青物に会いたい

カヤックフィッシングで青物を釣るために、初心者が必死に考えます

カヤックの保管スタンドを作ってみます。地上で整備や艤装しやすくしましょう

カヤック保管スタンドを自作しよう!青物に会うことを夢見てフィッシングカヤックを入手しました!

初出艇にむけて艤装を進めていますが、コンクリートの床に直置きでは、作業がしにくい上に、細かい傷がつきそうです。

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そこで、ホームセンターで入手できるパイプとジョイントなどで、カヤックスタンドを作ってみました。

カヤックスタンドの材料

最初に完成イメージですが、下の写真のように斜め45度に立てかけて、キャスターで動かせるようにしたいと思います。

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どうですか? 作業しやすそうに見えますよね~

スタンドの材料は、YAZAKIのイレクターパイプか、スペーシアのスペーシアパイプを使います。

どちらも同じようなものなので、近くのホームセンターで売っている方で、部品を揃えました。

カヤック用スタンドの材料

各部品の値段は安いのですが、これだけ部品が多いと、全部で約9千円になりました。

入手したパイプの長さは、後ほど組み立て写真と共に紹介いたします。

それでは、カヤック用スタンドを作りましょう

まずは落ち着いて作業スペースを確保してから、組み立てはじめます。

側面部から作ります

カヤックスタンドの側面になる部分を仮組みして、合わせてみます。

パイプの長さは、写真の配置で上のものが、

  • 90cm(横配置)

縦と斜めのものは左から順に、

  • 30cm(縦配置)
  • 30cm(斜め配置)
  • 90cm(斜め配置)
  • 60cm(縦配置)

です。

前後両方の側面用で、合計では2倍の本数のパイプが必要になります。

この他にも、カヤックスタンドの長手方向用で、

  • 150cm x3本

を後ほど使います。

ホームセンターの床で、パイプ長さとジョイントを並べて確認してきたので、切断加工しなくても、ほぼぴったりの長さです。

...計算上はぴったり合う筈がないのですが、パイプが貫通するジョイント部で、パイプの余長を吸収できるので、この形にできてしまいます。

両方の側面部を組み立てて調整したら、ジョイントとパイプの間に専用の接着液を流し込みます

クッションを付けます

専用接着液が完全硬化するには24時間かかるようです。

どうしようか迷いましたが、完全硬化を待たずにカヤック保護用のスポンジを付けることにしました。

このスポンジは、塩ビ水道管用のものですが、驚くほど安いので、他のスタンドやステー類にも頻繁に使っています。

スポンジカバーのアイボリー色が、私の車(ジムニー)の内装色とほぼ同じ色だったりもします。

横棒を通して完成

150cmのパイプ3本で、両方の側面部を接続したら完成です。

ここでも、接着液をしっかりと流し込んでおきます。

24時間後には、接着液が硬化して完成です。

オリジナルスタンドにカヤックを載せてみました

狭い車庫で保管しつつ、いろいろ取り付ける作業もしたいので、カヤックを45度に傾けて置くスタンドにしてみました。

作業しやすいカヤック用スタンドを自作してみます

 まだ大した作業はしていませんが、椅子に座って艤装などの作業ができるので便利です。

スタンドに鎮座しているカヤックを見ながら、まずは魚探とロッドホルダーの取り付けかな?と、次の作業のイメージトレーニング開始です。

車で運べるスタンドではないので、出艇地での作業用スタンドについては、もっとコンパクトなものを入手したいと思います。

Riotのフィッシングカヤック、Mako(マコ)10を開封してみます

初フィッシングカヤック 開封の儀

初めてのフィッシングカヤックとして、足漕ぎ式のRiot Mako10を選んでみました。

ネットで注文して数日後には宅配営業所に届き、意気揚々と引き取ってきました。

Mako10の情報が少ないのと、カヤック自体が他ではなかなか無いと思われる大型の通販商品なので、珍しいですよね~!

...ということで、いろいろ紹介しながら開封してみます。

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Riotカヤック マコ10(Mako10)の紹介

最初に、私が選んだカヤックについて簡単に紹介しておきます。

モンベルも扱っている、アメリカのRiot社の足漕ぎカヤックMako10です。

www.youtube.com

「Mako」は、日本モンベルでは「マコ」と発音するようですが、アメリカでは「メイコ」に近い発音です...と名前について書いてみたら、どちらの呼び方も女性名っぽくて少し照れてしまいますが、私は「メイコ」呼びでいこうかな?

アメリカのRiot社サイトによると、Mako10の主な諸元は、

  • 総重量; 29.7kg(艇のみ26.4kg)
  • 全長; 315 cm
  • 最大幅; 90 cm
  • 最大積載量; 213.2 kg
  • 駆動方式; ペダル式(ラダー付き) 
  • 材質; 高密度ポリエチレン(HDPE)

となっています。

10フィート艇で全長が短めですが、船上で立つこともできるほどの安定性をもたらす広い幅と、足漕ぎ艇にしては軽いことが他社のフィッシングカヤックよりも優れていると感じて、選択しました。

