところ、なんと!スケジュール調整して頂き、ご一緒できることになりました。

当初は土曜日と日曜日のどちらかで、状況がいい方の日を選ぼうと考えていましたが、目まぐるしく風予報が変わった結果、両日とも行こう!という雰囲気になって、期せずして一泊二日の釣り合宿となりました。

一年を締めくくるのに相応しい、素晴らしいイベントに嬉しくてたまらずに、出発の前日の夜は眠りが浅くなってしまいます。

2日間もあるので、1日目は昼の出艇でもいいかと考えていましたが、予想外の早起きになってしまい、日の出時間の少し前に、出艇場所に到着しました。

12月でもカヤックフィッシング。若狭湾で赤い魚に会いたい

DAY1

出艇場所には、既にボートの方が来られていて、テキパキと準備を進めています。

短くご挨拶させていただき、私もカヤックを車のルーフから降ろしました。

既に周りは明るくなっていますが、今日がダメでも明日がある!と、あわてることなく時間をかけて、入念にカヤックと釣り具の準備をします。

今回はベイトリール2個を中心に3本のロッドを持ち込みますが、特にタイラバは初めてなので、新品のロッドとリールに気合を込めて仕掛けをつけます。

途中で管理人の方とお話したりしながら、ボートの方からは1時間ほど遅れて、出艇準備を整えました。

ベイトで魚探に濃い雲がかかります!

ベイトで魚探に雲がかかります

出艇前に管理人の方から教えていただいた、水深50mくらいのポイントを目指して漕ぎ始めます。

防波堤から出たところで、すぐに水深は20mを越えて、いつもの三河湾との違いにあらためて感動!

小魚の群れが寄ってきているようで、魚探には水深2mくらいのところから、かたまった反応が出続けます。

この雲のような反応は水深40〜50mのところまで途断える事なく続いて、この日は釣果に期待してもいい雰囲気が広がります。

ベイトだらけの若狭湾

初めてのタイラバ

水深が40mを超えるところで釣りはじめる予定でしたが、魚探があまりに良い反応を示すので、我慢できずに水深が30mくらいのところからタイラバを落としてみます。

初のタイラバなので、何もかもが手探り状態ですが、周りの魚が気付きやすそうなスピードで落ちるようにベイトリールのブレーキを調節してみます。

カヤックが流されるままに、徐々に深い場所に移動していたら、水深40mくらいのところから釣れ始めました

人生初のタイラバ釣果はエソでした

最初はエソでした! 初めて釣りましたが、よくよく見ると顔つきに愛嬌を感じます。

なかなか本命が釣れない私に相応しい一匹目ですが、もちろん海にお帰りいただきます。元気が良すぎたので、少し強めに挟んでしまってゴメンね。

それにしても、話には聞いていましたが、タイラバの釣り方って本当に面白いです。

合わせをしなくても釣れてしまう、むしろ合わせてはいけない!なんて、釣り下手で面倒くさがりな私にピッタリの釣り方です。

エソの次に姿を見せてくれたのは、ウッカリカサゴでした。 

若狭湾タイラバで、うっかりカサゴ

「明日また会おうね」と話しかけてから、海にお帰りいただきます。

なんせ今日は1日目! 偵察するくらいの気持ちで、全てリリースする予定です。

その心がけが良かったのか、すぐに別のウッカリカサゴが登場です。

若狭湾のうっかりカサゴ

少しサイズアップ!ですが、今日のところはお帰りいただきます。

赤い魚に会いたい

タイラバの釣り方がわかってきましたが、続けざまに釣れたこの場所はエソとウッカリカサゴばかりでは?という気がします。

そろそろ本命の赤い魚に会いたいと思い、湾を出て水深60mのところまで移動してみます。

2か月ほど前に来た時には、海底に魚の反応を見られませんでしたが、今回は魚探に生物反応らしきものが映ります。

ゆっくりとタイラバを着底させたら間髪いれずに、さらにゆっくりのスピードで巻き上げ始めると、もう緊張することもなくなってきたコツコツ反応があり、数秒後には、ドラグを緩めにしているスプールが回って糸が放出されていきます。

ドラグを締めて、無理をせずにゆっくりとリールを巻いていくと、我ながらビックリ! 本命のアマダイがきました。

若狭湾で初の赤魚きた!カヤックフィッシングでアマダイ

綺麗な魚ですね~! この色合い、標本にしてしまいたい美しさです。

しばし見とれてしまいますが、明日も必ず会うことを誓って、リリースします。

エソだらけになってきた

念願のアマダイが釣れた後、午後になって集中力が切れたためか、エソばかりが姿を現します。 

次々にピットインしてくるエソのパドックとして、カヤック上のペダルドライブ収納用の凹形状が、ちょうどいいと気付いてしまった頃に、日が陰って寒くなってきたので合宿初日のカヤックフィッシングは終了とします。

DAY2

山に囲まれた陸から沖への風向きとなる2日目は、曇り空ですが波は穏やかで、釣果が期待できそうです。

この日は、ちったパンダさんとほぼ同時に、穏やかな水面に出艇しました。

昨日のポイントめぐり

最初に、昨日アマダイが釣れた一番遠いポイントまで移動して試してみますが、予想外にうねりが高く、タイラバの巻き上げスピードが安定しません。

昨日と一転して魚探の反応がほぼ無い中、水深60mの場所でタイラバを往復させることの疲れだけが溜まってきたので、水深40m付近のウッカリカサゴ実績ポイントまで戻ります

若狭湾のカヤックフィッシングで作戦失敗してエソばかり

移動に時間を費やしてしまった後で、やっときてくれた一匹目はエソでした。

この後、昨日の釣果ポイントを移動しながらタイラバを巻き続けますが、何故かこの日はエソしか釣れません。

魚探には、タイラバを追いかけてくる魚が多く映っていましたが、そのほとんどが追うだけで、途中で見切って?戻っていきます。それらも全部エソだったのでしょうか?

結局、この日はお土産になる魚は全く釣れないまま、午後3時頃に陸にあがりました。

上手い人はしっかり釣っていた!

陸に上がって後片付けをしていると、ちったパンダさんも戻ってこられました。

釣果をお訪ねしてみると、「いつもと同様に釣れましたよ!」とのこと。

!!!流石です!!!

同時にあがってみえたゴムボートの方と一緒に、目を丸くしながらクーラーボックスの中のアマダイなどを見させていただきました。

エピローグ

1日目と2日目に、なぜ大きな釣果の差があったのか?

そして私が釣れなかった日でも、師匠のちったパンダさんはしっかりと結果を出している理由を考えてみます。

  • 初日の釣果に、2日目も余裕だと思っていた
  • 途中で大きな青物が跳ねているのに気をとられたりして、集中していなかった
  • ポイント間の移動をしすぎ。もう少しじっくりと粘るべし
  • 大きなうねりでタイラバを定速で巻けなかった
  • 2日目の方が、タイラバが潮に流されていた

次回に向けて、改善すべきポイントが多いですね。

自分のテクニックを磨くのに比べて、物にたよる方は一瞬ですむので、とりあえずパラシュートアンカーを入手します!

定速巻きは、タイラバの重さやドラグセッティングを調節しながら修行かな?

で、この日はボウズだった私に、ちったパンダさんが大きなプレゼントをくださいました。

ボウズの若狭湾カヤックフィッシングでお裾分けを頂く

釣れるパターンへの持ち込み方などを教えてくださり、そのうえ大きなアマダイウッカリカサゴを頂きました。

前日にリリースしたことを少し後悔していた私に、最高のクリスマスプレゼントです。ありがとうございます!

今年最後の若狭湾カヤックフィッシングと決めていましたが、次回に向けた改善点が多く、早く試してみたいので、また近いうちに行ってしまうかも。

...と家族に宣言して許可の流れをつくり始めていますが、釣れても釣れなくても、とにかくカヤックフィッシングは楽しい!

まだ釣り合宿が終わったばかりなのに、もう次回の釣行に向けて妄想しはじめています。

 

足先を暖かくして冬のカヤックフィッシングを楽しもう。12月の三河湾での釣り納め。

足先を暖かくして冬のカヤックフィッシングを楽しむ

カヤックフィッシングを始めて、もうすぐ1年。

三河湾を愛する多くの方たちと魚に支えられて、楽しくカヤックフィッシングを続けることができました。

湾内でも、ショアを含めるといろいろな場所に行っており、そこでお会いした大勢の方から釣り情報を教えていただいたりもしました。

なかなか直接お会いできない人ばかりなので、この場をかりてお礼申し上げます!

