釣りに行けない週末は、ゆっくりと静かに時間がすぎていきます。
落ち着いて考える余裕ができたので、この時間を使って後悔しないスピニングリール選び!をしてみたいと思います。
前から欲しかったのですが、同じようなリールが多いので、どれが自分に最もあっているのかが判らず、少し躊躇していました。
そこで、スペック一覧表をつくって性能差を明確にして、次に主力となるスピニングリールを、自信を持って選ぼうと思います。
初めて購入したリール
もう一年以上前になりますが、カヤックフィッシングを始めるにあたり、初めてのリール選びをしました。
beginner-fishing.hatenablog.jp
生まれて初めて買ったリールは、シマノのセドナです。
今思い返すと何を血迷ったのか?とも感じますが、大は小を兼ねるに違いない!と考えて、5000番を選択しました。
幸いなことに、実際にクロソイなどが釣れたので良かったですが、水深10mほどの三河湾では、もっと小さめのリールでもよかったですね。
ボールベアリング(BB)の数が少ない割には動きが滑らかなリールで、最初に使ってみて正解だったと感じています。
転んで壊してしまった〜
その後、エントリークラスで、2000番や3000番のリールも入手しましたが、セドナの滑らかな動きに勝るものはなかったので、5000番の大きさを必要としない釣りでも、セドナを頻繁に使っていました。
ある夏の日にも、陸っぱりの夜釣りで使っていましたが、暗闇でコンクリートブロックにつまづいて転んだ時に、ハンドルの根本のリベットが折れてしまいました。
折れたリベットの代わりに、細いボルトとナットを使ってハンドルを固定しながら、半年ほど使い続けていますが、そろそろ2台目を入手して、釣りの状況で使い分けてもいいような気がしてきました。
こうやって、釣り道具は増えていくのですね〜
高級品には手を出していない(出せない)ので、まだ買い物沼から抜け出せない状態ではない!と自分を納得させます。
カヤックから青物を狙うスピニングリール選び
初めてのリールセドナC5000XGのおかげで、クロソイなどの根ざかなだけでなく、サゴシも難なくカヤックに釣り上げることができました。
これから入手するスピニングリールも、同じようにカヤックフィッシングで使っていきたいと思います。
ちなみに、これまでにドラグ音が鳴りっぱなしで糸が出ていったような経験はありません。
とはいえ、今後そのような大物が訪れないとも限らない?ので、今使っているセドナと同じ5000番に加えて、4000番までを候補に入れてみます。
シマノの4000番と5000番のリールを一覧表で比較
この一年の間に、有名メーカー数社の2000〜3000番台のリールを、お試しで使ってみました。
それらの、エントリークラスの小型リールを、使い心地で比較したみた結果、私の釣り方にはシマノのリールが最も合っていると感じました。
そのため、次に入手する4000〜5000番台のリールも、メーカーはシマノからの一択にしよう!と決めています。
また、お財布事情も考慮して、実勢価格で2万円以下のスピニングリールにも絞って、スペック一覧表をつくってみます。
基本スペック一覧表
シマノの、海釣りで使えるエントリークラスのリールで、4000番と5000番のものを選んでみました。
エントリークラスと呼ぶに最もふさわしいアリビオは、ドラグ力が弱めなので候補から外しています。
最初に、基本的なスペックを一覧表にしてみました。
当然の結果ですが、「4000番」などの番手で決まるスペック値は、どのリールもほぼ同じですね。
そのような中で、280gという軽さが目立つスフェロスSWが、一歩リードしている印象です。
次に、もっと差がつきやすい機能や構造を比較してみます。
機能一覧表
機能を一覧表でまとめてみました。
それぞれのリールの差がわかりやすくなりましたね!
海面に近い場所でリールを使うカヤックフィッシングでは、内部防水機能のコアプロテクトが欲しいところです。
また、まだ一度も使ったことがないネジ込みハンドルの、ガタがない動きも手に入れてみたくなります。
その結果、最終選考は、
からの二者択一となりました。
早速入手しました!
いつもカヤックで海に浮かぶ時には、当然のように!?大物を釣り上げることを夢見ています。
そんな訳で、最後に選んだのは、大物がきても安心してやりとりできる、HAGANEボディのスフェロスSWです。
理詰めで選択したので何も迷うことはなく、脇目もふらずに入手しました!
セドナでも十分滑らかに感じる巻きごこちは、セドナよりも少しいいかな〜という感触ですが、ネジ込みハンドルとHAGANEボディから伝わってくるカチッとしている剛性感は、全くの別物です。
スフェロスSWにPEラインもまいて、準備万端になりました。次に海に浮ける日が待ち遠しい!
来るべきその日に備えて、大物とのやりとりをイメージトレーニングしながら、他の釣り道具の整備もしておこうと思います。