Mako10の開封と組み立て

それでは早速、魚を捌くように開封していきます。

狭くて暗い車庫内で、隣に車が停まっている状態だったので、判りづらい写真もありますが、心と場所に余裕がなかった点をご容赦ください。

カヤックの色は「カモ」で、黒っぽい大理石風の地色に、サンド(砂)色のカモフラージュ柄が入っています。

第一希望はもっと明るい色だったのですが、日本にはカモ以外の色は入ってきていないのかもしれません。

Mako10の梱包を解きます

Riotのフィッシングカヤック、Mako(マコ)10を開封してみます

カヤック本体は、内側から順に

  • 衝撃緩和材(ぷちぷち)
  • ダンボール 
  • 大きなビニール袋

に包まれて、我が家にやってきました。

全ての梱包を開くと、中には、

  • 椅子
  • インパルスドライブ(足漕ぎ機構)
  • ラダー
  • 説明書一式と六角レンチ2本

が入っています。

予想外に船底が平らな艇で、コンクリートの床の上に、安定して置くことができます。

Mako10へのラダー取り付け

フィッシングカヤックMako10にラダーを取り付ける

単独でプチプチに包まれてカヤックの上に置かれていたラダーを取り付けます。

離岸や接岸時にラダーを上下に動かすためのケーブルは、既に繋がった状態になっています。

ラダーは、長いボルト一本を、ゆるみ止めナットでとめる構造です。

ボルトとナットを締めすぎると、ラダーが動きづらくなってしまうので、要注意です。

Riotマコ(Mako)10のラダー

ラダーを左右に動かすケーブル2本も、ボルトとゆるみ止めナットを締めすぎないように取り付けて、完成です。

カヤックには、ちょうどいいところに持ち手がついていて、ラダーを畳んでも持ち手がクッションとなり、カヤック本体に直接当たることはありません。

ラダーの操舵ケーブルを内側から確認

さて、ここで操舵ケーブル貫通部の防水性を確認しておきます。

上の写真のケーブルがカヤックを貫通している部分を、カヤックの中から写真を撮ってみます。

参考ですが、左舷のケーブル貫通部の隣には、ドレンプラグがあります。

手元が見えない作業なので、何度かやりなおして、やっとの思いで見たい部分の写真を撮ることができました。

写真を確認してみたところ、出荷状態から、しっかりシール剤が塗られています

隣のドレンプラグも、リベットの先端までしっかりシールしようとする気持ちが伝わってくる塗り方です。すばらしい!

廉価カヤックではシールが塗布されていないどころか、ケーブルの外側のチューブが途中で切れていることもあるようですが、さすがにMako10はケーブルのチューブも全域設定されています。

あたりまえだとは思いますが、見えないところも手を抜かずに作られていて、水上で大いに安心できます。

インパルスドライブの組み立て

Riot社の足漕ぎユニット「インパルスドライブ」は、ペダル(およびクランク)と透明窓部が外れた状態で梱包されています。

Riot Mako(ライオット マコ)の足漕ぎインパルスドライブの組み立て

インパルスドライブを単独で包んでいたプチプチには、マジックで年月日のような数字が書かれていました。2018年10月9日に生産した4個目ということでしょうか?

さて、ペダルとクランクをインパルスドライブに取り付けていきますが、このクランクは自転車同様に右と左で差別化されています。

ペダルのクランクへの取り付け部が右ネジか左ネジかの差で、後退できるとはいえ前進することの方が圧倒的に多いカヤックでも、前進方向に漕いでいる時にペダルが緩みにくい設定ということですね。

透明窓も取り付けて、インパルスドライブユニットの完成です。

Mako10のシート

Riot Mako(マコ)10のシート

アルミフレームのシートも開封します。

予想外に軽くて、最初に持ち上げた時には驚きました。

シート座面の高さや傾きは、裏にある縦横それぞれ3本のストラップで調節できるようになっています。

背もたれの角度は、写真に写っているストラップ2本で、同様に調整できます。

カヤックのレール(トラック)に4か所の脚部を取り付けて、前後位置も調整できます。

とりあえず最初は、高さはなるべく低くしておいて、前後位置は初航海時に調整してみます。

Mako10上でイメージトレーニング

ちょっと落ち着くために、カヤック上で沈思黙考!

写真は、インパルスドライブをカヤック上に置いた状態です。

反射材が織り込まれているロープが光っていますね~

全てのスカッパーホールにはプラグが設定されていて、インパルスドライブが貫通する穴も、大きなプラグで塞いでいる状態です。

魚探の取り付けや小物スペースの検討など、まだまだ準備が必要ですが、2か月後にはカヤックフィッシングを始められるように、計画的に準備を進めたいと思います。

 

最後に、これからフィッシングカヤックとを選ばれる場合のご参考用として、私が参考にしたサイトのリンクを載せておきます。

 

Mako 10 - Riot Kayaksオフィシャルサイト(USA)

Mako 12 - Riot Kayaksオフィシャルサイト(USA)

マコ10 インパルスドライブ - モンベルオンラインショップ

色々なメーカーからカヤックを選べるNaturum公式サイト

amazonで入手できるカヤック

初めてのフィッシングカヤック選び。釣りしやすいカヤックは?

釣りもカヤックも初めての初心者が、とうとうカヤックを選びます。

後から後悔しないように、いろいろ調べて考えながら、自分の条件に合うフィッシングカヤックを選んでみました。

後悔しない(初めての)フィッシングカヤック選び方

 