そんな、温かく親切な方たちにお会いできた三河湾で、太平洋側では今年最後となる、カヤックフィッシングをしにいきます!

三河湾でカヤックフィッシング

12月の三河湾での釣り納め

12月のカヤックフィッシングに備える

12月の三河湾でカヤックフィッシングをするにあたり、少し気になっているのが足元の防寒です。

今年の春から、サーフシューズを履いて浮いてきましたが、12月だとさすがに薄くて寒そうです。

カヤックフィッシングでサーフシューズを使う

しかも、砂浜からの出艇時に、海水に浸かって濡れてしまうので、カヤック上では冷たい状態が続きます。

足との隙間には、波で舞い上がった砂も入ってくるので、カヤック上で足に変な感触が続きます。

そこで、今回のカヤックフィッシングに合わせて、ハイソックスような形の、ダイビング用のシューズを準備してみました。

私が使っているウェットパンツ同様に、3mm厚のウェットスーツ素材でできているので、濡れても保温性が保たれます。

また、ハイソックスのような形なので、出艇時に砂が侵入することもありません。

冬の釣り納めでも、足元を快適に保ったままで、カヤックフィッシングを楽しむことができました。

三河湾に出艇

出艇時間は日の出と共に!と考えていましたが、薄明かりの中での、冷たい空気に手が動かない状態での作業に、手こずってしまいました。

波打ち際で準備を完了した時には、太陽がしっかりと顔を出しています。

冬の三河湾カヤックフィッシング

後から駐車場に到着されて、お久しぶり!と挨拶させていただいたボートのMさんは、もう準備を終えられています。

とはいえ、今日は慌てずにゆっくりと、臨機応変にポイントを変えて、久しぶりのクロソイ狙いでいく予定です。

慌てずに最後の確認...をしたところで、パドルを忘れていることに気づいて、車まで取りに戻りました。

気を取り直して出艇!

パドルを使って防波堤内から漕ぎだした後、ペダルドライブに切り替えたら、今年何匹ものクロソイと会えた、いつものポイントに向かいます。

20分ほど漕いで到着したポイントは、この時期は漁をされているようで、網が入っていて小さめのブイが浮いていました!

今年何度かこの場所でご一緒したMさんはというと、この場所からは少し離れたポイントにいます。

私もこの場所でのフィッシングはやめておき、無人島の近くまで戻ることにします。

無人島の近くでワームを泳がせます

無人島の近くにも、同じような漁業ブイがありましたが、根があるポイントが広く点在しているので、ブイからは距離をとって、カヤックを流してみます。

魚探に根が映ったところで、ロッドを持つ手にさらに神経を集中させてリールを巻くと、久しぶりのしっかりとした感覚がありました!

12月の三河湾カヤックフィッシングでクロソイ

慌てることなく、ゆっくりとリールを巻いて、ランディングネットでクロソイをあげました!

30cm弱くらいのサイズですが、丸々とした魚体で、ロッドをしならせてくれました。

このクロソイを取り込んだところで、Mさんも、無人島の近くに来られます。

Mさんは、クロソイ釣りにおける私の師匠で、ジグの選び方から釣り方まで、超初心者だった半年前の私に、丁寧に教えてくださいました。

近くに来られたMさんに、今まさに釣れたことを報告し、少し距離をおきながら、ご一緒させていただきます。

釣り師匠の背中を見て成長したい

この時私は、しばらく釣りは二の次にして、チャンス!とばかりにMさんの釣り方を、見ぬフリしながら盗み見することにしました。

前回お会いした時も、陸に戻った後で釣り方を詳しく教えていただいていたのですが、やはり実技を見ながらでないと、微妙なところで解らないこともあります。

今日はもう1匹釣れているので、釣りを焦ることもありません。

なるべく邪魔にならないように距離をとりながら、師匠の釣り方を見学させていただくと、いくつか自分の釣り方との違いが、はっきりと解ります。

そのうちに、師匠の真似をすれば釣れそうな気がしてきたので、盗み見はやめて、実践に移ります。

しかし、修行が足りないため動きがギクシャクしていたのか、次の1匹が釣れないままで時間が過ぎていきます。

そのうちに、距離が少し広がっていたMさんが近づいてきて、声をかけてくださいました。

なんと!私が苦戦している間にも、次々にクロソイをあげられていて、今釣ったばかりの1匹は、よかったらくださるとのこと。

冬の三河湾カヤックフィッシングで、クロソイをお裾分けして頂きました

私が釣ったものより大きなクロソイ、もちろんありがたく頂きます。

後ほど陸にあがった後で、他のクロソイも見せていただきましたが、みんな大きく丸々として、さすが師匠!と驚愕しました。

海上で暖かくすごせました

またまたM師匠の優しさにふれて、また自分でも1匹は釣れたことで、大満足の一日となりました。

寒さが心配された足元は、ダイビングソックスとサーフシューズの併用で、問題ないレベルだということもわかりました。

足先を暖かくして若狭湾で冬のカヤックフィッシング

出艇時に砂が足の裏に直接ついて、変な感触になることも無く、カヤックの上で快適にすごせます。

あとは、釣りのテクニックがあれば、言うことなしですね。

来年は、テクニックと釣果において、飛躍の一年にしたいです!

カヤックを車のルーフ上で保管する。カヤックカバーでいつでも出艇可能にします!

趣味のガレージでフィッシングカヤックを保管

カヤックの保管場所が遠かったので、しばらくカヤックフィッシングできない日々が続いていました。

その間にも、海上での爆釣の情報が、ネット上や親しくしていただいているカヤッカーさんから、毎週にように入ってきます。

もう我慢している場合ではない!ということで、車のルーフ上をカヤック置き場にして、いつでも浮けるようにします。

カヤックを車のルーフ上で保管します

 

 

車のルーフ上に、いつもカヤックを載せておくということ

普段使っている車のルーフに、いつもカヤックを載せておくにあたり、気になるのが直射日光によるカヤックの劣化や、落ち葉がたまってしまうことです。

また、周りから不審な目で見られるのも、なるべく避けたいところです。

冬になるとよく見かける、スキーやスノーボードを収納するためのルーフボックスのように、さりげなくルーフに載せておくためには?と考えて、カバーをしておくしかない!という結論に達しました。

カヤック用のカバーは、自転車やバイク用のカバーと同じような生地の、平地での保管用のものが入手できます。

時速100km/hまでスピードをだすことがある車のルーフ上で使うために、カバーをしたカヤックをベルトなどでぐるぐる巻きにしてもいいのですが、もう少し使いやすいようなカバーへの改造や、固定方法への工夫を加えてみます。

カヤック用カバーの選び方 

カヤックを保管するためのカバーは、通販サイトでもすぐに見つけられます。

いくつかの出店者のカバーを比べてみますが、ほとんどのものが少し不思議なサイズ表記になっていて、平らな場所に展開した時のカバーの長さで表されていました。

そのままカヤックの長さに当てはめるのではなく、換算表で選ばないといけないので、注意が必要です。

今回、通販サイトで選んだカバーは、下の表のようになっていました。

カヤックカバーのサイズ表記に注意

私のカヤックは長さ3.15mで、幅は0.9mと少し太目の部類に入るので、ここは自信をもって、4.0mのカバーを選びます!

さっそく、カヤック ストレージカバーシールド を入手して、カヤックに被せてみました。

カヤップにぴったりサイズのストレージカバー

カバーとは別に、3mの荷締めベルト2本のセットも入手しておきました。車のルーフ上をイメ-ジして、ベルトも巻いてみます。

ラダーが全長よりも飛び出しているためか、カバーは予想以上のジャストフィットで、これなら車のルーフ上でもうまく使えそうです!

