なかなか思うような釣果を得られないカヤックフィッシングを続けていますが、海中にどんな魚がいるのかを知らないままで、いない魚を狙っていても釣れるわけがありません。
また、そこにいる魚たちの動き方や隠れ方を知っていれば、もっと釣れるようになる気がします。
釣果を得られない日々から脱却すべく、海中の様子を撮影してみました!
撮影機材の準備
以前にも紹介させていただきました、アクションカムを使った水中カメラです。
今回は、上の写真の状態よりも錘を重くして、海中での安定化を狙っています。
アンテナのようなステンレスのロッドの先端には、サビキ針2本の仕掛けを付けて、食いしん坊な魚の捕食シーンを狙ってみます。
アクションカムを海中で失いたくはないので、手持ちのものの中では最も強い、PE3号の糸を巻いたベイトリールで、海中に下ろしてみます。
6月の三河湾の海底
アクションカムを海中に下ろすのは、三河湾内の海岸から2kmほど沖合いの場所です。
もともと海水の透明度はよくない場所なので、数メートル先までしか映らないのは覚悟しています。
水深は7〜8mくらいで、魚探にはデコボコした海底形状が映る場所を選んで、カヤックをアンカーで固定しました。
帰宅後に映像を確認したところ、海底の様子は魚探から得られた感触と相違なく、ゴロゴロとした大きめの岩が積み重なっていました。
ちなみに、釣られた魚目線では、カヤック上の私は、下の写真のように見えているようです!
撮れた動画をみてみます
編集はしていないので、字幕も音楽もありませんが、今回撮れた動画です。
波によって大きく画面が揺れる時がありますので、見ていただける時には、酔わないようにご注意ください。
私自身は、カヤック上では動画を再生しておらず、帰宅後にパソコンの画面で確認しました。
特に何も映っていないだろうと思っていましたが、予想していなかったギマの群れに驚きました!
しかし、映っていたギマはサビキ針には見向きもせず、どちらかというとカメラの方に興味があるようで、たまにカメラの前をアップで通りすぎます。
もしカヤック上でこの動画を確認していたら、さすがに虫エサは準備していませんでしたが、疑似餌(パワーイソメ)を使った胴突仕掛けでの釣りに切り替えて、釣果につなげられたかもしれません。
この時は、2インチのワームを海底付近で泳がせていましたが、これほどギマばかりの場所でマゴチを狙うのは、見当違いだったようです。
次にこの場所に来るのは9月以降になりそうですが、その時には一度海中の様子を確認してから、仕掛けを選んで海中に落としてみたいと思います。