青物に会いたい

カヤックフィッシングで青物を釣るために、初心者が必死に考えます

ロッドホルダーは、ピトン竿掛けが使いやすい!比較一覧表で選びます

カヤックフィッシングでは、常に座りっぱなしということもあり、手の届く範囲にあるロッドホルダーの使用性しだいで、釣りの快適性も多いに変わってきます。

カヤックが手元に届いた日から、いくつかのロッドホルダーを試してみましたが、その中でも今のところもっとも使いやすくて、気に入っているセッティングを紹介してみたいと思います。

カヤックのロッドホルダー

ロッドホルダーは、カヤックの両舷に

人生初のカヤックに緊張しながら初出艇した時は、ロッドホルダーは左舷側だけにつけていました。

その後すぐに、右舷側にもロッドホルダーが欲しくなり、かといって左舷側同じものだと面白くなさそうなので、タカ産業 ピトン竿掛をつけてみました。

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竿を少し上向きにして掛けておきたかったので、ピトン竿掛けのベース上のちょうどいい位置に、穴を追加しています。

海上でのカヤック両舷は、 こんな感じになっていました。

カヤックのロッドホルダー 左舷側
カヤックのロッドホルダー 右舷側

カヤックのレールには、バイクのライセンスプレート固定用のアルミパーツを使って取り付けています。

beginner-fishing.hatenablog.jp

このロッドホルダーの組み合わせは、いろいろな釣り方に対応できて、実に使いやすくて気に入っていました。

ピトン竿掛けは素早く竿を置いたり持ちたい時、いかにもロッドホルダーという形をした方はカヤックを流して大物を狙っている時に使ったりとか。

…しかし、とても残念なことに、陸っぱりの夜釣りでピトン竿掛けを使った時に、眠さからの不注意で、釣り場の手すりにつけたまま忘れて、紛失してしまいました。

左舷と同じようなタイプを右舷にも 

ピトン竿掛けを無くした後、また同じものを購入するのが悔しかったこともあり、しばらくの間、両舷ともに同じタイプのロッドホルダーを使っていました。

カヤックのロッドホルダー 左右ざし

 しかし特に右舷側のものは、その構造により方向調整と固定が簡単ではありません。

カヤック上で固定が緩んで竿の方向がずれるたびに、手すりに忘れてきたピトン竿受けが思い出されます!

使っていない時はコンパクトに折り畳んでおく事もできたので、カヤック上では邪魔になることもありませんでした。

意を決して、もう一度ピトン竿掛けを入手しよう!

不便さに我慢できなくなってきたので、カヤックで使うためのピトン竿掛けを、新たに導入したいと思います。

以前使っていたものは、衝動買いのように入手しましたが、今回はじっくりと比較しながら、カヤックフィッシングに合ったものを選んでみます。

ピトン竿掛けの比較 

早速、ピトン竿掛けを探してみました。

海上のカヤックで使いたいので、金属の露出が多いものは除外しています。

さらに、コンパクトかつ軽量そうなものに限定すると、3種類に絞られました。

ピトン竿受けの比較一覧表

直径13mmを超えるピトンに取り付けるなら、ダイワ ライト竿掛けですね!

例えば、頭の対角径が15mmくらいになる、M8サイズの長いボルトをピトンとして使うような場合は、この一択です。

ピトン竿掛けをカヤックで使う条件 

カヤックで使う場合、竿掛けの方向を頻繁に変えるのが苦にならず、一方では固定も確実にできるものが欲しくなります。

方向の調整が簡単にできるものとなると、第一精工とダイワのものが相当します。

どうせなら以前使っていたものよりも高機能なものが欲しかったので、今回はラインフックや脱落防止レバーも付いている、第一精工 磯受太郎をチョイスしてみます。

第一精工 磯受太郎をカヤックのロッドホルダーに

いろんなところが回転するので、カヤック上での状況に応じた調整も簡単そうです!

カヤックでピトン竿掛けが使えるようにします

 ピトンはフランス語由来で、ドイツ語ではハーケン、つまり登山で岩の割れ目に打ち込むようなクサビやボルトを意味するようです。

ピトン竿掛けは、岩場での釣りで使うものなんですね!

とはいえ、カヤックでもボルト状のものを台座として設定すれば使えるわけで、今まで使用していたロッドホルダーの台座に少し手を加えます。

以前に紛失してしまった竿掛けはM5サイズのボルトを使っていましたが、今回は頭の部分の直径が13mmくらいになる、M6サイズのボルトを使ってみます。

カヤックにピトンをつける!

長ナットは、竿掛けとボルトの角度を60°刻みでしっかり固定するためのものです。

さっそく、カヤックのレール用の台座にボルトをたててみました。

カヤックのレールにピトンをつける

ホームセンターで入手できる、40mm長さのボルトを使いましたが、入手した竿掛けにちょうどいいサイズです。
20mmの長ナットも、竿掛けの固定用レバーの高さにぴったりです。

カヤックレールにピトン竿掛けをつけられるようにします

以前のもの(下の写真右)は、掛けた竿が下向きになる範囲でしか角度調整できなかったので、上向きにするための改造が必要でした。

私の忘れ物を回収してくれた方がいれば、その改造に気付かれたかも!?

今回のもの(下の写真左)は、元々の角度調整の範囲内で、竿を上向きに掛けておくことができそうです。

ロッドホルダーは、ピトン竿掛けが使いやすい!

さて、カヤックフィッシングの装備が、また少し快適になりました。

早速、次の週末にカヤックフィッシングで使ってみました!

カヤックのロッドホルダーは、ピトン竿掛けが便利

関節が多い竿掛けなので、タイラバに少し疲れてきた時には、ロッドサポートとしても使いやすくて便利です。

あとは釣果で竿掛けの効果を証明するのみ! 天気と海況に恵まれる週末が、待ち遠しいです。