ただし、走行時に風で飛ばされて周りの迷惑になるようなことは、確実に防止したいところです。

また、しっかり防水性能があるため、車のルーフ上に普通に置いたカヤックでは、雨が降ると風呂桶のようになってしまう可能性があります。

これらのことから、カバーに少し改造を加えてみることにしました。

カヤックを車のルーフ上で保管するためにカバーを改造

改造といっても難しいものではなく、とにかくハトメを付けて、水抜き穴にしたり、アンカーポイントにする計画です。

カバーを固定するために、他にもアクセサリーカラビナ伸縮バンドも準備しました。

カバーに雨がたまらないようにします

この改造を加える前の、強めの雨の日の出来事ですが、カバーをしたカヤックを車のルーフに載せていたら、信号で止まるたびに、カバーにたまった水が滝のように落ちてきました!

ルーフに載せているカヤックのバランスにとって良いことはなく、また歩行者の方への影響もあるかもしれないので、水抜き穴を追加して、カヤックカバーに雨水がたまらないようにします

カヤックに装着した状態で、カバーの水がたまりやすい場所に、キリ状の工具で穴をあけてハトメを付けていきます。

ルーフ上のカヤックカバーに水抜き穴を追加
ルーフ上のカヤックカバーに雨がたまらないようにします

カバーの水抜き穴は、カヤックのドレンプラグとペダルユニットを装着する部位の近くに、カヤックまで穴をあけてしまわないように注意しながら、設定しておきました。

カヤックカバーに水抜き穴を追加

風でバタつかないようにします

カヤックを車のルーフに縛り付けた状態は、下の写真のようになっています。

カバーする前の車のルーフ上カヤック

この上からカヤックカバーを被せるのですが、ストラップベルトで固定している部位は、カヤックとカバーの間に隙間ができやすく、走行時にカバーがバタバタするきっかけになります。

そこで、水抜き穴を設定する時に使ったものと同じハトメで穴をあけて、アクセサリーカラビナを使いながら、カバーをしっかりとカヤックに密着させます。

カヤックの先端近くには、伸縮バンドも使ってみました。

走行中にカヤックカバーがバタバタしないようにします

伸縮バンドの中央部はルーフキャリアに結びつけておいて、もしも走行中にカバーから外れることがあっても、道路上に落とさないようにしています。
カバーの他の場所も固定したいので、 カヤックをルーフに固定しているストラップベルトの金具にも、アクセサリーカラビナでカバーを固定しておきます

カヤックカバーをカラビナでしっかり固定
ルーフキャリアのカヤックカバーが飛ばないようにします

ここまで留めておけば、走行中にカバーが大きくバタつくこともなく、飛んでいくこともないと思われます!

カヤックを載せっぱなしでも大丈夫!

カバーが走行中に飛ばないように、伸縮バンドやアクセサリーカラビナで固定しましたが、さらに荷締めベルト2本を使ってカバーを固定しておきます。

カヤックは車に載せっぱなしですが今のところ問題なし

カヤックの形がわかるほどカバーがピッタリと密着していて、当初狙っていたルーフボックス風のさりげなさは得られませんでしたが、これなら高速道路を走行しても大丈夫そうです!

天気がいい日はいつでも海に浮かぶことができるようになったので、早速カヤックフィッシングに行ってきました。

三河湾カヤクフィッシングでクロソイとご対面

手元にカヤックがなかった夏の間は、陸っぱりでのアナゴやセイゴとのご対面が続いていましたが、半年ぶりにクロソイとも会うことができて大満足です!

さて、次の週末はどこで浮きましょうか?

足こぎカヤックのスピードを手軽にあげたい! ペダルカバーで効率アップ

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時速一桁km/hくらいのスピードしか出せないフィッシングカヤックでは、一生懸命に漕いでも期待どおりに進まないことに、もどかしさを感じることがあります。

そこで、漕ぐ人を鍛える以外の方法で、足こぎカヤックの最高速度や巡航速度をあげる方法を考えてみました。

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ペダル式足こぎカヤックのスピード

日本で使われるフィッシングカヤックはパドルを使って推進するものが主流ですが、足こぎカヤックを使われる方も少なくありません。

足こぎカヤックにも種類があって、フィン式とスクリュー(プロペラ)式のものがあります。

それらの足こぎカヤックの中でもスピードが速いものは、フィン式で細身の船体のようです。

プロペラ式でもスピード重視のものがありますが、よく見かけるのは逆にスピードはそこそこで、安定性の良さに重点をおいた足こぎカヤックです。

私の愛艇も安定性を重視した設計で、スピードは遅めの部類に入ります。

息を切らさずにこぎ続けられる巡航スピードは4km/hくらい、瞬間的に出せる最高スピードは6km/hくらいで、パドル式で流線型のカヤックに比べると、時速数キロは遅いカヤックです。

足漕こぎカヤックのペダルドライブ

落水は避けたいので安定性を重視して選択したカヤックなので、その性能には満足しているのですが、できることならスピードを少し速くしたいところです。

出力を増やしたい

実はボイルなどのチャンスに遭遇したことがないので、カヤックを最高速度で動かしたい!と思う状況には、一度も遭遇したことがありません。

それよりも、少しでも巡航スピードを早くしたいというのが、少し離れたポイント間の移動が多いカヤックフィッシングをしていて、よく思うことです。

動力源である自分を鍛えるのが一番いいということは理解していますが、そこまでストイックにはなれません。

のんびりと釣りを楽しんでいるので、普段から体を鍛える努力はしなくても、とにかく楽にカヤックを漕いで移動したいだけです。

そこで考えたのが、足で漕ぐ力のプロペラへの伝達効率をあげることです。そして思いついたのが、競技用自転車のペダルでした。

最近のロードレーサーなどでは、シューズがしっかりと固定されるビンディングペダルを使うのが主流ですが、昔はストラップで固定するタイプのものもありました。

足こぎカヤックにロードレーサーのペダルをつけてみたい

ほとんどの一般的な靴で使えるので、私は今でもロードレーサーに付けて、コンビニへのちょい乗り用で愛用しています。

このようなペダルであれば、マリンシューズを履いた足でもペダルと一体化されるので、漕ぐ時に押す力だけでなく、引く力も使えます!
少し気になるのが、常に海水にさらされても大丈夫なのか?という点でした。

ストラップで足をペダルに固定してみます

自転車用の部品に、海水で錆びないような考慮がされているとは思えません。

そこで簡易的に、足こぎカヤックのドライブユニットに付いているペダルに、汎用のストラップをつけて試してみました。

足漕ぎカヤックのペダル改良

結果は...残念ながら、あまり効果がありません。

多少は足を引く力を使えるのですが、ストラップが細すぎて足を固定しきれていないため、引き足の力が逃げてしまうだけでなく、漕ぐ時に痛みすら感じてしまいます。

フィットネスバイクは引き足も使える!

足こぎカヤックで、足を引く時の力を使えて、錆びないものはないかと考えていたところ、偶然にも脱メタボ研修を受けて、フィットネスバイクをこぐ機会がありました。

これまでフィットネスジムには行ったことがありませんでしたが、ここで出会ったフィットネスバイクのペダルには、布製のトーカバー状のストラップが付いていて、まさに探し求めていたものだ!と、衝撃を受けました。

マジックテープでカバーの大きさを調節してフィットネスバイクを漕いでみたところ、足への装着感も抜群によく、引き足の力もしっかりとペダルに伝わります。

あまりにも気に入ってしまったので、この日は他の器具には目もくれず、ずっとフィットネスバイクに座ってカヤック上の自分をイメージしていました。

帰宅後に通販サイトで調べてみたところ、このカバー状のストラップベルトは、すぐに見つかりました。

早速入手して、カヤックのペダルに取り付けてみます。

足こぎカヤックのスピードを手軽にあげたい

海上でスピードの差を実感

装着後、天気が良い日にカヤックを浮かべてみました。

予想どおり、明らかに軽い力でカヤックが進みます

これまでは、左右の足が共にペダルを押していないタイミングでスクリューの回転角速度がおちて回転ムラが発生していましたが、このストラップベルトのおかげで常に同じ回転角速度を保つことができて、滑らかにカヤックを進めている感触です。

足こぎカヤックのスピードをあげるためにペダルに小細工してみます

その後も数回にわたって、海上でストラップベルトを使い続けていますが、塩水による劣化もなく、足の動きを無駄なくスクリューに伝えてくれています。

足こぎカヤック限定ですが、フラットペダルでは無駄になっている引き足の力を有効活用して、カヤックのスピードを簡単にあげられる、たいへん便利なアイテムを見つけることができました!

若狭湾に初出艇。海中撮影では攻撃的なお客様も!

