自分の不注意からフォールレバー付きのリールを失くしてしまってから、後悔し続けること数か月...手元に無いと、なおさら欲しくなる思いが膨れ上がるばかりです。
さらに「フォールレバーで誘う!」という内容の動画を見てしまい、もう入手しないではいられなくなったのを機に、今年一年の自分へのご褒美だと言い聞かせて、フォールレバー付きの両軸リールを入手することにします。
以前に持っていたものはタイラバ専用でしたが、今回はいつもの船釣りで使えるコンパクトなリールという観点で、フォールレバー付きのものを比較検討してみます。
フォールレバー付きのリールが欲しい!
最初に、数か月前まで持っていたタイラバ用のフォールレバー付きリール、シマノのエンゲツ CT 150PGについて振り返っておきます。
若狭湾でタイラバをするために入手し、実際にアマダイやレンコダイと会うために、大活躍してくれました。
「ゆっくりと巻くためには、PG(パワーギヤ)でしょう!」と考えて選んだので、タイラバにはちょうどいい巻取り量でしたが、ジギングには使いづらいですね。
水深が一目でわかるので五目釣りでも活躍していましたが、仕掛けを急いで回収しないといけない!というような時には、PGゆえに巻取りが少し大変でした。
今回は、最近楽しんでいるジギングもしくはジギングサビキでフォールレバーを活用したいので、普通のギヤ比もしくはHG(ハイギア)タイプのものを選ぼうと思います。
他にも活用シーンを纏めておくと、
- 船からの縦のジギングもしくは五目サビキ
- 水深は最大70m程度
- 狙っているのは、大きくても40cmくらいの魚
ということで、私の大好きなシマノさん限定で、150~200サイズの両軸リールから選択します。
シマノのリールを数値で比較
さて、自分へのご褒美なので、お金に糸目はつけませんよ!と言いたいところですが、実際には、こっそりと金額的要素も検討項目に入れています。
その上で、先ほどの活用シーンに合いそうなフォールレバー付きリールをリストアップして、一覧表にしてみました。
一覧表で右端の、エンゲツCT 150PGは、以前持っていたタイラバ専用リールで、今回検討するものと比較するために並べておきました。
ちなみに、ドラグ音とレベルワインド機能があるものだけを選んでいます。
...と言っても、フォールレバーがある時点で、どのリールにもついていますね。
表中、青字になっている数値は、比較したものの中で、最も高性能もしくは高機能のものです。
さて、どれを選びましょうか?
オシアコンクエスト?それともバルケッタ?
比較したものの中で最もハイエンドなものは、間違いなくオシアコンクエスト CT 200HGです。
...でも、黄金に輝くボディーは、まだまだ釣り下手な私には、身分不相応な気がします。
...であれば、地味にかっこいいオシアコンクエスト リミテッドが本命ですが、カウンターがついていないことが気になります。
...となると、カウンター付きのバルケッタ プレミアムも捨てがたい。
一覧表を穴が開くほど見続けますが、選びきれません。
そして思考回路がショートしてきました。
とうとう悪魔が、
「(冷静に考えたら、そんな訳ないけど)一生ものだと思って、両方入手してみたら?」
と囁きました。
...という経緯を経て、両方手元に届きました。
実使用では、まずはカウンター付きのバルケッタ プレミアムで、フォールスピードで魚を寄せる感覚を掴んでみたいと思います。
水深が深くなるにつれてフォールスピードは遅くなるので、いつでも狙いどおりのスピードを作れるようになるためには、カウンターがあった方がいいですよね。
そして、カウンターを見なくてもスプールの動きなどでフォールスピードがわかるようになってきたら、オシアコンクエスト リミテッドにも活躍してもらいましょう。
次回の海釣りでは両軸リールだけを使うことにして、フォールレバー有無による釣果の違いを調べてみます!