まだしばらくは、カヤックフィッシングに行けない週末が続きそうです。
こんな時だからこそ! これまでの一年間に、カヤック上にお迎えした魚たちをまとめて、次に浮かぶ日に向けて、夢と熱い想いを膨らませてみます。
三河湾でカヤックデビュー
初めてカヤックで浮いたのは、2019年2月の三河湾でした。
釣り自体もほぼ初めてだったので、とりあえずダイソージグでも使ってみよう!と、訳もわからずいろんな場所にジグを投げていました。
もちろん一匹も釣れず、魚探の使い方を勉強して帰ってきました。
4月
魚探を使って何度か浮いていると、海底の地形に起伏がある場所がわかってきました。
釣れない悔しさをバネにして、いろいろと調べた結果、
起伏がある
=根がある
=根ざかなが住んでいる
=ジグヘッドとワームで釣れるらしい!
ということが判ってきたので、ジグは封印して、ワームを泳がすことを特訓しはじめます。
またまた訳もわからず、いろんなワームを入手して試してみましたが、その中でも10グラムくらいのジグヘッドに、4インチくらいのワームの組み合わせを使うことが多くなっていました。
場所と泳がせ方がうまくマッチしたらしく、4月のカヤックフィッシングで初めて釣れたのは、クロソイでした。
最初は根がかりかと思いましたが、明らかに生命反応がある!と気付いた時は嬉しかったですね〜。
ちなみにカヤックでの初の釣果をもたらしたのは、上の写真の、右から3本目のワームです。
最初にしては、けっこうな大きさの魚が釣れたので、一匹だけで大満足の初fishでした。
5月
その後も天気の良い週末は、取り憑かれたかのように三河湾に通います。
ポイントが解ってきたこともあり、ほぼ一回に一匹のペースで、クロソイを釣ることができました。
スモールボートのMさんと、初めてお話しさせていただいたのもこの頃で、クロソイの釣り方を丁寧に教えていただきいました!
6月
6月になると、2月と同じ三河湾とは思えないくらい、魚探に映る小魚の群れが多くなります。
撒き餌がなくても、サビキの仕掛けだけで、小魚が面白いくらいに釣れました。
フグもサビキ で釣れましたよ!
釣れた小魚で泳がせ釣りをしてみたら、ものすごく重い魚が食いついてきて、なんだこの大物は?とワクワクしながら格闘しました。
周りにプレジャーボートも浮いていたので、ちょっとヒーローっぽいかも?と自意識過剰になっていましたが、今考えると周りの方たちは、何が釣れていたかを、きっと想像できていたと思います。
恥ずかしい~
水面近くに上がってきた、人生初のエイをみた時は、相当落ち込みました。
番外編ですが、カヤックで浮けなかった真夏 の過ごし方
いつも出艇させていただいていた場所は、海水浴シーズンには使えなくなります。
そもそも暑すぎてカヤックには不向きだと考えて、夏の間は陸っぱりの夜釣りで、釣り修行をすることにしました。
出艇地の近くの釣り公園や、伊勢湾側の防波堤などで、それまでは触りたくなかったイソメやゴカイを使って、エサ釣りに挑戦してみます。
真夜中に、静かな水面で時折ボラが跳ねる音を聞きながら、竿先にセイゴの反応を捉えるのが楽しかったです!
お持ち帰りサイズのセイゴは、焼き魚にしてみましたが、思いのほか臭みもなく美味しくいただきました。
セイゴの他にもアナゴなど、多くの種類の魚が釣れます。
一度だけ、バケツに入りきらない大きさのカニも釣れましたが、あまり興味がなかったので、近くの釣り人に献上して、喜んでいただきました。
本命のセイゴよりもよく釣れるので、アナゴの捌き方が上手くなった、2019年の夏でした!
若狭湾デビューします!
夏の終わり頃に、このブログを見つけていただいた、ちったパンダさんから、日本海側もいいですよ!とお誘いをいただきました。
夏の間は封印していたカヤックを引っ張り出してきて、ちったパンダさんのお供をさせていただきます。
10月
初めての若狭湾、初めての日本海側!
魚影が三河湾とは比べものにならないと事前に聞いていたので、興奮状態で鼻息荒く出艇します。
とはいえ、水深10mを簡単に超える深さの海での釣りは初めてです。
そこで、三河湾で使い慣れたワームから使ってみることにしました。
洞窟のような大穴が空いている岩壁の近くでワームを泳がせてみると、あっさりと釣れました。
うっかりかさごです。
三河湾のクロソイよりも簡単に釣れて、しかもやりとりが面白いので、大はしゃぎして楽しみました!
水深40m以上の場所では、初めてジグを使った縦の釣りをしてみました。
初めて釣った青物はサゴシです!
その日は、もう一匹サゴシを追加しました。
間違いなく三河湾よりも楽しい!ので、この釣行の後は、少し遠いですが若狭湾に通うことになります。
12月
初の若狭湾から1ヶ月以上たってしまいましたが、タイラバに挑戦してみました。
記念すべきタイラバ初の魚は、
エソ。
躊躇せずにリリースしますが、体は流線型なのに顔つきは可愛くて、憎めない魚です。
この日は、本命のアマダイや、常連になりつつあるうっかりかさごも釣れました!
別の日ですが、ジグでも釣ってみます!
キダイやサゴシは、この後の釣行ではジグを使った常連さんになりました。
1月
2020年1月の釣り始めは、前年末とは様子がかわって、全く生命反応が感じられない若狭湾でのスタートとなりました。
そんな中で、カヤックに寄り添うように泳ぎ続けるソウシハギ。
背びれと腹びれの動かし方が、波打っているようで面白い魚です。
網に入れた時は魚の種類がわかりませんでしたが、なんとなく危険を感じたので、後ほど大正解だったと安堵したリリースです。
新年2回目の釣行からは、常連さんたちが来てくれました!
キダイ、サゴシ、うっかりかさご
釣果はほとんどがジグによるもので、自分としては高価な道具を使っているタイラバでは、うっかりかさごしか釣れなくなっています。
タイラバの釣り方、間違っているのかも?
2月
寒いなかでも比較的に穏やかな日をみつけて、2月の若狭湾に行ってみました。
魚探の反応が少ない中で、海底付近を泳がせていたジグに、これまでに経験したことがない、引きずりこまれそうな反応がありました。
やりとりの途中から、サゴシだと確信していましたが、海面付近に見えてきたたのはランディングネットに入りきらないサイズ、72cmのサワラでした。
これで正真正銘の青物が釣れた!と思えた一匹。嬉しかった〜!
3月
そして、最も最近の釣行となる、3月のカヤックフィッシングです。
周りでボートから釣ってみえた方たちも渋かった!とおっしゃる状況でしたが、なんとか小さなキダイが釣れました。
20cmにも満たないサイズなので、海にお帰りいただきます。
この日は、粘ってみたものの、この一匹のみで終了となりました。
キダイ、チダイ、真鯛の違い
さて、遅ればせながら、自分が釣っているタイが何者なのか?を調べてみました。
一目瞭然ですね!私が釣っているのは、紛れもなくキダイ、別名はレンコダイです。
(この記事は、判別後に書きあげました。)
他にも、おでこの形や体高なども種類によって異なるようですが、素人の私には判別が難しいので、表に挙げた見分けポイントだけで十分です。
ちなみに下の写真は、三河湾で遊漁船から釣った小さなタイですが、エラ蓋が微妙に赤いものの、尾ひれの後端が黒いので、おそらく真鯛でよろしいかと。
タイの種類もわかったので、次回のカヤックフィッシングでは、大きな真鯛を夢見て出艇してみます!