久しぶりのカヤックフィッシングは、愛知県を飛び出して、福井県への遠征となりました!

これまで修行を積んできた三河湾とは違う環境に、行く前日からハイテンションが止まりません!

若狭湾でカヤックフィッシング

 

久しぶりのカヤックフィッシングは、ご一緒させて頂きます

3ヶ月ほどカヤックから物理的に遠ざかっていて、浮かびたい気持ちだけが高まっていましたが、10月になってカヤックを手元における日を、3日間ほどつくることができました!

以前にお誘いいただいて、今度一緒に浮きましょう!と意気投合していたのに、3ヶ月もお待たせしてしまったちったパンダさんに、すぐに連絡します。

ちったパンダさんからは、速攻でお返事頂いた上に、私の予定にも合わせて頂けるとのことで、感謝するばかりです。

とはいえ、3日間の天気予報は全国的に不順となっており、天気予報の好転を祈りながら、決行日は直前に決めることにします。

場所は近場の三河湾しか無理かな?と、計画していました。

奇跡的に風が弱い!

カヤックフィッシング候補日3日間の初日は、中部地方は強風の予報で、カヤックを出せる雰囲気ではありません。

ちったパンダさんと連絡をとり合い、平日ですが2日目を本命日として計画します。

しかし、秋の天気?なのか、1日の中でも風の強弱の差が激しく、三河湾にカヤックを出せても日中の数時間といった予報です。

そんな中で、ちったパンダさんから、福井県はいかがでしょうか?との提案がありました。

早速、風予報を見てみると、若狭湾の一部に、1日中微風の場所があります!

日本海側の豊かな海の幸についての情報は、これまでに各方面から得ていました。

しかし、日本海側のイメージが、三河湾よりも深くて荒々しい海なので、これまで一人で行く事は考えたことがありませんでした。

そんな、怖いけれど豊かな日本海に、信頼できる方と一緒に浮けるなら、願ったりかなったりです。

既に若狭湾で浮いたことがある、ちったパンダさんに場所の選定をお願いして、準備していた釣り道具を、水深50mを想定したものに変更しました。

朝5時に集合します

ちったパンダさんとは、出艇地の近くで、朝5時に集合です。

前日から気分が高まっていて、家の布団の中では寝られない可能性があったので、待ち合わせ場所に前日入りして、運転で軽く疲れた状態から車中泊で熟睡する作戦です。

寒くはなかったこともあり、車中でうまく睡眠を取れた朝、集合予定時間の20分ほど前に、ちったパンダさんが到着されました。

初めてお会いしましたが、メールでの文面同様に気遣いと優しさが物腰に表れている方で、すぐに信頼度と親近感が100%です!

簡単に挨拶させていただいた後、出艇地まで先導してもらいながら車で移動しました。

曇りですが、ほぼ日の出時間に出艇

この日の出艇地の天気は、風がないものの太陽も顔を出さない、曇り空の1日です。

まだ薄暗い中で、周りのボートの方達のテキパキとした作業の雰囲気に背中を押されながら、出艇準備を進めます。

10月の若狭湾でカヤックフィッシング

日の出時間を少し過ぎた頃に準備完了!  記念すべき、日本海側での初カヤックの開始です。

魚がいる雰囲気...しかない!

消波ブロックの突堤を出て、パドルからペダルドライブに切り替えて漕ぎ始めると、すぐに水深が20mを超えて、まだまだ深くなっていきます。

そして入り江の両側の切り立った岸は、魚だったら住みたくなるに違いない穴や亀裂がある地形が続きます。

若狭湾はカサゴの住処だらけ

これだけ岸に近づいても、水深は20m以上あり、カヤックが座礁する心配も少なくてすみます!

三河湾でのカヤックフィッシングでは見たこともない風景に、もう興奮しっぱなしです。

ちょっと沖まで偵察しに行きます

岸近くの景色は魚の雰囲気が満載ですが、魚探には思い描いていた大物の姿が映りません。

まずは、他のところも偵察しようと思い、入り江から出て、少し沖の方まで漕いでみます。

水深は、三河湾とは比べものにならないほど急激に深くなっていきましたが、60mを超えたところで平坦な海底地形になりました。

若狭湾 水深60mでのカヤックフィッシング

少し沖の小島付近を目指して、しばらくそのまま漕ぎ進みましたが、魚探に映る平らな海底の様子に変わりがなく、また魚の気配を感じることもありません。

そのまま小島の方に進んで海底のストラクチャーを探すことも考えましたが、徐々に高く感じるようになってきた波に対しての安全性も考慮して、入り江の出口付近まで引き返すことにしました。

根魚のマンション!

水深がある若狭湾にどんな魚がいるのか、この時点ではまだわかりません。

深い場所での釣り方は、周りのボートの方たちの釣れた時の様子を参考にさせていただくことにして、最初はもっとも釣れそうな場所で遊んでみます。

入り江付近の岸沿いは、根魚たちの生活感が溢れている地形が続きます。

その中でも、断崖絶壁で陸からは容易に近づけない場所を選んで、根魚をワームで誘ってみることにしました。

カサゴの巣にカヤックからワームを投げてみましょう

ワームは、三河湾で使っているものと同じですが、曇り空の天気と、洞窟のような薄暗い場所を通すことから、オレンジ色のものを選択します。

少しずつ場所を変えながら20投ほどした時に、ジグヘッドが岩に当たる感覚とは違う反応があり、軽く合わせてみると、竿先がぶるぶると震えました!

若狭湾で対面する人生初の魚は、うっかりかさごでした。

若狭湾カヤックフィッシングで初カサゴ

20cmくらいの大きさで美味しくいただけそうなので、キープさせていただきいただきます。

その後の10投目くらいで、同じような反応があったものの、食いちぎられそうな状態になったワームだけが戻ってきました。

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この歯型、フグでしょうか?

オレンジ色のワームは予備の持ち合わせがなかったので、ピンク色のものに付け替えて続行します。

20分ほどで、2匹目も釣れました。

若狭湾カヤックフィッシングでカサゴ2匹目

水深40mの世界を覗きます

せっかくの日本海側、カサゴ以外の魚にも会ってみたいので、岸から離れて、入り江の出口中央付近に移動して、水深40mほどの場所で30gのジグを落としてみます。

魚探にはジグ以外に何も映りませんが、大きめの魚が水面の近くで反転するので、水面には静かな波紋がたまに現れます。

ボートの方が、魚が反転したあたりをルアーで狙われていたので、釣れたら参考にさせていただこうと思い、リールをまく手を止めて休憩しながら観戦してみます。

ボラと違って空中まで勢いよく跳ねることがないので、姿も名前もわからない魚は、水面付近に来たかと思うと、すぐに深くに潜っていき、次に違う場所の水面近くに現れるということを繰り返しています。

ボートの方も、うまく場所を特定しきれなかったようで、あきらめて違うポイントに移っていきました。

私は?というと、しばらくそのまま休憩しながら、どんな魚だったのかと、ぼーっと考えていました。

次に波紋が現れる場所を探して水面を眺めていると、視界の端で、海中にジグを入れっぱなしにしていたロッドの釣り糸が、急に緩んだことに気がつきました。

ジグがリーダーから外れたのか?と思い、リールをまくと、明らかな生物反応と共に、釣り糸が左右に走ります!

えっ、何、なに?と軽くパニックになりながらもリールを巻き続けると、40cmくらいのサゴシをカヤック上にお迎えしました。

パニック継続中で写真を撮ることを忘れてしまったので、後ほど海中で撮影した、スリーショット写真での紹介です。

日本海カヤックでサゴシきた!

ジグを海底から数mあげた状態で放置していただけですが、少しカヤックが横揺れしていたので、それがロッドに伝わって、ちょうどいいジグの動きをつくっていたのかもしれません。

ジグは一口で飲み込まれていたようで、出血の様子から、最初は口内のエラ付近に軽く引っかかっていて、リールを巻いた時にトリプルフックが口先にしっかり引っかかったようです。

若狭湾の海底の様子を見てみます

カサゴもサゴシも釣れたので、若狭湾での初ミッションはクリアしたかのような安堵感に包まれて、気持ちに余裕が生まれました。

そこで、海底の状態を知るために、海中撮影してみることにします。

水深40mの海底に、防水ケースに小改造を加えたアクションカムを、1分ほど沈めてみます。

映像確認は帰宅後でしたが、今回も面白いものが映っていました!


