青物に会いたい

カヤックフィッシングで青物を釣るために、初心者が必死に考えます

豹柄に 一喜一憂 クラム島

あっという間に、気付けばもう11月。今年も終盤になってしまいました。

毎月一度の楽しみにしているMokoleyさんの海釣りツアーも、今年既に11回も申し込みさせていただいたということですね〜!という形で、時が経つ早さを実感しています。

昨年11月は美味しいイトヨリが爆釣したタイの海釣りですが、今年は何が釣れるでしょうか?

それでは行ってみましょう〜

11月のタイで海釣り

潮が高い!

毎度お馴染みのバンサレー桟橋は、これまでとは違った雰囲気です。

満月の大潮でバンサレー桟橋は水浸し

異変に気付かれましたか?

そうです。あまりの潮の高さに、桟橋が水没しそうになっています。

海面は鏡のように穏やかなのに、とても不思議な光景〜

後ほど船上で、「満月の大潮ですよ」と教えていただきました。

さらに満潮時間と乗船時間が重なっていたそうです。

それにしても、台風でもないのに水没しかかる桟橋って、ある意味すごい!

その桟橋の先端付近では、この日お世話になる船が我々の到着を待ちかまえていました。

参加者多数の時のMokoleyさん定期海釣りツアー

タイのレジャー用木造船です。

初めて乗船した時には、その穏やかなスピードに、いつになったらポイントに到着するのだろう?と不安になりましたが、何度か乗船するうちにオレンジ色の船体に愛着を感じるようになりました。

私自身が、ゆっくりと過ぎていく景色を楽しめる人に変わったのかもしれませんね。

この木造船は2階建てになっていて、上階は気持ちがいいバルコニー風の空間になっています。

タイの木造レジャー船

出航した船上で早々に仕掛けを組み立てたら、階段を上がって海風を感じながら、しばしの間まったりと過ごします。

お客様の順番

そして時間は過ぎていき・・・クラム島の西側まで進んだ船はエンジンを停止しました。

いつもとは違うポインなので、まずは水深測定!ということでカウンター付きの両軸リールを持ちます。

25号の錘を沈めてみたところ、予想外なことにスプールがなかなか止まりません。

少しだけ強めの風で流されているとはいえ、そんなに深い場所なの?と疑問に思いながらリールを凝視していると、カウンターが60mに迫ろうとしている時に、ようやく着底を感じました。

ということは、水深は40m代半ばでしょうか?

錘をもっと重くした方がいいと思いつつも、なんとか底をとりながら銅付きのイカ切り身を泳がせていると、何かが少しづつエサを齧り始めます。

経験上、ここは少し我慢!しながら、なるべくエサが浮き上がらないようにロッドとリールで調整していると、10秒ほどでしっかりとエサを食べた気配が伝わってきました。

程よい重さを感じながら、その伝わってくるテンションを切らさないように糸を巻き続けます。

久しぶりの60m巻き...少し疲れましたが、水面下に魚の色が見えた瞬間に疲れを忘れました!

水深40mのオオモンハタ

普段は中盤以降に訪れますが、この日は一匹目!

もしかして、今日はオオモンハタが爆釣?という不埒な思いは、後ほど反省することになりましたが、何にせよ嬉しい一匹目です。

ちなみに胴付き仕掛けの餌釣りですが、最近私はジギング サビキの仕掛けを使っています。

針は2本しかついていませんが、仕掛けが強めに作られているので、なんだか安心感を感じるのです。

不埒な思いを持ってしまった為に、その後の釣果にオオモンハタが混ざることはありませんでしたが、同じポイントではヨコスジフエダイなどを追加できました。

しばらくすると急に南からの強風が吹くようになってきて、ほとんど底がとれなくなってきました。

おそらく安全を考えたのだと思いますが、船長は船をクラム島の北側まで移動させます。

サメ

私が釣ったわけではありませんが、釣られたサメを初めて見たので、記念撮影しておきます。

サメ

普通に持っていますが、まだ生きていました。

攻撃的かつ軟体なので、ふいに頭を振って噛まれないように、注意しながらお姫様抱っこをしています。

釣果

この日は作戦失敗...というより作戦不足により、ジグの釣果はサッパリでした。

同じ船に乗られている方は、イトヨリをジグで釣られていたので、作戦だけでなく私の腕不足でもあったのは間違いありません。

とはいえエサ釣りでは、それなりの大きさの魚を釣ることができたので、良しとしましょう〜

いつものようにお裾分けして、帰宅後の台所定点カメラでパシャリ。

毎回、帰宅後すぐにドレス状態にしているのですが、割と疲れ果てているので、釣具を洗ったりする作業なども考えると、持ち帰る魚は3匹くらいがちょうどいいです。

翌朝は煮付けな気分だったので、早速ヨコスジフエダイたちをいただくことにしました。

タイで釣れた魚を煮付けにしましょう

ところで、少し慣れてきたのか、このところ釣果は単調になりつつある、タイでの船釣りです。

ジグは毎回いろんなものを試してみたりしていますが、記憶(記録)の残し方も少し新しいことをしてみよう〜ということで、今回はアクションカメラを導入してみました。

使い方を勉強中のDJI Action2で、まだヒットシーンは上手に収められていませんが、釣りと料理の様子を撮影してみました。

お試しなので、初心者感が満載ですが、とりあえず2分くらいの動画に纏めています。

youtu.be

できればジギングでのヒットから取り込みまでを動画にしてみたいのですが、それはまたの機会に頑張ります! まずは釣れないと...

話を戻して、オオモンハタは、数日後に友人を招いてのお刺身パーティーにしました。

オオモンハタのおつくり

我ながら美味しいと思いましたが、タイ人の友人もとても喜んでくれました。

礼儀正しい友人は、次の日には3倍くらいの量のタイ料理を振る舞ってくれましたけど。

3倍返しには10倍で返したい〜!ので、次回はしっかり作戦をたてて、美味しい魚をもっと沢山釣りましょう。