初めてのフィッシングカヤックとして、足漕ぎ式のRiot Mako10を選んでみました。
ネットで注文して数日後には宅配営業所に届き、意気揚々と引き取ってきました。
Mako10の情報が少ないのと、カヤック自体が他ではなかなか無いと思われる大型の通販商品なので、珍しいですよね~!
...ということで、いろいろ紹介しながら開封してみます。
Riotカヤック マコ10(Mako10)の紹介
最初に、私が選んだカヤックについて簡単に紹介しておきます。
モンベルも扱っている、アメリカのRiot社の足漕ぎカヤックMako10です。
「Mako」は、日本モンベルでは「マコ」と発音するようですが、アメリカでは「メイコ」に近い発音です...と名前について書いてみたら、どちらの呼び方も女性名っぽくて少し照れてしまいますが、私は「メイコ」呼びでいこうかな?
アメリカのRiot社サイトによると、Mako10の主な諸元は、
- 総重量; 29.7kg(艇のみ26.4kg)
- 全長; 315 cm
- 最大幅; 90 cm
- 最大積載量; 213.2 kg
- 駆動方式; ペダル式(ラダー付き)
- 材質; 高密度ポリエチレン(HDPE)
となっています。
10フィート艇で全長が短めですが、船上で立つこともできるほどの安定性をもたらす広い幅と、足漕ぎ艇にしては軽いことが他社のフィッシングカヤックよりも優れていると感じて、選択しました。
Mako10の開封と組み立て
それでは早速、魚を捌くように開封していきます。
狭くて暗い車庫内で、隣に車が停まっている状態だったので、判りづらい写真もありますが、心と場所に余裕がなかった点をご容赦ください。
カヤックの色は「カモ」で、黒っぽい大理石風の地色に、サンド(砂)色のカモフラージュ柄が入っています。
第一希望はもっと明るい色だったのですが、日本にはカモ以外の色は入ってきていないのかもしれません。
Mako10の梱包を解きます
カヤック本体は、内側から順に
- 衝撃緩和材(ぷちぷち)
- ダンボール
- 大きなビニール袋
に包まれて、我が家にやってきました。
全ての梱包を開くと、中には、
- 椅子
- インパルスドライブ(足漕ぎ機構)
- ラダー
- 説明書一式と六角レンチ2本
が入っています。
予想外に船底が平らな艇で、コンクリートの床の上に、安定して置くことができます。
Mako10へのラダー取り付け
単独でプチプチに包まれてカヤックの上に置かれていたラダーを取り付けます。
離岸や接岸時にラダーを上下に動かすためのケーブルは、既に繋がった状態になっています。
ラダーは、長いボルト一本を、ゆるみ止めナットでとめる構造です。
ボルトとナットを締めすぎると、ラダーが動きづらくなってしまうので、要注意です。
ラダーを左右に動かすケーブル2本も、ボルトとゆるみ止めナットを締めすぎないように取り付けて、完成です。
カヤックには、ちょうどいいところに持ち手がついていて、ラダーを畳んでも持ち手がクッションとなり、カヤック本体に直接当たることはありません。
ラダーの操舵ケーブルを内側から確認
さて、ここで操舵ケーブル貫通部の防水性を確認しておきます。
上の写真のケーブルがカヤックを貫通している部分を、カヤックの中から写真を撮ってみます。
参考ですが、左舷のケーブル貫通部の隣には、ドレンプラグがあります。
手元が見えない作業なので、何度かやりなおして、やっとの思いで見たい部分の写真を撮ることができました。
写真を確認してみたところ、出荷状態から、しっかりシール剤が塗られています。
隣のドレンプラグも、リベットの先端までしっかりシールしようとする気持ちが伝わってくる塗り方です。すばらしい!
廉価カヤックではシールが塗布されていないどころか、ケーブルの外側のチューブが途中で切れていることもあるようですが、さすがにMako10はケーブルのチューブも全域設定されています。
あたりまえだとは思いますが、見えないところも手を抜かずに作られていて、水上で大いに安心できます。
インパルスドライブの組み立て
Riot社の足漕ぎユニット「インパルスドライブ」は、ペダル(およびクランク)と透明窓部が外れた状態で梱包されています。
インパルスドライブを単独で包んでいたプチプチには、マジックで年月日のような数字が書かれていました。2018年10月9日に生産した4個目ということでしょうか?
さて、ペダルとクランクをインパルスドライブに取り付けていきますが、このクランクは自転車同様に右と左で差別化されています。
ペダルのクランクへの取り付け部が右ネジか左ネジかの差で、後退できるとはいえ前進することの方が圧倒的に多いカヤックでも、前進方向に漕いでいる時にペダルが緩みにくい設定ということですね。
透明窓も取り付けて、インパルスドライブユニットの完成です。
Mako10のシート
アルミフレームのシートも開封します。
予想外に軽くて、最初に持ち上げた時には驚きました。
シート座面の高さや傾きは、裏にある縦横それぞれ3本のストラップで調節できるようになっています。
背もたれの角度は、写真に写っているストラップ2本で、同様に調整できます。
カヤックのレール(トラック)に4か所の脚部を取り付けて、前後位置も調整できます。
とりあえず最初は、高さはなるべく低くしておいて、前後位置は初航海時に調整してみます。
Mako10上でイメージトレーニング
ちょっと落ち着くために、カヤック上で沈思黙考!
写真は、インパルスドライブをカヤック上に置いた状態です。
反射材が織り込まれているロープが光っていますね~
全てのスカッパーホールにはプラグが設定されていて、インパルスドライブが貫通する穴も、大きなプラグで塞いでいる状態です。
魚探の取り付けや小物スペースの検討など、まだまだ準備が必要ですが、2か月後にはカヤックフィッシングを始められるように、計画的に準備を進めたいと思います。
最後に、これからフィッシングカヤックとを選ばれる場合のご参考用として、私が参考にしたサイトのリンクを載せておきます。
Mako 10 - Riot Kayaksオフィシャルサイト(USA)
Mako 12 - Riot Kayaksオフィシャルサイト(USA)