カヤックの種類

船上で釣りをするフィッシングカヤックは、中空構造のカヤックの上に座るタイプの、シットオントップカヤックが大多数となっています。

二重底のような構造なので、大きく重くなりがちですが、転覆しても空気層が残るので沈みにくいのがメリットです。

私も、シットオントップカヤックから、初めての愛艇を選びます。

カヤックの長さ

フィッシングカヤックは、3m以下の小型のものから4mを超える大型のものまで有ります。

長くなるほど、積載力が増すほか、より流線型になるのでスピードも早くなるようです。

長くなるデメリットとしては、カヤック自体の大きさに加えて重さも増えるので、陸上での運搬が大変になることです。

風、波、海流といった条件を、湖よりも考慮しなくてはいけない海で、安全に使えるカヤックの長さについては一概に言えませんが、いろいろな方の意見を総合すると、

  • 湾内や沿岸部 : 10フィート(約305cm)以上
  • 沖 : 12フィート(約366cm)以上

の長さが好ましいようです。

長いカヤックの方が波に強いというだけでなく、海流や風に負けないスピードと直進安定性を出しやすいのが理由のようです。

私は初めから沖に出るつもりはないので、湾内で305cm以上のカヤックを使いたいと思います。

車に合わせてカヤックの長さを決める

家から海までは、今所有している軽自動車のルーフキャリアでカヤックを運びます。

車の全長は339.5cmで、警察署への届けがいらない前後はみ出し量(の合計)は、その10%なので、33.95cmになります。

ルーフキャリアに載せた時のクルマとの前後位置をぴったり合わせれば、373cm以下のカヤックを軽自動車に積載できることになります。

毎回1cm単位で位置を合わせて車に載せるのもいいですが、そこまで気を使わずに載せるには360cmくらいが最大長さです。

推進動力の違い

パドルで推進するカヤック

フィッシングカヤックは、パドルで漕ぐタイプのものが一般的です。

シーカヤックよりも幅を広くして安定性を持たせているものが多く、そのためスピードは遅めになりますが、頑張って漕げば時速10km/hくらいで進むものもあります。

足漕ぎ式のカヤック

足でペダルを漕いで進むので、移動時に手がフリーになるフィッシングカヤックもあります。

足漕ぎ式はさらに、フィンを左右に振って進むミラージュ式と、スクリューを回すプロペラ式に層別されます。

どちらも推進力は同じくらいで、私が気になる大きな違いは、

  • ミラージュ式は、後退できるものとできないものがある
  • プロペラ式は、動力伝達部が水中にあるので、ミラージュ式よりも水の抵抗がある

というくらいです。

電動かエンジンで推進する

船舶免許がなくても、登録長さ3m以下の船に出力1.5kw以下の推進機関をつけて使うことができます。

フィッシングカヤックも、少し工夫すればエレキモーターを取り付けられそうです。

ただし、長さ3mを超えるカヤックで使うには船舶免許が必要なので、私には少し縁遠い存在です。

調べた結果からフィッシングカヤックを選びます

最後に、大事なカヤック選択要素として、予備の推進力を持っておくという点があります。

もしも、パドルが流されたり破損してしまった!とか、足漕ぎ機構が壊れてしまった!という場合に、予備の推進力がないと、特に海では自力で陸に帰れない可能性が大いにあります。

その場合に備えて、予備のパドルか動力は必須ですね。

そこで私は、もとから2種類の推進力を備える足漕ぎ式のフィッシングカヤックを選ぶことにしました。

離岸や接岸時に使うパドルと合わせると、推進力が2系統になり、同時に失う可能性が低くなります。

さらに、やってみないと上手にできるかわかりませんが、パドルとペダル両方の推進力を同時に使うことで、予想外の強風で押し戻されるような場合にも対応できるかもしれません。

ここまで考えた結果、フィッシングカヤックの選択条件は、

  • 10フィート以上
  • 足漕ぎ式

となりました。

フィッシングカヤックをゲット

もう頭の中は、カヤックから大物を釣り上げるイメージでいっぱいなので、早速ですが条件にあうカヤックを探してみます。

いろいろと調べてみた結果、日本で足漕ぎカヤックを入手しようとすると、高額な有名メーカーのものか、廉価な無名メーカーのものからの選択になりそうで、両者の中間的なものが見つけられませんでした。

無名メーカーのものは当たり外れがあるようで、新艇であっても、浸水しないように自分でシリコンを塗布しておくことが常識のようになっているカヤックもあります。

私が選んだのは、アメリカのRiotカヤック社の Mako10です。

名前のとおり10フィート艇ですが全長は315cmで、シートを含めた重量は29.7kgです。


Riot Mako 10

Riotカヤックは、大型スーパーでカヤックが売られているアメリカで、ボート見本市にも自社技術を売りにして出展しているメーカーなので、無名メーカーと違って安心できます。

日本ではモンベルが取り扱っているので、簡単に入手できるのも嬉しいですね。

 

さらに、フィッシングカヤックはスピードについての情報があまりありませんが、Riotカヤック社は、他の足漕ぎカヤックとの比較を交えて、自ら動画で公開しています。


Riot Mako Kayak Speed tests

漕ぎ手の運動能力にもよりますが、10フィート艇のMako10の計測結果は、

  • 最大8km/h
  • 巡航時4km/h

で、他の11〜12フィート艇より巡航時で1km/hほど遅いものの、私にとっては気になるほどではありません。

幅が90cmとフィッシングカヤックの中でも広めなカヤックであることもスピードに関係していますが、安定性はその分増している筈です。

最大8km/hであることを考慮して、強風や強い海流を回避すれば、安全に楽しむことができそうです。

注文後、数日で届きました

初めてのフィッシングカヤック選び

海外通販サイトから購入することもできますが、国内の取り扱い店に注文してから数日で、近所の宅配営業所に届きました。

まずはカヤック本体を入手したので、しばらくの間は初出艇に向けた装備の追加など、カスタマイズを楽しんでしまおうと思います。

 

ご参考ですが、初めてのフィッシングカヤック選びで参考にしたサイトはこちらです。

Mako 10 - Riot Kayaksオフィシャルサイト(USA)

Mako 12 - Riot Kayaksオフィシャルサイト(USA)

マコ10 インパルスドライブ - モンベルオンラインショップ

色々なメーカーからカヤックを選べるNaturum公式サイト

amazonで入手できるカヤック

初めてのフィッシングカヤック選び。釣りしやすいカヤックは?

アシストフック自作は初心者でも簡単にできた! 釣果に繋がると、なお楽しい~

大型青物を釣り上げる日を夢見て、まずは入手してみたダイソージグですが、そのままでは大型青物には不向きで、ちょっとした部品の交換や追加が必要です。

市販品を使って青物用のジグにすることもできますが、まだ釣りを始めるまで時間もあるので、アシストフックの自作方法を勉強してみることにしました。

初心者向けのアシストフック自作方法。ダイソージグ用で作ります

アシストフックとは

ダイソージグのリヤアイ(尻の方)には、トレブルフックが付いています。

小魚の腹や尻から食らいつく魚には、ジグ後方のトレブルフックが有効です。

しかしブリなどは、わざわざ回り込んで、小魚を頭から吸い込もうとします。

ジグのラインアイ(頭側)にも針を付けておけば、捕食時に針が吸い込まれて引っ掛ける事ができます。

アシストフックは、ラインアイに付ける針ですが、ブリなどの頭から捕食する魚だけを狙う時には、メインフックとして使って、リヤアイには何も付けない場合もあるようです。

また、アシストフックをトレブルフックの代わりにリアアイに付けて、ジグがバランス良く動くようにしたり、根掛かりの可能性を低くすることもあります。

既製品でもリーズナブルな値段で入手できるので、自作のお手本になれば!と思い、入手してみました。

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この既製品と同じくらいの性能が出せるようなアシストフックを目指して、自作してみます。

