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カヤックフィッシングで青物を釣るために、初心者が必死に考えます

アルミ削り出しで、かっこいいカヤックのレールマウントを目指す!

かっこいいカヤックのレールマウントを目指して

先週は、たまたま手元にあったバイク用の部品を使ってマウントベースを作り、カヤックのレールに魚探とロッドホルダーを取り付けました。

カヤックへのフィット感は、それなりにあるのですが、もう少し見た目の違和感がなく取り付いているものにしたい!との欲がでてきました。

カモフラージュ色の足漕ぎカヤックに合わせて無骨な感じにしてみたいので、アルミの削り出し品に変更してみます。

前回作ったベースプレート

下の写真が、先週作業したものです。

バイク用の、アルミ板を打ち抜いたナンバープレートホルダーを改造して、ベースプレートにしています。

ベースプレートは、カヤック左舷のレールに取り付けて、ロッドホルダーと魚探マウントを支えています。

取り付け作業のドキュメンタリー記事はこちらです。

beginner-fishing.hatenablog.jp

アルミプレートは、90°の曲げ加工に体重をかけての作業を要するほど硬く、実際に十分な剛性があるのですが、見た感じが質素なので剛性感が伝わってきません。

レールのマウントベースに使えるバイク用部品

もっと剛性感を出せそうなものをネットで探してみて、同じくバイク用で、アルミを削り出して作られたナンバープレートホルダーを発見しました。

購入を数日思いとどまったものの、天候が悪くてカヤックで浮けない日が続いたこともあり、勢いで入手することにしました。

バイクのナンバープレ-トステーをカヤックに流用

骨格の構成部品がアルミの削り出し品7点で作られていて、数千円で入手できるナンバープレートホルダーです。

この構成部品の組み合わせを変えることで、カヤックのレール用ベースプレートを、2個作れそうです。

写真で右側に写っているナンバープレート照射用のLEDライトは、今回は使いません。

バラしてみましょう

ナンバープレートホルダーをある程度バラバラにして、カヤックのレールに使うイメージにしてみます。

付属の六角レンチを使って、ボルトと緩みどめナットを外していきます。

アルミ削り出し部品のカヤックへの流用

骨格部品の結合には皿ボルトが使われているなど、締結部品がアルミの削り出し部品から飛び出さないように設計されています。

部品どうしの合わせ精度も良く、大いに好感が持てます。

カヤック左舷のレール用ベースを組み立てます

バラしたアルミ部品2個を使って、まずは左舷用のベースプレートを作りました。

魚探を固定するためのラムマウント用のボールジョイントと、ロッドホルダーの軸受け部も取り付けてみます。

アルミ削り出しの魚探ホルダー

ロッドホルダーの軸受け部は、アルミ部品の溝に対して少し厚みがあるので、2mmほど削ります。

軸受けに元々ある取り付け用穴と、新たに追加した穴1ヶ所を使って、マウントに固定してみました。

いい感じにできたので、魚探とロッドホルダーの残りの部品も取り付けてみます。

アルミ削り出しのカヤックの魚探取り付けベースプレート
アルミ削り出しのロッドホルダー取り付けベースプレート

ボールマウントステーを使っているので、ロッドホルダーを回転させても、魚探には当たらないスペースが確保できています。

ベースプレートがアルミになり厚さが増したので、フィットノブに入れて使うM6ボルトは、これまで使っていた長さ25mmのものから30mmのものに変えました。

ご参考ですが、レールに入れるナットは29x13mmの大きさのものを使っています。

組み立てたベースプレートを、カヤックの左舷レールに取り付けると、下の写真のようになります。

アルミ削り出しのカヤックのレール用ベースプレート
アルミ削り出しベースプレートで魚探とロッドホルダーを

このために作られたベースプレートかのような、機能美すら感じる出来栄えです!

見た目の剛性感も格段にあがりました。

カヤック右舷のレール用ベースを組み立てます

左側に続き、右側のレール用ベースプレートも、残りのアルミ部品を使って組み立てます。

現状は、下の写真のような構成で、ロッドホルダーとパドルホルダーを取りつけています。

フィットノブに使っていたボルトは海水で錆びているので、長さ30mmに変える際に、ステンレスのものを選びました。

合計3個のアルミ削り出し部品から、下の写真のように組み立てました。

アルミ削り出しのレール用ベースプレートで、カヤックにロッドホルダ増設

本来はウインカー取り付け用の小さな部品を、ロッドホルダーの回転軸を取り付けるために使っています。

こちらも、いい雰囲気を醸しだしていて、パドルホルダーステーとの一体感も増しました。

ロッドホルダー本体も組み付けて、カヤックの右舷レールに取り付けてみます。

レール用ベースプレートでロッドホルダ増設
カヤックのレール用、アルミのベースプレート

アルミの削り出し感満載のステーは、幅方向の位置調整ができます。

ペダルを漕ぐ足に対して、ロッドホルダーが邪魔にならない位置関係にして固定しました。

カヤックのコクピット艤装がカッコよくなりました

フィッシングカヤックMAKO10の、現時点でのコクピット周りです。

アルミ削り出しのベースプレートでカヤックのレール部がかっこよくなった

バイク用の部品を転用したとは思えない仕上がり感で、ロッドホルダーが装着されています。

カヤックで浮けない天候の週末が続いていますが、カヤックに手を加えるのも楽しくて良いですね!

<追記>

後日、さっそく使ってみました。

カヤック用の半自作ロッドホルダー 兼 魚探ホルダー
カヤック用のロッドホルダーをつける

とても使いやすくて、強度も充分あり良い感じです。

右舷側のロッドホルダーは、ロッドを垂直にして保持できない構造ですが、もう少しだけ上向きまで角度調整できるようにバージョンアップするかもしれません。