カヤックフィッシングを始めて、もうすぐ1年。
三河湾を愛する多くの方たちと魚に支えられて、楽しくカヤックフィッシングを続けることができました。
湾内でも、ショアを含めるといろいろな場所に行っており、そこでお会いした大勢の方から釣り情報を教えていただいたりもしました。
なかなか直接お会いできない人ばかりなので、この場をかりてお礼申し上げます!
そんな、温かく親切な方たちにお会いできた三河湾で、太平洋側では今年最後となる、カヤックフィッシングをしにいきます!
12月のカヤックフィッシングに備える
12月の三河湾でカヤックフィッシングをするにあたり、少し気になっているのが足元の防寒です。
今年の春から、サーフシューズを履いて浮いてきましたが、12月だとさすがに薄くて寒そうです。
しかも、砂浜からの出艇時に、海水に浸かって濡れてしまうので、カヤック上では冷たい状態が続きます。
足との隙間には、波で舞い上がった砂も入ってくるので、カヤック上で足に変な感触が続きます。
そこで、今回のカヤックフィッシングに合わせて、ハイソックスような形の、ダイビング用のシューズを準備してみました。
私が使っているウェットパンツ同様に、3mm厚のウェットスーツ素材でできているので、濡れても保温性が保たれます。
また、ハイソックスのような形なので、出艇時に砂が侵入することもありません。
冬の釣り納めでも、足元を快適に保ったままで、カヤックフィッシングを楽しむことができました。
三河湾に出艇
出艇時間は日の出と共に!と考えていましたが、薄明かりの中での、冷たい空気に手が動かない状態での作業に、手こずってしまいました。
波打ち際で準備を完了した時には、太陽がしっかりと顔を出しています。
後から駐車場に到着されて、お久しぶり!と挨拶させていただいたボートのMさんは、もう準備を終えられています。
とはいえ、今日は慌てずにゆっくりと、臨機応変にポイントを変えて、久しぶりのクロソイ狙いでいく予定です。
慌てずに最後の確認...をしたところで、パドルを忘れていることに気づいて、車まで取りに戻りました。
気を取り直して出艇!
パドルを使って防波堤内から漕ぎだした後、ペダルドライブに切り替えたら、今年何匹ものクロソイと会えた、いつものポイントに向かいます。
20分ほど漕いで到着したポイントは、この時期は漁をされているようで、網が入っていて小さめのブイが浮いていました!
今年何度かこの場所でご一緒したMさんはというと、この場所からは少し離れたポイントにいます。
私もこの場所でのフィッシングはやめておき、無人島の近くまで戻ることにします。
無人島の近くでワームを泳がせます
無人島の近くにも、同じような漁業ブイがありましたが、根があるポイントが広く点在しているので、ブイからは距離をとって、カヤックを流してみます。
魚探に根が映ったところで、ロッドを持つ手にさらに神経を集中させてリールを巻くと、久しぶりのしっかりとした感覚がありました!
慌てることなく、ゆっくりとリールを巻いて、ランディングネットでクロソイをあげました!
30cm弱くらいのサイズですが、丸々とした魚体で、ロッドをしならせてくれました。
このクロソイを取り込んだところで、Mさんも、無人島の近くに来られます。
Mさんは、クロソイ釣りにおける私の師匠で、ジグの選び方から釣り方まで、超初心者だった半年前の私に、丁寧に教えてくださいました。
近くに来られたMさんに、今まさに釣れたことを報告し、少し距離をおきながら、ご一緒させていただきます。
釣り師匠の背中を見て成長したい
この時私は、しばらく釣りは二の次にして、チャンス!とばかりにMさんの釣り方を、見ぬフリしながら盗み見することにしました。
前回お会いした時も、陸に戻った後で釣り方を詳しく教えていただいていたのですが、やはり実技を見ながらでないと、微妙なところで解らないこともあります。
今日はもう1匹釣れているので、釣りを焦ることもありません。
なるべく邪魔にならないように距離をとりながら、師匠の釣り方を見学させていただくと、いくつか自分の釣り方との違いが、はっきりと解ります。
そのうちに、師匠の真似をすれば釣れそうな気がしてきたので、盗み見はやめて、実践に移ります。
しかし、修行が足りないため動きがギクシャクしていたのか、次の1匹が釣れないままで時間が過ぎていきます。
そのうちに、距離が少し広がっていたMさんが近づいてきて、声をかけてくださいました。
なんと!私が苦戦している間にも、次々にクロソイをあげられていて、今釣ったばかりの1匹は、よかったらくださるとのこと。
私が釣ったものより大きなクロソイ、もちろんありがたく頂きます。
後ほど陸にあがった後で、他のクロソイも見せていただきましたが、みんな大きく丸々として、さすが師匠!と驚愕しました。
海上で暖かくすごせました
またまたM師匠の優しさにふれて、また自分でも1匹は釣れたことで、大満足の一日となりました。
寒さが心配された足元は、ダイビングソックスとサーフシューズの併用で、問題ないレベルだということもわかりました。
出艇時に砂が足の裏に直接ついて、変な感触になることも無く、カヤックの上で快適にすごせます。
あとは、釣りのテクニックがあれば、言うことなしですね。
来年は、テクニックと釣果において、飛躍の一年にしたいです!