若狭湾の海底を覗いてみたら、イカに攻撃された

イカは釣ったことがありませんが、こんな平らな海底にも、普通にいるのですね!

白色のアクションカムを、同類だと思ったようで、執拗に攻撃しています。

水深40mの水中撮影で使うカメラ

アクションカムは、ベイトリールで海底に降ろしていましたが、カヤックの上ではイカの攻撃に気付きませんでした。

ジグでの釣りを続けます

その場で映像を確認しなかったので、海底にイカが隠れていることには気づかないままで、釣りを続けます。

カヤック近くの水面で、波紋が出始めたので、先程サゴシが釣れたジグを、海底まで落としては巻きあげることを繰り返します。

10分ほど繰り返して、水面に現れる波紋の頻度が減ってきた頃に、着底して巻き上げ始めた直後のジグに反応がありました!

しっかり合わせを入れて、今度は冷静に、左右に走る魚を引き寄せます。

水面近くまで上がってきた魚は、先程のサゴシよりも重く、カヤックの下にも走ろうとします。

ランディングネットですくい上げるようにして、無事にとりこみました!

若狭湾で50cmのサゴシ釣れました

今度は、トリプルフックが一発でしっかりと刺さった、50cmくらいのサゴシです。

大きめのランディングネットを使い切った感があるサイズの魚は、カヤックフィッシングでは初めてのことです。

この日の若狭湾の釣りを振り返ってみます

サゴシを2匹釣って充分に楽しめたので、根魚マンションにワームを通して様子を探りながら、ゆっくりと出艇地に戻りました。

この数ヶ月は、カヤックに乗れずに陸っぱりばかりでしたが、釣りが上手な方の動画やブログをみて、いろいろと勉強していました。

まだ未熟者なので、いつも行き当たりばったりの釣りですが、状況に応じて釣れる手法や道具を考えて、その都度切り替えることが、少しできるようになったかなと感じます。

作戦が当たると、釣れた喜びも倍増ですしね!

こんな楽しい釣行に誘っていただいた、ちったパンダさんに大感謝です!

この日は、仕掛けやワームの色を頻繁に変えて試してみましたが、ずっと曇りがちだった若狭湾で、この日の当たりワームは蛍光色、当たりジグはゼブラグローでした。

雨の日の釣りスタイル。屋根で堤防釣りを快適にしたい

毎日のようにカヤックフィッシングをしたい気持ちが高まっていますが、強風で天気が悪い日には、安全を優先して、海上に行くのは諦めています。

そんな、カヤックに向かない天気の日には、堤防などで陸から釣りスキルの習得に努めていますが、雨の日が多くて不便を感じることが多々あります。

そこで、釣りポイントに車を横付けできる場合を主眼に、雨の日の便利アイテムを導入してみます。

釣りポイントに車を横付けできる場合の、便利アイテム

 

雨の夜釣りは晴れの日より釣れる?

カヤックフィッシングは明るい日中にしかできませんが、陸っぱりの場合は暑さや強い日差しを避けて、夜釣りをすることが多くなっています。

周りに他の釣り人が少ないので、広くポイントを探れるのも夜釣りのメリットですね。

海中も暗いため、釣り下手な私でも魚に仕掛けが見切られにくいのか、夜明けの捕食タイムよりも魚の食いつきがいいような気もしています。

雨が降ると、さらに釣り人が少なくなるので、チャンス!とばかりに喜んで釣りに出かけています。

聞くところによると、雨が水面を叩くことで、私の気配も気づかれなくなるらしい! とか。

とにかく何かが釣れたら楽しい私にとって、雨の夜釣りは良い事づくめです。

日没から日の出まで夜釣りをしていますが、実際のところ、晴れの夜釣りでは数匹しか釣れなくても、雨の夜釣りでは平均的に2倍近く釣れています。

春から秋の季節で、イソメなどを使った餌釣りスタイルですが、私の場合は、

雨の日 > 晴れの日

の釣果だと言ってもよさそうです。

雨の釣りでの困りごと

 服が濡れてくるような降りかたの雨になるとカッパを着て、その上からライフジャケットを装着して釣りをしています。

釣り竿を扱っている時は、この格好でも問題はなく、むしろ半袖Tシャツに比べて蚊に刺されなくて快適です。

しかし、置き竿にして、椅子に腰掛けて魚の反応を待っている時には、カッパに当たる雨粒の音が気になっったり、手先が濡れて作業しにくくなってしまいます

また、服までは濡れないとはいえ、雨に打たれ続けていると、少し寂しい気持ちにもなってきます。

そこで、自分の周りに濡れない空間を作ることを検討してみることにしました。

雨をしのいで釣りを楽しめるグッズを探してみます

釣りに使える雨具など、小さなものから順に検討してみました。

屋根付きの椅子

置き竿で魚の反応を待っている時間が長いので、とりあえず椅子の周りだけ濡れない空間があれば十分です。

真っ先に思いつくのが、ビーチパラソルのような大きな傘ですが、最も雨に濡れない傘の中央部にポールが立っているので、椅子との相性が悪く、雨傘の用途ではスペース効率が良くありません。

それでは天蓋付きの椅子はないかと調べてみると、すぐに見つかりました!

ディレクターチェア風の椅子に屋根が一体化されているので、日除けの用途としては機能的で、晴天の昼間に釣りをする時に使ってみたい椅子です。

たいへん心惹かれましたが、天蓋の長さがあと少し足らずに、座った時には脚が雨にあたってしまいそうです。

もう少し大きかったら完璧ですが、雨の日の釣り用途としての選択肢からは、後ろ髪をひかれながらも除外しました。

雨のアウトドアにはタープですね!

広めの屋根が欲しいとなると、次に思いつくのはタープです。

キャンプ用の3mや4mのタープは持っているものの、釣り場で使うには大きすぎます。

他の釣り人や通りがかった方の邪魔にならないような、なるべく小さめのタープを探してみたところ、車のオーニング用途ですが、幅と長さともに1.7mの、使いやすそうなサイズのものを見つけました!

メルテック カーサイドタープをジムニーに使ってみる

見つけたのは、メルテックのカーサイドタープです。

約2mの高さのポールが2本付属しているので、いろいろなバリエーションで使えて、タープを斜めに設置すれば、周りの方の邪魔にならないくらいコンパクトに使えそうです。

週末の天気が雨予報だったこともあり、早速入手してみました。

タープ(オーニング)を使ってみます

明るい昼間のうちに、入手したタープを、車との相性も含めて試してみました。

ちなみに、夜の実釣で使う時は、極力まわりの迷惑にならないように、釣り人が少ない場所と時間を選んでいます。 

試し張りの前に、使う車の紹介

車は軽自動車のジムニーで、ルーフラックをつけています。

ルーフラックをオーニングの固定に使ってみる

タープには、車側の固定用に吸盤が2個付属していますが、この吸盤は使わずに、ルーフラックにキャンプ用のガイライン(パラコード)を使って固定してみます。

タープ(オーニング)の収納サイズ

入手したカーサイドタープは、バイクツーリングにも持っていけるほどコンパクトで、長さ55cmで10x10cmサイズの箱にぴったりと収まって届きました。

(下の写真では上側の青い収納袋)

コンパクトに収納できるカーサイドタープ(オーニング)

写真で下側のアルミパイプのキャンプ用軽量チェアは、収納状態の大きさ比較のために置いてみました。

ポール付きのタープなのに、軽量チェアと同じくらいの大きさで、収納サイズは満足レベルです。

タープ部を組み立てます

タープ本体の骨組みは、ドーム型テントと同じような構造です。

グラスファイバーのポールは、テントほど曲げなくていいので、楽に組み立てることができます

1.7m四方のコンパクトタープ

1.7m四方のコンパクトタープは、組み立てだけでなく、広げたままで持ち運んだりするのも簡単です。

タープを車のルーフラックに連結

釣りに行った時には、車の後ろ側で仕掛けを作ったりしています。

今回入手したタープは車の側面側に設置する前提でつくられていますが、車の後ろ側に設置してみます。

カーサイドタープをカーバックに設置
カーサイドタープを斜めに設置

軽自動車の幅よりも少しだけ大きいタープは、車の後ろ側でも相性が良い雰囲気です。

風がある日に低めの張り方にすることを想定して、試しにポールの角度を寝かしてみました。どのような角度でも、天蓋部のグラスファイバーポールのおかげで、タープの形が崩れないので良い感じです。

ポールの気遣いが嬉しい

先ほどのお試し設置では、ポールの角度を変えて高さ調整しましたが、実は5分割ポールの中間節の長さは、2種類のものが使われています。

合計6種類の組み合わせから、状況に応じてポールの長さを選ぶことができるので便利ですね!
ポール間を接続するバネも、ちょうどいい勘合感なので、他のタープでも流用したくなります。

取りまわししやすい大きさのタープと相まって躊躇せずに使えるので、雨の天気予報は、もう気になりません!

