先日の記事では、魚探の振動子とバッテリーがカヤックに取り付けできました。
今回は、取り付け方法について少し悩んでいた魚探本体をカヤックに固定してみます。
フィッシングカヤック Riot Mako10
私が入手したカヤックは、RiotのMako10です。
このカヤックの、素の状態での気密性を確認したいので、初出艇を終えるまではカヤック本体には穴をあけないことにしています。
穴あけをしないで艤装するのは大変そうですが、幸いなことに装備取り付け用のレールが片側に3ヶ所づつ、合計6ヶ所あるので、これを上手に活用して魚探本体を取り付けていきたいと思います。
私が選んだ魚探の紹介
私が初出艇にむけて選んだ魚探は、連続探知が可能でGPSが搭載されているガーミンのストライカー4です。
英語での操作となりますが、機能のわりには安価で入手できるので、これに決めました。
どういった基準で魚探を選んだか?が気になる方はこちらをご参照くださいね~
beginner-fishing.hatenablog.jp
ガーミン ストライカー4シリーズの場合、魚探本体をカヤックに取り付けるためのマウントは、カヤックへ3ヶ所ねじ止めすることを前提として設計されています。
今回は、カヤック本体ではなく、レールに固定する方法を取りたいので、アタッチメント部分を少し自作して対応してみます。
魚探本体をカヤックに取り付けます
カヤックに直接ネジ止めするタイプのガーミンの魚探マウントに、ホームセンターで売っている金属ステーを取り付けたいと思います。
カヤックのレールに取り付けるステー
まずは、カヤックのレールに取り付けるためのステー部分をつくります。
レールに2ヶ所のボルトで固定するための、取っ手のような形状の金属板と、魚探本体の高さをかせぐためのZ断面の金属板を入手しました。
2枚の金属板は、M6のボルトで固定します。
このステーをカヤックのレールに固定するためのボルトは、手で回して着脱できるようにするために、フィットノブを使います。
写真で一番上に写っているナットは、カヤックのレール用のものですが、ホームセンターでは見当たらなかったので、通販サイトから入手しました。
フィットノブは、本体の厚みがあるので、ボルトが15mmほど隠れます。
このため、25mmの長さのM6ボルトも入手してきました。
写真に写っているのは普通のボルトですが、後日、海水で簡単に錆びる事が判明しました。
海上で使うカヤックには、少し高価ですがステンレス のボルトを使いましょう!
ステーと魚探本体マウントの固定
コンパクトな魚探ストライカー4ですが、首振りマウントをネジ止め以外の方法でカヤックに取り付けるための、なんらかの専用ブラケットが別売りされていないか調べてみましたが、見つけることができませんでした。
仕方がないので、カヤックのレール用に自作した金属板のステーと、魚探マウントを結合する方法を、自力で見出さないといけません。
いろいろと考えた結果、簡単に結合する方法として、木の板を間に入れて、お互いをネジ止めすることにしました。
適当な端材の板から、魚探マウントの形に合わせて、丸い板をジグゾーで切り出します。
紙やすりで切断面を整えたら、黒色のスプレーで塗装しておきます。
最後に、金属板ステーと魚探マウントを、それぞれ板にネジ止めして完成です。
カヤックへの取り付け
完成した魚探ブラケットを、フィットノブを使ってカヤックのレールに取り付けてみました。
少し自作感が漂いますが、剛性もあり問題なく使えそうです。
今回の魚探の取り付けのような、ちょっとした工夫や改造をともなう作業が、楽しくてしょうがないのは事実ですが、実際にカヤックフィッシングしないと意味がないですね!
カヤックの準備は整ってきたので、そろそろ釣り具の準備も進めようと思います。
<後日談>ガーミン ストライカー4を、海で使ってみました
人生初のカヤックフィッシングに行ってきました
実際に海で使ってみて、画面の明るさ(Brightness)を最大にしておけば、魚探にひさし(バイザー)を付けなくても、サングラスをしたままで画面が十分に見えました。
他の設定は表示単位系をメートルに変えたくらいで、ほぼ箱だしのままで使えます。
海で使い続けています
一年ほど水深20mほどの海で使い続けていますが、今のところは魚探の性能不足を感じたことはありません。
ポータブルカーナビでも使い慣れていたガーミンを選んで良かった!
魚がジグなどを追いかけてくる様子も、しっかり映し出してくれています。