自作アシストフックの材料

早速、材料と道具を入手しました。

左から順番に、

  • アシストライン(105ポンド)
  • スプリットリング(#3)
  • 溶接リング(#3)
  • 釣り針
  • スプリットリング用ペンチ

です。

作ってみて最後に気づいたのですが、ジグの前側に使うスプリットリングは、ラインアイ、アシストフック、リーダー(釣り糸)の、合計3個のアイと溶接リングを通すので、1サイズ大きい#4のスプリットリングの方が通しやすそうです。

リヤアイを通すスプリットリングは、#3でぴったりサイズです。

アシストラインと釣り針の結び方

アシストフックを自作する場合は、アシストラインと釣り針の結合強度が、重要になります。

セキ糸で両者をぐるぐる巻きにして、瞬間接着剤で固定する方法が多く紹介されていますが、セキ糸を扱うための道具が必要なうえ、初心者には大変そうです。

もっと簡単な方法がないか調べてみたところ、シマノTV公式チャンネルで接着剤を使わない方法が紹介されていました。チモトが環状の針を使って、アシストラインを結ぶだけです。

早速、小さな釣り針でやる前に、環付き杭とロープを使って練習してみます。

まずは針の環に針先側から、アシストラインを通して「の」の字にします。

そのままアシストラインをくるくると4回通して、

アシストラインと針の結び方

アシストラインの先端を抑えながら、反対側(写真では右側)を引っ張れば、

拡大図で紹介するアシストフックの作り方

完成!

セキ糸を使わないので、楽ですね。

初心者がアシストフックを作ります

大きな模型でアシストラインと釣り針の簡単な結び方をマスターしたので、本物のラインと釣り針を使って、アシストフックを作っていきます。

準備

ダイソージグに元からついているトレブルフックとスプリットリングは、リヤアイから外しておきます。

先輩達に見習って、ラインアイのスプリットリングも交換すべく外しました。

それでは作ります

初めてなので緊張しますが、記念すべき1個目を作り始めます。

私が作るのは、ダブルのアシストフックです。

釣り針の環に、針先側からアシストフックを通して、練習どおりに結びます。

ここで、ダブルフックの反対側を結ぶために、アシストラインをちょうどいい長さで切断しなくてはいけません。

下の写真は、ケチって針から9cmのところで切ってみましたが、短かすぎて完成状態では動きが渋くなってしまいました。

最終的には、11cm以上が必要なことがわかりました。

9cmで切って作ると、下の写真のように、少し寸足らずになります。

左が途中状態、右が熱収縮チューブを縮めた完成状態です。

せっかくの一号機なので、リヤアイ用で実釣に使ってみて、ダメさ加減を確認してみます。

2個目以降は、長さを調整して作ります。

完成しました

初めてなので少し時間がかかりましたが、ジグ4個分が完成しました。

上の3個がラインアイに付けるアシストフックで、それぞれ違う大きさの針で、3種類作ってみました。

カヤックの準備ができたら、実釣で使ってみますが、魚がどんな反応を示すか、そして私でも釣れるのかが、楽しみです。

<後日談>トラブルもなく、しっかり釣れています

この記事を書いた時から一年以上たちましたが、なんと!予想外に自作のアシストフックが大活躍しています。

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念願の青物のほか、キダイやアオハタなど、嬉しい釣果をあげています。

カヤックで使う魚探を数値で比較!初めての魚探の選び方

後悔しない(初めての)魚探選び


カヤックフィッシングを始めるにあたり、魚探(魚群探知機)は何を選べばいいのでしょうか?

性能や使いやすさなど、いろいろ知りたいところですが、比較するのって難しい...

そこで、各社エントリーモデルの較一覧表をつくって、違いを一目でわかるようにしてみました。

カヤックで使う魚探を比較してみます。ビギナーの釣り用品選び

魚探(魚群探知機)

釣り初心者に魚探は必要!?

ゼロから始めるカヤックフィッシング、徐々に道具を集めています。

ジギングで青物を釣りたいのですが、そんなに簡単に釣れるとは思えないので、魚探を使って、テクニック不足をカバーしたいところです。

なにしろ最初なので、エントリークラスの魚探から選んでみようと思い、少し調べはじめたところで、モデルによって機能や性能の違いがあることがわかってきました。

魚探に求めるもの

船上が狭く、転覆する可能性があるカヤックで使う魚探には、

  • 小型で
  • 防水性がある

ことが求められます。

これに加えて、初心者だからこそ、

  • GPSで位置を記録できる

ような魚探を使って、迷わずに出発地に帰れるようにしたり、釣れるポイントを記録したいと思いました。

この3点を重点にして、魚探の候補を選んで比較していきます。

カヤックフィッシング用の魚探を比較してみます

小型で防水(防滴)性があるものを選んでいたら、有名メーカー3社に絞られました。

この3社の製品から、さらに画面サイズ5インチ以下の魚探を選んで、一覧表にしてみました。

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表の上に行くほど、画面サイズが大きく、また高級(高価)な魚探の順で並べています。

さて、この中から初めての魚探を選んでみますが、GPSは絶対に欲しいので、最初に候補を3種類に絞っておきます。

マップも有れば便利に違いありませんが、ホンデックスのPS-611CNは、カヤックで使うには防水性能に若干の不安が残るので、採用を見送ります。

となると残りは 、LOWRANCE HOOK2-4Xと、GARMIN Striker 4からの選択になります。

横長ですが画面サイズが大きい LOWRANCEか、画面は縦長で2種類の音波で探知するGARMINかで考えた結果、探知性能で一歩リードしていそうな、GARMINを選ぶことにしました。

GARMIN ストライカー4を入手

カヤックも釣り道具もまだ手元に無いのに、魚探GARMIN Striker 4を入手しました。

こうなったら、カヤックフィッシングのデビューに向けて、もう後戻りはできません!

