ロッドホルダーとして使う筒が4カ所あるフィッシングカヤックMAKO10を愛用していますが、どの筒も着座位置から少し遠いので、汎用のロッドホルダーを手元に1カ所増設しています。
それでも、ロッド一本を置きザオとして使う場合には、もう一本を手返しよく使えません。
そこで、カヤック両舷の手元付近にロッドを置けるように、もう1カ所にロッドホルダーを増設してみます。
フィッシングカヤックMAKO10の現在のコクピット
フィッシングカヤックのシートにおさまった状態での目の前スペース、仕事場感が漂うコクピットを目指しています! と理想は高いのですが、フィッシングカヤックとしては普通の艤装をするにとどまっており、レールシステムに、
- 右舷; 汎用のロッドホルダー
- 左舷:魚探のモニター
を装着して使ってきました。
最近では、上の写真の状態では不安定な置き方になっているパドルも、左舷のレールシステムを使って固定しています。
ロッドホルダーを増設します
カヤック両舷の手元近くにロッドを置いておけるように、フィッシングカヤックMAKO10のレールシステムを使ってバージョンアップをしていきます。
入手したもの
完成状態のイメージはありますが、作業していく中での方針転換も視野に入れておきます。
どのような完成形であっても必要となりそうなパーツを揃えました。
ラムマウントの首振りボールマウントシステムと、クーラーボックスに挿して使うタイプのロッドホルダーです。
ロッドホルダーは、堤防釣りなどの時に本来の用途で使えるように、クーラーボックスに挿す金属ステー部はカヤック用に改造せず、そのまま保管しておきます。
まずは、新たに入手したロッドホルダーとボールマウントを結合してみました。
上の写真の右側が、今回入手したボールマウントに、ロッドホルダーとレールシステム用のステーを追加したものです。
左側は、現在カヤックで使っているロッドホルダーです。
右側のとりあえず作ってみたものは、ステー部分が長すぎて、カヤックのレールへの取り付け点にかかる負荷が大きそうです。
そこで、ロッドホルダーは、カヤックのレールマウントに直接取り付けることにして、ボールマウントは魚探の取り付けに使うことにします。
レールシステム用のロッドホルダーを組み立ててみます
レールシステムのベースプレートとして使えるものはないかと考えてみて、アルミ材質のバイク用ナンバープレートホルダーを使わずに保管していた事を思い出しました。
さっそくナンバープレートホルダーを90°に曲げて、ロッドホルダーとボールマウントをあてがってみると、ちょうどいい感じです。
捨てるのがもったいないと思ってしまう性格も、たまには役に立ちます!
ボルト類でサクサクと組み立ててみました。
魚探のスタンド部もボールマウントのステーに良い感じで取り付いています。
本来はナンバープレートを取り付けるための長穴は、レールマウント用のノブ付きボルトを使うのにピッタリの位置です。
カヤックの両舷にロッドホルダーを取り付けてみます
ロッドホルダーと魚探ステーを一体化したアルミのベースプレートを、カヤックの左舷レールに取り付けてみました。
バイク用の部品を流用したとは思えないフィット感です。
ただし、このロッドホルダーが、これまで左舷側で固定していたパドルと当たってしまいそうなので、パドルホルダーは右舷に引っ越します。
右舷側のロッドホルダーは、前後2カ所でパドルを固定するパドルホルダーのうち、前側のものと一体化しておきました。
海上でのジグの付け替えなどでは、パイプ形状のロッドホルダーよりも手返しよく作業できそうです。
カヤックのコクピット周りは、下の写真のようになりました。
できれば右舷側のロッドホルダーも、アルミのベースプレートを使いたいところです。
もう手元には流用できそうなアルミの板状のものは無いので、ネットショップで何かないか探してみました。
レールのベースに使えそうなものを発見
今回うまくいって味をしめたので、バイクのナンバープレートホルダーでネット検索したところ、随分と興味をそそられる構造のものを発見しました。
カヤックのレールマウントベースに転用したらカッコ良くなること間違いなしの、複雑な構成をしたナンバープレートホルダーです。
さらに、うまく分割すればレールシステム用のベースプレートを2個取り出せそうです。
「まずは一回、今の状態で浮いてから考えてみよう」と、沸き上がってくる購入欲を必死におさえつけていますが、ずっと耐えられるか自信がありません。
これから梅雨時で、浮けない時間が増えそうなので、休日のDIYネタにしてみるのも、有りかも!?と考え始めたら、もう止められなくなり、すぐに進化しました。
class="hatena-citation">beginner-fishing.hatenablog.jp