今年のタイ国海釣りは、強風により1月は出船できなかったので、2月に入ってからの初釣りとなりました。
2月の予定日も少し強い風の予報となってしまい、またキャンセルかも?と覚悟していましたが、主催者さんのご好意で、出船地を変えて開催していただけることになりました。
初めての場所なので、いつもとは違う魚に会えるのでは?という期待が膨らみます。
少し多い種類の仕掛けを準備して、それでは行ってみましょう〜
サタヒープの遊漁船
今回のMokoleyさんの定期海釣りツアー出船地は、いつものバンサレーからは20分ほど南下した場所にあるサタヒープの桟橋です。
バンコクから2時間強かけて到着した桟橋は、バンサレーに似た雰囲気ですが、より活気があって、係留されている船も綺麗に感じます。
そして...今回乗り込むのは、バンサレーでもたまにお世話になるM&M Tourの木造船です。
タイでは一般的と思われる釣り&レジャー船ですが、ほとんどもれなく滑り台が付いてきます。
使ったことはありませんけど...
ちなみに、2階部分の小さな部屋は、仮眠室のようになっていてエアコンも完備されています。
サタヒープを出航
パーティー船のような遊漁船ですが、我々は日帰りの釣りに来ているので、皆様が好きな釣り座につかれたところで、出航します〜
釣り方は自由!な海釣りツアーですが、私は餌釣りとジギングロッドを準備しました。
今回初めてお会いした方々は、主にジギングの準備をされており、いつも寂しくジギングをしている私としては嬉しくなります。
それでは、予想外に穏やかな海面を、海軍基地を横目に進んで、サタヒープのポイントに向かいましょう!
初めての海域での海釣り
沖合いに停泊している海軍の船(おそらく航空母艦)が遠目に見えるポイントで、今年初の実釣開始〜
ちなみに、空母と一緒に記念撮影したジギングロッドには、若狭湾ではほとんど毎回サゴシが釣れたタングステン60gのジグがついていますが、不思議なことにタイではまだ一度も釣れたことがなく、何が違うのだろう?という答え探しの海釣りが続いています。
...なので、お土産確保のために、いつも通り餌釣りから開始します。
とはいえ初めての場所なので、いつもとは違って、広くタナを探ってみます。
底付近で餌をゆっくりと上下に動かしていると、コツコツと小さな反応の後で、強めのアタリが!
ツアーガイドさんと、
「大きいかもねー」
と会話しながら上げてくると、初めて見る色彩の魚がダブルで見えてきました。
リーダーを掴んで、船上にゴボウ抜き!
キジハタ???と勘違いしましたが、後ほど主催者の方に、
「黄紋ハタですよ」
と教えていただきました。
釣れたお魚図鑑入りが確定!
高活性
餌釣りでの反応が良いので、まずはお土産確保に専念して、後のどゆっくりとジギングを楽しみましょう!という作戦にして、その後もイカの短冊を投入し続けます。
追加の黄紋ハタなど、30cmオーバーを交えながら面白いように釣れました〜
もう充分でしょう!と思えたところで、早々にジギングロッドに持ち替えます。
...心に余裕があったので楽しくジグを泳がせることができましたが、結果が伴わないのはいつものこと...
活性が高い海ですが、ジグに食いつかせることはできませんでした。
黄紋ハタのいただき方
定例化しつつある帰宅後の記念撮影です。
手元に残しておいたのは、黄紋ハタ2匹です。
ささっと鱗と内臓を取り除いて冷蔵庫に入れたら、疲れたのでベッドに直行~
帰宅後すぐに釣り具の水洗いをして、自分も洗って、それから魚の冷蔵庫入りの手順を進めて...とやっていると、いつも夜中になってしまいます。
そして熟睡した翌朝、冷蔵庫から黄紋ハタを取り出して、煮付けとお刺身にしてみました。
自分の知る限りではあまりメジャーな魚ではないので、味はそこそこかなーと思っていましたが、予想外に美味しい!
あたり個体なのかもしれませんが、オオモンハタよりも美味しいのでは?という感想です。
お裾分けしたタイ人も、どのような料理をしたのか聞き忘れましたが、
「今までの中で一番おいしかったから、次もサタヒープで釣ってきて!」
と言ってました。
喜んでもらえて良かった〜
今年の初海釣りは、無難な餌釣りで大満足の結果となりました。
次回はジグでも釣りたい!