カヤックで使いやすい魚探選び

GARMINは、GPS機器で世界的に有名なメーカーで、私も車やバイクでポータブルナビゲーションを使った事があります。

GARMIN製品の直感的にできる操作性の良さは、魚探でも同じです。GARMIN Striker 4は日本語に切り替わりませんが、少し慣れれば操作はなんとかなりそうです。

GARMIN Striker 4には、使い始めるのに必要なものが、バッテリーを除いてほとんど付属しています。左側の写真に本体と一緒に写っているのが本体取付用のブラケット、右の写真がソナーとその取付用の小物類です。

後日追記。カヤックで不満なく使っています!

フィッシングカヤックを入手して、取り付けてみました。

beginner-fishing.hatenablog.jp

無事に初出艇できた後も、カヤックフィッシングが楽しすぎて、天気が良ければほぼ毎週浮いています。

ガーミンの魚探も、毎回大活躍してくれています!

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カヤック上で邪魔にならないちょうどいい大きさで、画面の明るさも充分で、昼間でも問題なく見えます。

水面近くまで突き出ている岩礁があるような所では、水深アラーム機能にも助けられて、座礁の危険を早めに回避できるので、カヤック初心者にも優しいですね。

水深20m以下の海域でのカヤックフィッシングで一年使い続けていますが、故障も不満点もなく、しっかり働いて釣果に貢献してくれています!

ただし、説明書が英語表記なのもあって、使い始めた最初の頃は、その存在を知らない(扱いきれていない)機能がありました。

1年ほどで、ほとんどの機能の使い方をマスターできたこともあり、この操作と設定をおさえておけば便利に使える!というポイントを纏めてみたので、

「初期設定って、どうすればいいの?」

「まだ使い始めたばかりで操作方法が不安」

という場合に、ご参考にしていただければ幸いです。

beginner-fishing.hatenablog.jp

ちなみに、水深40mを超えるような海域で使う場合は、さらに高出力の振動子が付属するストライカー Plusより上位のものの方が、海底の様子がよくわかります。

ストライカーPlus4や、PLUS 4cvなど、ストライカー4シリーズの機能や性能は、別の記事で比較しています。

beginner-fishing.hatenablog.jp

ストライカー4シリーズは、本体が小型かつ軽量で扱いやすく、何度か海につけてしまいましたが全く壊れない防水性能で、いまでも私のカヤックフィッシング最前線で大活躍しています。

皆様も、ご自身のカヤックフィッシング スタイルにピッタリの魚探をみつけて、カヤックフィッシングをもっと楽しんじゃいましょう!

カヤックフィッシング ビギナーに適した釣り竿を選びましょう!

カヤックでジギングをするために、初心者用の道具を少しずつ揃えています。

先日はスピニングリールを選んだので、今回は釣り竿を選んでみます

ロッド選びも楽しい!初心者の海釣り

釣り竿の種類

釣りの知識ゼロから調べているため、ベテランの方には眠くなるような内容だと思います。

もうすでに実釣で成果を上がられている方は、温かい目で読んでいただくか、スルーしてくださいね~

釣り竿には、リールを使う竿と渓流竿のようなリールを使わない竿がありますが、水深何十mの魚を釣るジギングを目指しているので、リールを使う竿を選択します。

リール用釣り竿の構造

見た目の違いからまとめてみます!

継ぎ竿

数本に分割できる釣り竿です。

ジギングロッドでは、2〜4本に分割できるものが多そうです。

ちなみに一本ものは延べ竿といいますが、持ち運びが不便なので私が使うことはなさそうです。

振出竿

カヤックフィッシング用の釣り竿選び

テレスコピック ロッド(Telescopic rod)とも呼ばれ、望遠鏡の焦点調整機構のように、長さ方向に伸ばして使う竿です。

 

釣り竿の硬さ 

L, M ,Hと、その2文字の組み合わせ、たとえばMLなどで釣り竿の硬さが示されています。

さらに、Hよりも硬いXHとか、Lよりも柔らかいULというものもありますが、まだ何もわからない初心者なのでとりあえず除外して考えます。

ジギング用の釣り竿の硬さはコレ!という正解はないようで、先輩方は状況に応じてジグをうまく動かせるものを選択しているようです。

人それぞれの好みもありそうですが、総論としては、Mかそれ以上の少し硬めのものを使われている方が多いと感じました。

私も、最初の一本は見習ってみたいと思います。

しなり(曲がり)調子についても、先端だけがしなるものから、リール取り付け部の前まで全体的にしなるものまで、種類があります。

これについては、最初に選ぶものは両極端でなく、全体的にしなるもので良し!としておきます。

釣り竿の長さ

釣り竿が長いとジグの飛距離がでます。

カヤックフィッシングをするので、どちらかというと真下に落とす釣り方になり、ジグを遠投することは、ほぼ無い筈です。

カヤック自体は、3.5m以下のものから選択する予定なので、釣り竿は船釣りで使うような、2m弱のものを選べば、カヤックの先端より前まで竿先を出せて使いやすそう!

針にかかった魚が左右に走ってもカヤック上で対応できそうです。

カヤックフィッシング用の釣り竿を選びます

ジギング用の釣り竿というと、継ぎ竿が大多数です。

継ぎの数が少なければ、力が集中する部分が少なくなり、補強が少なくなるので軽い竿になることは理解できますが、ここで敢えて継ぎの数が多い振出竿を選んでみます。

カヤックフィッシングでは、船上の自由スペースが限られています

そして釣り初心者は、きっとライントラブルに見舞われる事が起きる筈です。

そんな時に振出竿であれば、ラインを通したままでも簡単に収縮できるので、対処しやすいと考えました。

結論としては、既に購入したリールに合わせたスピニングリール用で、1.9mくらいの硬さMかMHの竿を選択して、カヤックフィッシングを始めてみます。

少し硬めだとのレビューがある、安い釣り竿を入手しました。

釣り竿だけの状態で振ってみたところ本当に少し硬めですが、釣り糸を通して実際に釣りをしてみたら、また印象が変わるかもしれません。

<後日談>一年以上釣ってみた

この記事を最初に書いてから一年以上経過して、わかってきた事も多いので追記します。

もし、この記事を読んでくださっている方が、私同様の超初心者なら、最初は安価なロッドを折れるまで使い倒す!ことをお勧めします。

根掛かりで無理をしたり、竿先をひっかけたり、ロッドを持ったまま転んだり...と理由は様々ですが(私は全部やらかしました)、一度ロッドを破損することで扱い方や剛性の限界もわかってきて、次に入手する少し高級なロッドは大事に使えます。そして、そのための初期投資は少ない方がいいに決まっています!

