青物に会いたい

カヤックフィッシングで青物を釣るために、初心者が必死に考えます

水深60mでジグを泳がす。10月のタイ海釣り

風に涼しさを感じる、いい季節になってきましたね〜

タイも雨季が終わり秋晴れの空を見られるようになりました。

ひと月前から楽しみにしていた10月の海釣り当日も、晴天で穏やかな海峡となる予報で、期待が膨らみます。

それでは、秋の魚たちに会いに行ってみましょう!

水深60mでジグを泳がす。10月のタイ海釣り

 

今月は何で釣る?

10月のMokoleyさん主催の定期海釣りツアーは、久しぶりにご一緒させていただける方がいることが事前にわかっており、楽しい一日になる事は確定していました。

そして船に乗り込んで驚きと共に知ったのですが、今回は船のオーナーの方もご一緒いただいています。

このボートのおかげで、これまで一年以上にわたりタイでも海釣りができていて、本当にいつもお世話になっております〜

さらに、その方から「今日行く場所はジギングも楽しめそうですよ」と教えていただき、出航前からテンションMAX状態!

この日のミッションは「ジギングロッドでしゃくり倒す」に確定しました。

秋の海

バンサレーを出航した遊漁船は、いつもとは違う方向に進みます。

ジギングポイントに向かっているのでしょうね〜と考えるだけでも楽しいのですが、綺麗な空がさらに気分を盛り上げてくれます。

移動途中で、いつもより小型ボートが多い気がすると感じていましたが、実はこの日は釣り大会が開催されていました。

どのボートも、数人がお揃いのユニフォームでロッドを出していましたが、そういう事だったのですね〜

なんでも、魚種毎に一番大物を釣った人の勝ち!という明快なルールだそうですが、参戦していない私も、大物目指して頑張ります!

そして、もう一つ教えていただいたのが、小さな島の名前。

タイの男島

男島だそうです...ふむふむ。

勉強になりました。

そうこうしているうちに、移動する船上で、今日のセッティングが完成しました。

パタヤ沖の水深60mでジグを泳がす

青い空に青いロッド、そして濃紺のリール。

絶対釣れる絵柄だと感じたので、思わず記念撮影しておきました。

深場

最初に、釣り大会に参加しているボートが数隻いる水深30mくらいのポイントで様子をみましたが、船上にあがるのは20cmくらいのヤミハタなどばかりです。

そこで、もっと大きな魚に会うために、水深がある場所に行きましょう!という事になりました。

基本的には遠浅の海ですが、部分的に深くなっていて魚がたまるポイントがあるそうです。

到着後、まずはサビキ仕掛けの錘を落としてみると、確かにカウンターが60mを超えます!

日本での、主に60mポイントでサゴシが釣れた楽しい記憶を蘇らせながら、スロージグを泳がせますよ〜

とはいえ、最初に間違って引っ掛かってしまったのは、キツネさんでした。

虹色のラインがお美しいですが、ジグで狙っているのは貴方ではないのです!...ということで、すぐさま海にお帰りいただきます。

一投で連続してしゃくり続けられる釣りって楽しい!と思いながら、我ながら疲れ知らずでジグを泳がせ続けます。

ところが、何度か魚が寄ってきている感触があり、ジグに歯形がついたりもしたのですが、しっかりとしたアタリはなかなかありません。

そのような状況で、何度かポイントを移動した後に、隣の方が突然スパッと糸を切られます。

何かがいる!

チャンス到来とばかりに、より丁寧にしゃくってみると、中層で小さな反応がありました。

合わせがうまく決まり、とはいえ小さそうだな〜と感じながらリールをまくと、姿を現したのはこの子でした。

かわいい太刀魚

指1本強! かろうじて2本?

なんにしろ可愛い〜

こんなに小さくても、釣り糸を切ってしまったりするのですね。

この子も狙っていたサイズではないので、お帰りいただきます。

そして、餌での底釣りも交えながら、ジグを連続して泳がす喜びに浸っているうちに、深場ポイントは終了...ジグでは釣れなかったけど、楽しかった!

そして最後に向かった場所は、朝一番に行った水深30mポイントの近くです。

近くに岩礁が突き出していて、水深も浅くなっていきそうだったので、タイでは初めてのジグヘッドを真剣に試してみることにしました。

ジグで深場を探った後だと、なんだかワームを上手く泳がせられそうな気がします!

魚の気持ちを考えながら、ワームをヒラヒラさせてみると、やっぱりいました!

ジグヘッドでオオモンハタ

綺麗なオオモンハタ!

しかもちょうど良いサイズです。

終盤になって、ようやく来た〜という感じで、私へのお土産の一匹に決定です。

そして、いつものようにタイ人の方へのお土産にするのは、深場の餌釣りでキープしておいたタテフエダイなど。

モコリーさんの海釣りツアーで釣った魚たち

こちらも良型揃いで、後ほどお渡しした時に「今回は大きいね!」と喜んで受け取ってくれました。

晩餐

毎回恒例となっている台所での集合写真です。

私がいただくのは、オオモンハタ、タテフエダイ、そして釣り上げた時に弱らせてしまったヤミハタ2匹。

10月のタイの魚をいただけます

タテフエダイはお刺身に、その他は煮付けにして、ありがたく頂くことにします。

タテフエダイのお刺身
オオモンハタの煮付け

煮付けの味付けも上手くできて、どちらも美味しかった〜

今回の釣行は、久しぶりの水深60mの海で、しかも風や潮で流されすぎることもなく、ジグやワームを思いのままに泳がせることができました。

新たな魚種に会うことはなかったですが、楽しかった〜

さて、次回は何に会えるでしょうか?