こんにちは!
もう何回目かわからなくなっていますが、釣りに行けない休日の「釣り道具と楽しむ」シリーズの記事です。
出番が遠のいているものの、メンテナンスはしているので、いつでも釣りに連れていける釣り道具! ありますよね〜
今回は、そんな釣り道具たちの中でも、見て触るだけで楽しい、リールのディスプレイに取り組んでみます。
リールを飾りたい
さて、まずは現在の釣り道具ディスプレイ方法をご紹介しておきます。
息抜きの時や思い立った時にジギングの練習をして心を落ち着けたくなる私は、リールをロッドに装着した状態で本棚にディスプレイしています。
ロッドを固定している白いプラスチックは、箒やモップを壁掛けするためのものを流用しました。
簡単にロッドを脱着できるので、便利ですよ〜
とはいえ、本棚の表面積には限りがあるのと、ロッドよりもリールの所有数の方が多いので、リール単体でも本棚に飾りたい!
ということで、スピニングリールとベイトリールを壁掛けタイプでディスプレイする方法を探ってみます。
簡単、安い、美しい
良い方法はないかな?と調べてみると、スピニングリールの場合は2枚の板の隙間に引っ掛けてディスプレイする構造のものを自作している方が多くいらっしゃるのがわかりました。
基本的には同じ固定方法で、100円ショップなどのキッチンペーパーホルダーも使われていますね!
どちらもスピニングリールにはピッタリの固定方法で、理にかなっていると感じます。
しかし、問題はベイトリールです。
ギヤボックスが大きく張り出しているベイトリールは、平らな面のスリットへのディスプレイができません。
角柱に塩ビパイプを通して、それらの隙間にリールの足を突っ込む固定方法で自作されているケースがありますが、あまり手間をかけたくないので角柱を追加して使いたくはない...
そして、できれば本棚の支柱に直接ディスプレイしたい!
本棚の支柱は、厚さ15mmの板が使われており、この厚さを使ってベイトリールを装着して、ギヤボックスの出っ張りを避けるのが良さそうです。
本物のリールシートを本棚につけることで一発解決しますが、ロッド用につくられた部品を本棚に付けてしまうのは、なんだか申し訳ない気がするので、安く代用できるリールシート状のものを探してみます。
100円ショップ探索
約15mm幅のリールシート状のものを物色するために、100円ショップに来ました〜
リールの脚部をイメージしながら、それが上手く入りそうな穴もしくはスリットがあるものから、最後に選んだのはこちらです。
開封後の写真なので数が少なくなっていますが、実際には8個入りです。
ワイヤーネット用の樹脂フックで、袋に印刷されている「見える収納」のキャッチフレーズは、今回の趣旨にも合致しています。
素晴らしい!
リールをディスプレイする場合は、このフックをワイヤーネットに固定するためのクリップ形状部に、リールの脚部を差し込む事で使えそう!
これを使えば、8個入りの一袋から、ディスプレイ用のリールスタンドが8個もできてしまいそうです!
改造
それでは、ワイヤーネット用のフックを改造していきます。
フック部分は不要なので、切り落としておきます。
プラスチックなので、いろんな切断方法が使えますが、写真のようなノコギリでも簡単に切れました。
次に、残りのクリップ部も上下に2分割しておきます。
加工前後を並べた写真がこちらです。
このアングルの写真は初登場ですが、クリップ部にスリットがあります。
このスリットがリール脚部の円弧断面形状にうまくフィットして固定されるのでは?という思惑です。
スリットの奥には、リール脚部の断面形状には相反する形状の溝があります。
この溝には、適当なスポンジを入れて、リールの固定をサポートしてもらいます。
完成
2分割したフックに穴をあけて、上下の間隔をリールに合わせつつ、ネジで本棚に固定したら、リールスタンドの完成です。
溝部に追加した「適当なスポンジ」も写っています。
切断部の処理(ペーパーヤスリがけ)が甘い! とお叱りを受けてしまいそうですが、早く完成させてしまいたかったので、ご勘弁ください〜
それでは、ドキドキしながら、ベイトリールをスリットに差しこんでみましょう。
おぉ〜!
いい感じで本棚に固定されました。
この板は、「アブガルシアの柱」にしたいので、下の方にもう一箇所リールスタンドを付けて、スピニングリールも飾ってみました。
スピニングリールの方が、自作(改造)スタンドにリール脚部が固定されている状態がわかりやすいですね。
さらにシマノのスピニングリールを飾るために、本棚側面の平坦部にもスタンドを取り付けて完成!
他のリールたちは、ロッドに装着した状態で飾っています。
こうしておいた方が、お家でイメージトレーニングしたくなった時に、すぐにバーチャル釣り態勢に移行できるので、私としては問題ないです。
机や棚に置く方式でのベイトリールスタンドは、アルミ製のカッコいい市販品もありますが、今回は壁(棚)掛けでスマートに飾りたい!との思いで取り組みました。
思いのほか安く簡単にスタンドを設置することができたので、これはこれで自己評価は100点。
それでは、棚を眺めながら妄想の釣りに出かけましょう〜