ロッドの硬さについては、やはり少し硬めが釣りやすく、この追記を書いている時点では、ライトジギング用の継ぎ竿を主に使っています。

初めてのリール選び。カヤック上での使い勝手をイメージしてみます!

海でのカヤックフィッシングに挑戦するにあたり、まずは釣り道具を揃えないと始まらない!

そして釣り道具といえば、真っ先に思い浮かぶのがリールかな?

ということで、カヤックフィッシングで初心者が使いやすそうなリールについて比較してみました。

ビギナーのリール選び。カヤックフィッシングを始めよう!

リールの種類

一般的なリールの種類は、スピニングリールベイトリールに分類されます。

カヤックフィッシングでは、どちらのタイプも使われていて、好きな方を選べばいいようです。

選択にあたり、私が着目した主な違いをあげてみます。

  • 構造的に、ベイトリール糸が出入りする方向に巻き取れるので、横方向に巻いていくスピニングリールに比べて、糸がヨレにくくなりそうです
  • ロッド(竿)を持った時に、スピニングリールは竿の下側にくるのに対して、ベイトリールは竿の上側になります。初心者の私には、自重でロッドからぶら下がる格好になるスピニングリールの方がいいような気がします。
  • ジグを落として行く際に、スピニングリールは糸だけ出て行きますが、ベイトリールはスプール(糸が巻いてある筒)が回転する事で、糸が出て行きます。ベイトリールは、ブレーキの調整が緩い状態でキャストすると、スプールが必要以上に回転して、リール周辺で糸が絡んでしまいます。

他にも違いがありますが、釣りに慣れてきてリールのランクアップをする時に考えればいいと感じます。

私は、最初のリールを、エントリークラスのスピニングリールから選んでみることにしました。

もし釣り糸のヨレが気になるようなら、おまじないとして、ボールベアリングスイベルを使うことにします。

初心者用の海釣りスピニングリール

実際に釣りを楽しんでいる方たちのブログから勉強させていただいた結果、カヤックフィッシングということもあり、最初は不慣れで海に落とすかもしれないし、エントリーモデルで充分という意見に激しく共感しました。

とはいえ、扱いが下手でもリール側で少しカバーしてくれそうな有名メーカーのものから、カヤックフィッシングに使えるエントリークラスのものを比較してみます。

初心者がいきなり大物を釣れるかという疑問は無視して、とりあえず最大ドラグ力が10Kgくらいで、PE2号の糸が200~300m巻けるリールを選んで比較してみます。

初心者海釣り用スピニングリール比較

アブガルシアの同クラスは、OCEANFILD 5000あたりになると思いますが、巻上量が多いものが見当たらなかったので、表に並べていません。

こうして2社のリールのカタログスペックを並べてみると、大きな違いはハンドルの長さと重さくらいかな?という感じです。どちらのスペックについても、ダイワのリールに心を惹かれます。

しかし、この時点での実勢価格はシマノの方が安くなっていて、お財布事情を考慮したい私には、安さが重要です。

ということで、次はシマノのスピニングリールのラインナップで、比較してみます。

シマノのエントリークラス スピニングリールを比較

シマノのスピニングリールを比較してみました。

シマノ 初心者海釣りリールの比較

巻上量が1m前後のリールだけ選んでいます。

エントリーモデルの中でも、下の方が廉価のものです。

どれも、カタログスペックでは、ほぼ差はありません。

値段の差は材料や構造によるもので、おそらく耐久性や強度の差として現れると思います。

ビギナーのリール選びまとめ

リールを初めて使うので、とにかく最初は壊れるまで使って学ぶリールの位置づけで選択してみます。

そこで、安く入手できるセドナC5000XGを選んでみて、余った予算でベイトリールの安いものも入手してみたいと思います。

実際に使っていく中でわかったことなどを、長く大事に使う次のリールの選択にいかします。

(追記)後日談

いろいろ考えて、初めてのリールを選びましたが、使ってみるといろいろと欲がでてきます。

もう少し小さめのリールを欲しくなったりして、安いものですが買い足していくうちに、釣りを始めて半年後には、譲っていただいたものを含めて、合計5個のリールを持っていました。

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一年後には、なんと10個も! そして、まだ増え続けています...

自分はハマらないようにしたいと思っていましたが、これがと呼ばれるものか!と妙に納得しています。

言い訳ですが、そのうちの半分ぐらいは、お試しだと思って、シマノ(セドナ)、ダイワ(ジョイナス)、アブガルシア(カーディナル)の、有名3社のエントリークラスのスピニングリールを入手してみました。

それぞれ違った個性がありますが、どれも使うほどに愛着が沸いて、甲乙つけられません。

このリールは、あの時あの魚を釣った...などと、夜な夜な思い出にふけりながら、次の釣行を夢見ています。

カヤック用の安全フラッグは、お気に入りの旗から作りましょう!

 

安全フラッグの自作

カヤックフィッシングを始めたい!と決めたものの、まだ道具がほとんどなく、先は通そうです。

カヤックすら入手していませんが、今一度カヤックフィッシングを始めるぞー!という決意表明のために、家にあるものを使ってカヤック用のフラッグを自作してみます。

 

カヤックのフラッグ(旗、バナー)は必要?