3本以上収納できる大型ロッドケース。釣り道具を一度にたくさん持っていきたい!

少し歩く距離がある釣り場に釣り竿を数本持っていきたい

少し歩く距離がある釣り場に行くことがありますが、釣り竿を数本持っていきたい時に、その持ち運びに苦労していました。

そこで、釣り竿だけでなくランディングネットや仕掛けなどを余裕をもって収納できる、ロッドケースを探してみました。

釣り竿が3本入るロッドケース

ロッドケースが欲しくなる

なかなか釣りのテクニックが上達しませんが、だからこそ!?なのか、高切れした釣り糸とともに、仕掛けを海底に置いてきてしまうことが多発します。

また、どのような仕掛け(釣り方)が正解なのか分からないため、2種類の仕掛け(釣り竿)を同時に使うこともあります。

その結果、防波堤などでの陸からの釣りでは、限られた一回の釣り時間を有効に使うべく、釣り竿を数本持っていくようになりました。

ポイントまで距離があって歩かないといけない時には、数本の釣り竿の持ち運びに苦労するので、クーラーボックス内に伸縮式の竿を入れて運んだりもしていました。

しかしそれも限界があって、釣りポイントに着いた時には腕が疲れていることも多々あり、便利に使えるロッドケースが欲しくなりました。

ロッドケース選択の条件

私が楽しんでいるような海での投げ釣りに行く場合で、使いやすいロッドケースを探してみました。

条件は、

  • 仕舞い長さ80cmほどの釣り竿が3本入る
  • ケースに入りきらない長さの釣り竿やランディングネットは、ケースの外側につけて運ぶことができる
  • リールや仕掛けなども収納できる

の3項目として、早速ロッドケースを探してみますが、釣り竿は多くても2本まで収納というものが多数で、大型のものは、なかなか見つけられません。

釣り場に合った釣り竿と仕掛けの組み合わせが分かっている場合は、その1セットだけをコンパクトに持ち運ぶのは正解だと思います。

しかし私の場合は当てはまらず、釣り方を変えて試してもみたいので、荷物が増えてでも3本以上の釣り竿を持っていきたいところです。

他の用途のケースならピッタリのものがあるかも?と思い、ロッドケースとして設計されたもの以外まで範囲を広げて、条件に合うものを探してみることにしました。

ロッドケースではありませんが、いいもの見つけました

釣り竿3本を、できればリールを付けたまま収納できる大きさで、肩からかけられるバッグやケース類を調べていて、以外なケースが目にとまりました。

サバイバルゲームなどに持っていくライフルケースです。

外側にはMOLLE(モール)システム用のウェビングが縫い付けられていて、ゴムバンド状のアタッチメント(ウェブドミネーター)を使えば、長めの仕舞い寸法の釣り竿も、くくりつける事ができます

スポンジ入りの生地で作られているので、薄い生地のロッドケースに比べて、中に入れた釣り道具の保護性は格段に上がります。

収納室には、釣り竿(本来はライフル)を固定する為の切れ込みが入った仕切り板もついています。

この仕切り板は、マジックファスナーで脱着できるので、釣り竿の仕舞い長さに応じて位置を変えることもできます。

もうコレしかない!と思い、居ても立っても居られず、MOLLEシステムのアタッチメント類やポーチとともに入手しました。

MOLLEシステムのアタッチメント類やポーチでロッドケースをつくる

タクティカルなロッドケースの収納力

それでは、ロッドケース用途で入手したケースの収納力を、実際に釣り道具を収納しながら紹介いたします。

外側にランディングネットの柄を付けます

ケースと共に入手したアタッチメント類から、本来はウェビングの長さが余った場合に束ねておくためのウェブドミネーターを使って、ランディングネットの柄を固定します。

ケースの外側に縫製されているPALSウェビングに、ウェブドミネーターを4個装着して、柄をつけてみました。

ウェブドミネーター4個でロッドケースにランセィングネットホルダーをつくる

2箇所だけだと、ウェブドミネーターのゴムがはずれる不安がありますが、4箇所だと確実に固定されている感があって安心です。

同じくケースの外側につけた、MOLLEシステム採用のポーチは、簡単かつ確実に装着できました。

釣り竿を3本固定します

カヤックフィッシングでも使いたいと思って揃えた釣り竿は、狭いカヤック上での使いやすさを考えて、伸縮式(テレスコピック)のものが多くなっています。

伸縮式の釣り竿の中から3本を、ケースに収納してみました。

釣り竿3本を収納するロッドホルダー

切れ込み付きの仕切り板を、ちょうどいい間隔にしてケースに固定します。

切れ込みの形が絶妙なので、釣り竿がしっかりと固定されています

3本の釣り竿のうちの2本は、それぞれベイトリールと3000番代のスピニングリールを付けたままで入れていますが、ケースの大きさに余裕があるので、無理なく収まっています。

釣り竿(ロッド)が3本入るタクティカルなロッドケース

ジグや仕掛けを入れます

ケースには、釣り竿3本を入れてもまだ余裕があります。

余っているスペースに、ジグや仕掛けを入れてみます。

大容量のロッドホルダーにタックルボックスも入れてみます

釣り竿を固定している仕切り板の外側に、仕掛けを入れたプラスチックケース1つと、ジグ類を入れた収納袋2つがちょうど収まりました。

その他のものも入ります

反対側の仕切り板の外側には、水汲みバケツなどを入れてみました。

大容量のロッドホルダーに水汲みバケツも入れてみます

まだ余裕があるので、釣りパターンに応じて餌箱や撒き餌なども詰め込んでいます。

予想外の展開にも対応できるロッドケース

MOLLEシステムを活用したポーチ類をつけているので、釣り具やお菓子!などをまだまだ持っていくことができます。

ロッドケース自体の両端末部にも外側ポケットが付いているので、紹介してきた釣り具以外にも収納可能です。

タクティカルな雰囲気のロッドケース

タクティカルな雰囲気ですが、現地に到着したら、予想外の魚が群れていた!というような場合にも対応できるように、第2や第3の仕掛けを忍ばせておける、奥深いロッドケースとして愛用しています。

有名3社のビギナー向けリールで一番おすすめなのは?メンテナンス分解しながら比較してみます。

いろんなリールを分解しながら比較してみます。初心者が選んだエントリークラスのメンテナンス

漁港や堤防など、浅場での釣りでは、根がかりで糸が切れてしまうことがよくあります。

しかし、夜釣りやカヤックフィッシングの最中に、リーダーを結びなおしたりするのは避けたい作業なので、予備のリールが欲しくなります。

一方で、道具の良し悪しもよくわかっていない「下手の釣り好き」ですが、もしかして道具を変えてみたら、もっと釣れるかもしれない!という、他力本願な考えも沸いてきます。

そこで、有名メーカーの、実勢価格数千円以下で買える、エントリークラスのリールを揃えてみました!

