青物に会いたい

カヤックフィッシングで青物を釣るために、初心者が必死に考えます

6月末の三河湾カヤックフィッシングは、平らなヤツにも遭遇!?

日の出時間が早くなり、早起きするのが辛くなってきました。

こんなことではいけない!ということで奮起して、前日は早めに就寝し、久しぶりに未明のうちからカヤック出艇の準備に取り掛かることができました。

魚たちの朝食タイムに余裕を持って間に合ったので、今日の釣果に期待が膨らみます!

夜明け前に出艇したカヤックフィッシング

6月最後のカヤックフィッシング

6月の第3日曜日は曇りがちの一日ですが、波風ともにカヤックを浮かべられそうな予報です。

いつも使わさせて頂いている海岸の駐車場は、7月からは海水浴を楽しむ方々が使われます。

そのため、今後2ヶ月の間は、この場所でのカヤックフィッシングはお預け!となります。

今年前半の総まとめとなるカヤックフィッシングは、気合いを入れて早起きをして、空が少し白み始めた頃には、海岸で出艇可能な状態になりました。

準備を終えるのが早すぎたので、少し落ち着いて、周りの視界が確保されてきた頃合いまで待ってから出艇しました。

とはいえ、日の出時間よりは少し早く、さらに空は曇っています。

そこで、強力なLEDヘッドライトを使って、もし他の船が近くを航行しても気付いてもらえるようにします。

幸いなことに、漁船の航路を急いで横切る間に他の船とすれ違うことはなく、また航路を横切った後に他船が近くを通ることもありませんでした。

もしかしたら、ヘッドライトやフラッグに気付いて、避けて航行してくれたのかもしれません。 何はともあれ感謝!

いつものポイントに到着

30分ほどかけて、いつものポイントに到着しました。

既に周りは明るくなっていますが、まだ私しか浮いておらず、独占状態です。

前回の釣行時にリーダーを切られた沈み根を通り過ぎた所でアンカーを落として、まずはジグヘッドでワームを泳がせてみます。

今回も何かがワームに引き寄せられているようで、たまに軽めのコツッという感触が感じられます。

30分ほど泳がせ続けた頃に、ロッドが引かれる感触があり、しっかりと合わせを入れたつもりでしたが、10秒ほどで針が外れてしまいました!

毎回のカヤックフィッシングでは、平均して1日に1回しか訪れないチャンスを、今日も1回逃してしまいました。

ワームの泳がせ方も、合わせの入れ方も、もっと上達したいものです。

その後は、いつもと同じパターンで、ワームへの反応が無いまま時間が過ぎていきます。

ポイントが賑わってきました

1時間ほど経過した頃に、一隻のプレジャーボートがポイントに加わりました。

程なくして、さらに2隻が加わります。

プレジャーボートの方たちと同様に、私も今回からアンカーを使っているので、流されてニアミスする不安からは解放されています。

とはいえジグヘッドをボートの方に投げて邪魔してはいけないので、ワームを泳がせる範囲は狭まります。

ジグヘッドを近距離で使いつつ、もう一本のロッドでサビキの仕掛けを、撒き餌なしで海中に落としてみました。

すると、次々に小魚たちが釣れて忙しくなり、ワームを泳がせる時間が無くなります。

左の写真の小魚は何でしょうか? 初めて釣れました!

これも初めて釣りましたが、フグもあがってきます。

カヤックフィッシングでのかわいいお客様

フィッシュクリップで掴むと、風船のように膨らんでいきます。

外道中の外道ですが、愛嬌がある顔つきで、ちょっとカワイイですね。

泳がせ釣りに挑戦

反応が無いワームを泳がせることに疲れてきたので、次々に上がってくる小さいサバに針をかけて、泳がせてみることにしました。

カヤックが波で揺れているので、細かい反応がわかりにくいです。

それでも、これかも?という反応があったので40秒数えてリールを巻いてみると、小サバの頭だけ残った状態で戻ってきました。

何かがいることは間違いない!と色めきだち、もう1匹の小サバを泳がせてみます。

待望の手応えがありました!

2回目の泳がせ釣りでは、気付いたら小サバが無くなり、針だけで上がってきました。

他の小魚たちは海に帰してしまっていたので、慌ててサビキで小サバを釣って、3回目の泳がせ釣りの準備をします。

泳がせ始めて10分ほど経った時、何の前触れもなく、いきなりロッドがしなりました

合わせでしっかりと針がかかったと感じるどころか、強烈な力でロッドの先端が海中に持っていかれます。

これはどう考えても大物!だと直感し、嬉しい気持ちが湧き上がりますが、前回の釣行時に失敗したような、根の裏側に走られることがないように、冷静さも保ちます。

ベイトリールのドラグ力だけではラインが出て行くので、指でドラムを押さえつけながら、少しづつリールを巻いていきます。

プレジャーボートの方たちに見守られながら、格闘すること数分で、海面近くに姿を現しました。

三河湾のエイ

あれ?! 想像と違いますね。この形は、まぎれもなくエイです。

一気にテンションが下がりました。しっかりと針がかかっていることを残念にすら感じます。

もう針が外れても平気!という気分になったので、まだまだ元気なエイと格闘し続けながら、写真を撮る心の余裕すらでてきました。

ランディングネットには入らない、というより入れたくないので、エイが疲れてきたタイミングで、カヤックの隣まで来てもらいました。

カヤックフィッシングでエイが釣れた

改めてよく見てみると、私にとっては大型の部類に入るエイです。

お持ち帰りする魚種ではないので、強い引きを楽しませてくれたことに感謝しつつ、リリースしました。

エイとの遭遇で集中力が途切れたため、その後はダラダラの状態になり、もちろん釣果もありませんでした。

6月最後のカヤックフィッシングでした

暑くなる7月と8月は、カヤックで海に浮ける日が少なくなりそうです。

その前の6月末に、多くの魚種に会うことができて、今回のカヤックフィッシングも楽しい一日となりました。

次回は場所と趣きを少し変えて、また違う種類の魚に会いたい!です。