動画サイトで見ていると、海でカヤックフィッシングをする場合は、ほぼ全ての方がフラッグ(旗、バナー)を立てていることが確認できます。

カヤックにフラッグをつけることは義務ではありませんが、自分の存在をアピールして、他の船に気付いてもらうために、みなさん装着されています。

釣りをするための停止時間が長いフィッシングカヤックでは、自船に気付かずに近づいてきた動力船がニアミスしそうな時に、とっさの回避行動が難しそうです。

そのような危険を少しでも避けるために、気付いてもらいやすいフラッグが必要です。

砂丘でバギーなどを走らせる時に立てるフラッグと一緒で、自分が隠れてしまう遮蔽物が、砂丘か波かの違いですね。

フラッグを簡単に入手する

 

カヤック用のフラッグは、通販サイトから2,000円くらいで入手できます。

ちょっと調べてみたところ、全て同じものでは?と思うくらいに、どれも諸元が似ていました。

  • ポールの材質:アルミ合金
  • ポールの長さ:1.2mくらい (・・・もう少し高い方が良い気がします)
  • ポールの直径:8.5mmくらい
  • フラッグの材質:ナイロン(赤色)
  • フラッグの形:三角形で、約30x15cmとか

このポール、どこかで見た気がすると思ったら、長さが違うだけで、キャンプで使うテント用の汎用アルミポールと同じもののようです。

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フラッグを自作してみよう!

市販品のフラッグが、テント用のポールと同じ作りだという事がわかったので、自作したい願望がふつふつと沸き上がってきました。

ポールの準備

少し前に、キャンプで愛用しているテントのポールをアルミのものに変えたので、4m(10節)のグラスファイバー製のポールが余っています

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これを切断して、ちょうどいい長さにします。

波が高い日には出艇しないとはいえ、市販品の1.2mの長さは少し短い気がするので、約2mの長さがとれる5節にします。

ハサミでショックコードを切ってエイトノットで結び目を作り、2本に分割しました。

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フラッグの準備

フラッグ本体は、ちょうどいい大きさのアメリカ国旗(星条旗)を使います。

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まだカヤックを持っていないので、フラッグの視認性については、もう少し時間をかけて考えますが、アメリカ国旗には赤色と白色が入っているので、悪くはないと思われます。

この国旗は、ポールの根本を車の窓ガラスに挟んで固定する構造です。

一目ぼれして購入したものの、日本の公道で使うこともなく、これまで出番がありませんでした。

ばらしてみたところ、旗をポールに固定していたC形状のクリップも、そのままカヤック用で使えそうです。

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カヤック用のフラッグ(安全旗)の組み立て

車のガラス用フラッグの構造に汎用性があったので、工具を使わなくても、 テント用ポールアメリカ国旗を取り付けられました。

これで終了の予定でしたが、ポールの先端が中途半端な状態に見えてしまいます。

そこでポール先端のオブジェとして、車のポールアンテナにつけるマスコットを挿してみました。

カヤック用のフラッグ(安全旗)を、格安に自作します

カヤック入手に向けて、なんだか気分が盛り上がってきました!

置き場所を確保できたら、すぐにでも入手できるように、そろそろカヤックの選定をはじめます。

最後に、本題のフラッグですが、収納状態はコンパクトに丸められます。

自作のカヤック用2mフラッグ(バナー)は、収納もコンパクト

カヤックへのポールの取り付け方法は、カヤックを入手した後で考えましょう~

カヤックフィッシングに一歩近づき、ますます楽しくなってきました!

ビギナーが遊べるジグを選ぶ。カヤックフィッシングで青物を釣りたい!

さて、カヤックフィッシングをするぞー!記事の第2回は、釣りの仕掛けについてです。

動画などで調べてみると、カヤックフィッシングで青物を釣っている方たちは、ジギングという釣り方をしていることがわかってきました。

ゼロから始めるカヤックフィッシングにおけるイメージトレーニングの手始めとして、ジギングについて調べてみました。

ジギング(Jigging)とは?

釈迦に説法ですが、ジギングは、ジグを使う釣りのことです。

では、ジグ(Jig)の意味はというと、

小魚を模した金属の疑似餌

だそうです。

ということで、疑似餌のスプーンも、もともとの意味でのジグに含まれるそうです。

そうであれば、メタルジグの意味は、「金属金属の疑似餌」となり、しつこいくらいに金属感が伝わってきますね~w

それはさておき、一般的にジギングは、

メタルジグを使って釣る

事を意味しているようです。

ビギナーが遊べるジグ選び

ジギングは楽しい!

まだ道具を何一つ持っていない、初心者以下の私ですが、ジギングの楽しさをイメージトレーニングしてみます。

生きた餌が不要

特に防波堤からの海釣りといえば、ゴカイなどのエサを使うイメージを持っていました。

随分昔に、友人に頼んで海釣りに連れていってもらいましたが、釣り針にゴカイをつけようとして、逆に噛まれたことにショックをうけたことがあります。

身勝手ですが、疑似餌のジグは、意図をもって攻撃してこないので大歓迎です。

仕掛けが単純

何度でも再使用できるジグは、スナップやスプリットリングを介して糸(ショックリーダー)に付ければ良いようです。

結び方を数種類覚えてしまえばいいようで、釣りの最中も、スプリットリング用のペンチなどがあればジグ交換が簡単そうです。

暇にならない

じっと待っているよりも、何かをしていたいので、常にリールを動かしているジギングは、最適です。

ロッドを動かすにも、ある程度の力が必要日本語なるようで、カヤックを漕ぐ運動に加えて、運動不足の解消にもなりそうです。

ジグの種類

海流や水深などの状況によって、魚が興味を持って食べようとするジグは違うようです。

いろいろと試して、自分なりの法則を見つけるのも楽しそうですね~

長さはその場のベイト(捕食される魚)に合わせて選ぶとして、それ以外のジグの種類について、簡単にあげてみます。

重さ

数グラムの軽いものから、数百グラムのものまであります。

初心者のカヤックフィッシングでは、わざわざ投げずにその場で落としていく釣り方になるので、遠くまで飛ばすための重さは必要ありません。

そうなると、同じ形であれば重いジグほど早く落ちていくという点を考慮しておけば良さそうです。

  • ストレート(左右対称)
  • 左右非対称
  • スロータイプ

ストレートは、ロッドの動かし方やリールの巻き方でいろいろなアクションを入れるオーソドックスな形状です。

左右非対称は、揺らぎながら動くので、フォール(落として行く時)を含めて、アピール効果がある。

スロータイプは、不規則な木の葉の落ち方のように、ゆっくり動かして魚を誘うものです。

どれも個性的で、それぞれ違う使い方で面白そうなので、3種類ともに揃えておきたいです。

バランス(重心)