実際に比較しながら使ってみて気付いた事もあるので、その機構や使い心地を、写真とともに紹介いたします。

いろんなリールを分解しながら比較してみます

 

シマノ、ダイワ、アブガルシアの、エントリークラス リール

もともとお買い得なリールしか買っていませんが、3000番くらいのスピニングリールで、各社の一番安く入手できるものを選んでみました。

安物買いの...という言葉もありますが、もしも、このまま釣りが上手くなって高級なリールが欲しくなったとしても、どのメーカーのものを選ぶか迷ってしまいます。

その時がきたら、エントリークラスにも手を抜いていないメーカーであれば、間違いない!と自分で納得するためにも、今回の出費は無駄にならない筈です。

前置きはこれくらいにして、下の3個のリールを、3,000円以下で入手しました。

  • アブガルシア 17カーディナル S2500D
  • シマノ アリビオ C3000
  • ダイワ 16ジョイナス 3000

これらのリールの諸元値比較表にしてみました。

シマノ、ダイワ、アブガルシアの、エントリークラス リール 比較

これら3個のリールをメンテナンスできる程度に分解して、機構を比較しながら、それぞれの特徴を紹介していきます。

ここから後は、各々のリールを、「アブガルシア」「シマノ」「ダイワ」と簡略化して呼称させていただく場合がありますが、各社のリール全てを意味してはいませんので、ご承知おきくださいね!

リールを分解していきます

これから紹介する写真では、リールの並び順は全て同じです。

ダイワ 16ジョイナス 3000
アブガルシア 17カーディナル S2500D
シマノ アリビオ C3000

私が入手した順番になっているのですが、左から

  1. ダイワ 16ジョイナス 3000
  2. アブガルシア 17カーディナル S2500D
  3. シマノ アリビオ C3000

の順番で並べています。

分解した部品の写真でも、この順番は変わらないので、ご参考にしてください。

ドラグノブを緩めて、スプールを外します

エントリークラスのリールのドラグノブを緩めて、スプールを外します
ドラグノブを緩めてスプールを外すと、リール本体のメインシャフト上に、ギヤ形状の部品が現れます。

また、スプールの裏側には板バネがついているのが確認できます。

エントリークラスのリールのドラグ音がでる機構部

ドラグの強さ以上で釣り糸が引っ張られると、スプールが回転して釣り糸が出ていくのと同時に「カチカチ」や「カンカン」という個性がある音がするのは、このギヤ形状の部品が、それぞれ違った形の板バネを弾いているからなんですね。

それでは、そのギヤ形状の部品を、本体のメインシャフトから外します。
メインシャフトには、プラスチックのワッシャー状の部品でとまっているので、それを先に抜いていきます。

シマノは3枚、他の2社は2枚のワッシャー状部品でとまっていました。

シマノ、ダイワ、アブガルシアの、エントリークラス リール
こうやって3社のリールを並べてみると、ベールの太さがそれぞれ違うのも面白いですね!

ローターを外します

ローターはナットでとまっていますが、このナットは3社ともに、スクリューで回り止めが施されています。

最初にナットの外側にあるスクリューを外してから、ナットを緩めていきますが、アブガルシアだけはナットが逆ネジになっています。

エントリークラスのリールのローターを外します

リールの心臓部に近づいてきました!
ここで、今一度おさらいですが、写真では左から順に

  1. ダイワ 16ジョイナス 3000
  2. アブガルシア 17カーディナル S2500D
  3. シマノ アリビオ C3000

です。

ジョイナスの逆回転をなおした方法

写真で左端のジョイナスは、反転ストッパーの解除機構がありません。

複雑な解除構造がいらない為か、他のリールではレバーで操作する反転ストッパーの解除機構がある位置に、ジョイナスには反転ストッパー自体を設けています。

ジョイナスの逆回転をなおした方法
このストッパー機構は、ローターを回転させる軸の摺動抵抗でカムを動かす方式です。

カム方式なので、逆回転が始まってからストッパーがかかるまでに動きのロス区間があり、ローターが少し逆転してしまうような遊びが発生します。他の2社のものはローターがピタッと止まるイメージなので、惜しいところです。

さらに、オイル切れや汚れなどにより、このカムが固着ぎみになると、反転ストッパーが働かなくなり、少しどころか、どこまでも逆回転します
私も一度経験しましたが、ジョイナスの評価で稀に見かける「ストッパーが効かなくなった」や「逆回転する」という現象は、このカムをメンテナンスすると復活する可能性があるものだと思われます。

ダイワ ジョイナスの逆回転をなおす方法

私の場合は、カムの軸となるカラーをとめている大きめのスクリューをはずした後に、カラーとカムも外してメンテナンス(清掃)し、グリスを塗布して再組付けしたところ、逆回転が止まらない現象がなおりました。

ハンドル軸を外します

ローター側をさらに分解して、反転ストッパーやその解除機構をバラバラにすることもできますが、普段そこまでのメンテナンスはしないので、ボディー側の分解に移ります。

ボディーを分解する前に、ハンドルをはずしておきます。

エントリークラスのリールのハンドル

ダイワとアブガルシアは、ハンドルのシャフト部が、構造と形状ともに似ていますね。

ボディー後端の化粧カバーをはずします

ボディーの左右を連結しているスクリューを外して、パカッと開きたいのですが、その前に化粧カバーを外しておきます。

エントリークラスのリールの化粧カバーをはずします

化粧カバーは、シマノが2本、他は1本のスクリューでとまっています。

ボディーの半分を開きます

ボディーの片面に集中している、カバーをとめているスクリューを全て外します。
アブガルシアとシマノは、化粧カバーを外したら現れるスクリューもあるので、それも外してからカバーを開けます。
シマノは、外したカバーにフットがついてくるイメージです。

エントリークラスのリールの心臓部

ここまでバラせば、グリスアップなどのメンテナンスができますね!

ボデーの中に格納されているギヤ構造は、3社のものとも、ほぼ同じでした。

アブガルシアのカーディナルは、ハンドル軸にも金属ベアリングが使われています。

ダイワは、ハンドル軸と一体の大きなギヤが、反対側からCリングで抜け止めされているので、これ以上バラバラにする場合は、注意が必要です。

使ってみて感じたこと

最後に、それぞれのリールの使い心地を、簡単に紹介してみます。

ダイワ 16ジョイナス 3000

ダイワ 16ジョイナス 3000

3000番台では最も安かったので、初めて入手したリールです。

いろいろな魚の初釣果を経験させてくれた思い入れのあるリールでもあります。

ただし、既に紹介しているように、逆回転時にストッパーが効くまでに遊びがあります。ハンドルの正回転がスムーズなだけに、惜しいところです。

私は、繊細なあたり等を感じたい釣りではなく、サビキなどの「向こう合わせ」でよい釣りで使う事にしました。

アブガルシア 17カーディナル S2500D

アブガルシア 17カーディナル S2500D

エントリークラスにしては、金属ベアリングが多く使われているためか少し高額なので、このリールだけは2500番になってしまいました。

その金属ベアリングは、しっかり働いている感があり、ダブルハンドルをゆっくり動かしたり、頻繁にスピードを変えて動かすような場合でもストレスなく使えています。

これまでは「ベアリング=静か」だと思っていましたが、このリールを動かすと、独特の「シャー」という音がします。

気になるほどではないので、ベールの太さと合わせて、この独特な音も、アブガルシアの味ある特徴だと思って使っています。

最大ドラグ力が6kgと強力なのは、他の2個のリールにはないメリットで、安心して(まだ一度も釣たことがない)予期せぬサイズにも挑戦できます。

シマノ アリビオ C3000

シマノ アリビオ C3000

このリールは、紹介してきた3機種の中でも最後に入手したリールです。

まだ使い始めて日が浅いですが、このリールが最もバランスがいいと感じています。

3個のなかで最も多くのスペースがあてがわれている、逆回転防止ストッパーとその解除機構がしっかりと作られている為ではないかと思われますが、金属ベアリングは本当に1個だけ?と疑いたくなるくらい動きがスムーズです。

わずかに作動音がするものの、ハンドルの自重だけでも高級リール並にローターが回転し続ける動きは、金属ベアリングが少ないリールとしては、驚きのレベルです。

最大ドラグ力は3kgと少なめで、外観も質素ですが、それを打ち消しても余りある動きの良さだと感じています。

まだ釣り入門者からステップアップできない私ですが、いまから堤防などでの海釣りを始められる方に、エントリークラスのリールをオススメするとしたら、シマノのアリビオです!

6月末の三河湾の海の底を動画撮影したら、予想外の魚が群れていた!

なかなか思うような釣果を得られないカヤックフィッシングを続けていますが、海中にどんな魚がいるのかを知らないままで、いない魚を狙っていても釣れるわけがありません。

また、そこにいる魚たちの動き方や隠れ方を知っていれば、もっと釣れるようになる気がします。

釣果を得られない日々から脱却すべく、海中の様子を撮影してみました!

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撮影機材の準備

以前にも紹介させていただきました、アクションカムを使った水中カメラです。

釣りの途中で海中撮影

今回は、上の写真の状態よりも錘を重くして、海中での安定化を狙っています。

アンテナのようなステンレスのロッドの先端には、サビキ針2本の仕掛けを付けて、食いしん坊な魚の捕食シーンを狙ってみます。

アクションカムを海中で失いたくはないので、手持ちのものの中では最も強い、PE3号の糸を巻いたベイトリールで、海中に下ろしてみます。

6月の三河湾の海底

アクションカムを海中に下ろすのは、三河湾内の海岸から2kmほど沖合いの場所です。

もともと海水の透明度はよくない場所なので、数メートル先までしか映らないのは覚悟しています。

水深は7〜8mくらいで、魚探にはデコボコした海底形状が映る場所を選んで、カヤックをアンカーで固定しました。

6月の三河湾

帰宅後に映像を確認したところ、海底の様子は魚探から得られた感触と相違なく、ゴロゴロとした大きめの岩が積み重なっていました。

ちなみに、釣られた魚目線では、カヤック上の私は、下の写真のように見えているようです!

三河湾カヤックフィッシング

撮れた動画をみてみます

編集はしていないので、字幕も音楽もありませんが、今回撮れた動画です。

波によって大きく画面が揺れる時がありますので、見ていただける時には、酔わないようにご注意ください。


三河湾 6月の海中の様子(編集なし)

私自身は、カヤック上では動画を再生しておらず、帰宅後にパソコンの画面で確認しました。

特に何も映っていないだろうと思っていましたが、予想していなかったギマの群れに驚きました!

6月の三河湾。釣りの途中で海中の動画撮影したら、予想外の魚が群れていた!

しかし、映っていたギマはサビキ針には見向きもせず、どちらかというとカメラの方に興味があるようで、たまにカメラの前をアップで通りすぎます。

もしカヤック上でこの動画を確認していたら、さすがに虫エサは準備していませんでしたが、疑似餌(パワーイソメ)を使った胴突仕掛けでの釣りに切り替えて、釣果につなげられたかもしれません。
この時は、2インチのワームを海底付近で泳がせていましたが、これほどギマばかりの場所でマゴチを狙うのは、見当違いだったようです。

次にこの場所に来るのは9月以降になりそうですが、その時には一度海中の様子を確認してから、仕掛けを選んで海中に落としてみたいと思います。

6月末の三河湾カヤックフィッシングは、平らなヤツにも遭遇!?

日の出時間が早くなり、早起きするのが辛くなってきました。

こんなことではいけない!ということで奮起して、前日は早めに就寝し、久しぶりに未明のうちからカヤック出艇の準備に取り掛かることができました。

魚たちの朝食タイムに余裕を持って間に合ったので、今日の釣果に期待が膨らみます!

夜明け前に出艇したカヤックフィッシング

6月最後のカヤックフィッシング

6月の第3日曜日は曇りがちの一日ですが、波風ともにカヤックを浮かべられそうな予報です。

いつも使わさせて頂いている海岸の駐車場は、7月からは海水浴を楽しむ方々が使われます。

そのため、今後2ヶ月の間は、この場所でのカヤックフィッシングはお預け!となります。

今年前半の総まとめとなるカヤックフィッシングは、気合いを入れて早起きをして、空が少し白み始めた頃には、海岸で出艇可能な状態になりました。

準備を終えるのが早すぎたので、少し落ち着いて、周りの視界が確保されてきた頃合いまで待ってから出艇しました。

とはいえ、日の出時間よりは少し早く、さらに空は曇っています。

そこで、強力なLEDヘッドライトを使って、もし他の船が近くを航行しても気付いてもらえるようにします。

幸いなことに、漁船の航路を急いで横切る間に他の船とすれ違うことはなく、また航路を横切った後に他船が近くを通ることもありませんでした。

もしかしたら、ヘッドライトやフラッグに気付いて、避けて航行してくれたのかもしれません。 何はともあれ感謝!

いつものポイントに到着

30分ほどかけて、いつものポイントに到着しました。

既に周りは明るくなっていますが、まだ私しか浮いておらず、独占状態です。

前回の釣行時にリーダーを切られた沈み根を通り過ぎた所でアンカーを落として、まずはジグヘッドでワームを泳がせてみます。

今回も何かがワームに引き寄せられているようで、たまに軽めのコツッという感触が感じられます。

30分ほど泳がせ続けた頃に、ロッドが引かれる感触があり、しっかりと合わせを入れたつもりでしたが、10秒ほどで針が外れてしまいました!

毎回のカヤックフィッシングでは、平均して1日に1回しか訪れないチャンスを、今日も1回逃してしまいました。

ワームの泳がせ方も、合わせの入れ方も、もっと上達したいものです。

その後は、いつもと同じパターンで、ワームへの反応が無いまま時間が過ぎていきます。

ポイントが賑わってきました

1時間ほど経過した頃に、一隻のプレジャーボートがポイントに加わりました。

程なくして、さらに2隻が加わります。

プレジャーボートの方たちと同様に、私も今回からアンカーを使っているので、流されてニアミスする不安からは解放されています。

とはいえジグヘッドをボートの方に投げて邪魔してはいけないので、ワームを泳がせる範囲は狭まります。

ジグヘッドを近距離で使いつつ、もう一本のロッドでサビキの仕掛けを、撒き餌なしで海中に落としてみました。

すると、次々に小魚たちが釣れて忙しくなり、ワームを泳がせる時間が無くなります。

左の写真の小魚は何でしょうか? 初めて釣れました!

これも初めて釣りましたが、フグもあがってきます。

カヤックフィッシングでのかわいいお客様

フィッシュクリップで掴むと、風船のように膨らんでいきます。

外道中の外道ですが、愛嬌がある顔つきで、ちょっとカワイイですね。

泳がせ釣りに挑戦

反応が無いワームを泳がせることに疲れてきたので、次々に上がってくる小さいサバに針をかけて、泳がせてみることにしました。

カヤックが波で揺れているので、細かい反応がわかりにくいです。

それでも、これかも?という反応があったので40秒数えてリールを巻いてみると、小サバの頭だけ残った状態で戻ってきました。

何かがいることは間違いない!と色めきだち、もう1匹の小サバを泳がせてみます。

待望の手応えがありました!

2回目の泳がせ釣りでは、気付いたら小サバが無くなり、針だけで上がってきました。

他の小魚たちは海に帰してしまっていたので、慌ててサビキで小サバを釣って、3回目の泳がせ釣りの準備をします。

泳がせ始めて10分ほど経った時、何の前触れもなく、いきなりロッドがしなりました

合わせでしっかりと針がかかったと感じるどころか、強烈な力でロッドの先端が海中に持っていかれます。

これはどう考えても大物!だと直感し、嬉しい気持ちが湧き上がりますが、前回の釣行時に失敗したような、根の裏側に走られることがないように、冷静さも保ちます。

ベイトリールのドラグ力だけではラインが出て行くので、指でドラムを押さえつけながら、少しづつリールを巻いていきます。

プレジャーボートの方たちに見守られながら、格闘すること数分で、海面近くに姿を現しました。

三河湾のエイ

あれ?! 想像と違いますね。この形は、まぎれもなくエイです。

一気にテンションが下がりました。しっかりと針がかかっていることを残念にすら感じます。

もう針が外れても平気!という気分になったので、まだまだ元気なエイと格闘し続けながら、写真を撮る心の余裕すらでてきました。

ランディングネットには入らない、というより入れたくないので、エイが疲れてきたタイミングで、カヤックの隣まで来てもらいました。

カヤックフィッシングでエイが釣れた

改めてよく見てみると、私にとっては大型の部類に入るエイです。

お持ち帰りする魚種ではないので、強い引きを楽しませてくれたことに感謝しつつ、リリースしました。

エイとの遭遇で集中力が途切れたため、その後はダラダラの状態になり、もちろん釣果もありませんでした。

6月最後のカヤックフィッシングでした

暑くなる7月と8月は、カヤックで海に浮ける日が少なくなりそうです。

その前の6月末に、多くの魚種に会うことができて、今回のカヤックフィッシングも楽しい一日となりました。

次回は場所と趣きを少し変えて、また違う種類の魚に会いたい!です。