  • フロント
  • センター
  • リヤ

重心の違いによって、ジグが落ちて行く時と、上げてくる時の姿勢が変わります。

カヤックフィッシングでは、真下に落として垂直に上げてくることになるので、初心者のうちはセンターバランス(重心)を使えばいいと思います。

色や模様

天気や時間、海水の透明度によって、魚にアピールできる色が変わるようです。

夜にカヤックフィッシングすることはないので、まずは実際の魚の色に近いものを揃えたいと思います。

手始めの釣り具をゲット

ジグについて簡単に調べてみたところで、人生初の釣り具として、100円ジグを入手してみました。

カヤックフィッシングを始める前に

安いうえに、先輩諸氏の動画でも、釣れた!と紹介されているジグなので、ロストすることも多いと思われる初心者にはちょうどいいと思います。

カヤックフィッシング開始までには、まだ時間があるので、これまた先輩方の情報に頼りながら、少し改造を加える予定です。

改造のお手本として、先人達からの評判がいいジグも入手してみました。

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友人から遊漁船でのジギングを誘われていたこともあり、あまり深く考えずに150gのショートです。

手元に届いて初めて見た時に、おもわず「本当にショート?」と独り言を言ってしまうほど、その長さに驚きました。

やはり大物は、捕食する魚も大きいのですね!

扱える竿も入手しないと、150gのジグは使えませんが、等分の間はじっくり観察して勉強してみます。

カヤックフィッシングを始めてみます! 釣り未経験者の成長記録プロローグ

釣り初心者がカヤックフィッシングを始めます

当ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

おそらく「はじめまして」ですね~。よろしくお願いいたします。

いきなりですが、カヤックフィッシングを始めます!!!

釣り道具も持っておらず、わからない事だらけですが、いろいろ調べながら、そして経験を重ねて、安全にカヤックフィッシングを楽しめるようになりたいと思います。

まずは、カヤックフィッシングで具体的に何がしたいかをまとめて、道具を揃えていく時に初志がブレて間違った道具を持たないようにしたいと思います。

ちなみに下の写真は、釣りって楽しい!と思うきっかけとなった、遊漁船の写真なので、カヤックフィッシングとは関係ありません。

カヤックフィッシングを始めてみたいと想う

 

なぜ、カヤックフィッシング?

カヤックフィッシングを始める主な目的をまとめてみました。

  1. 継続して楽しめる趣味をつくりたい
  2. 釣った魚を美味しくいただく
  3. 運動不足解消w

私の趣味について、簡単に紹介させていただきます。

これまでは、主にバイクとキャンプを楽しんできました。

20代の頃はバイクに乗っているだけで楽しかったのですが、最近は怖さが先に立つようになり、キャンプに行くための移動の道具になっています。

そういうわけで最近では、10年ほど前に再開したキャンプが、趣味の主体になっています。

徐々にに道具を揃えながら回数を重ねてきましたが、最近は食材の現地調達にも憧れるようになってきました。

たまに山菜をいただいたりしますが、菜食だけでは物足りません。

そこで思いついたのが、

カヤックで釣りをしながら無人島に行って、釣った魚をいただきながら一泊する

というイメージ(ほぼ妄想)です。

イメージだけが暴走していますが、もしもキャンプ中に食べきれないような大物を釣ってしまったら、キャンプを切り上げて、帰宅するかもしれません。

美味しくいただくために、色々な料理方法も勉強しておかないといけないですね。

忙しくなりそう!

3番目の目的、運動不足解消は、そのままの意味で、最近これといった運動をしていません。

キャンプでは、重い荷物を何往復かで運ぶと、翌日には脚が筋肉痛になるありさまです。

カヤックを漕ぐこと自体を楽しめたら、お腹を引き締めるのに少しは役立ちそうです。

どこでカヤックフィッシングをしよう?

道具を揃える上で、しっかりと考えておきたいと思っているのが、

  • どこの川や海で、
  • どの魚を釣るか

です。

私が最初にカヤックを漕ぎ出すのは、愛知県の海になりそうです。

幸いなことに広大な三河湾があり、全くの初心者なので安全を考えて、(今のところは)太平洋よりは穏やかな湾内から出る気はありません。

湾内でも、最初は陸の近くで、徐々に遠くのポイントまで行きたいと思います。

カヤックでどんな魚を釣りたい?

妄想を膨らましすぎだと自覚していますが、とにかく青物狙いで釣りをしたいです。

もちろん青物を釣った経験はなく、船釣り体験で釣れたマダイ?チダイ?とは、大きさも重さも全く違うでしょう。

私にとって青物は、骨がしっかりしているので、いただきやすい(捌きやすい、食べやすい)イメージです。

魚を捌いた経験はゼロなので、間違っているかもしれませんけど...

今から、いろいろな魚の名前と捌き方を勉強していきます。

小骨を骨抜きで抜かないといけないような魚もいただくことになるかもしれませんが、とにかく狙うのは青物!

これから選ぶ釣り道具は、青物も釣れるものを選択していきます。

 

カヤックフィッシングの夢まとめ

性格上、退路を絶っておかないと、なかなか一歩を踏み出せないので、

少しづつ準備して、数ヶ月後には初カヤックフィッシングをします!

と宣言しておきます。

実際の釣行を紹介できるまでは、カヤックや釣り道具の準備などを記事にしていきます。

準備期間中に、間違った道具を選択して後悔しないようにしたいので、今一度、自分自身が忘れてはいけない大前提をあげておきます。

  • 安全第一でカヤックフィッシングをする
  • 最初は三河湾内で釣る
  • いつかは青物を狙う

これからの数ヶ月は、この3か条に基づいて、いろいろ悩みながらも道具選びをする記事を紹介していきます。

繰り返しになりますが全くの初心者なので、読んでくださった先輩方からアドバイスをいただけましたら、嬉しいかぎりです!