カヤックフィッシングで、縦の釣りを楽しむようになって、ベイトリールが増えてきました。
実際に使っていて、さらに違う機能が欲しくなって入手するという無限スパイラルに飲み込まれた感じです。
そこで、まずは現在カヤックフィッシングで使っているベイトリールを整理してみました。
さらに、最近入手したタイラバ 用ベイトリールを選んだ際のこだわりポイントを、有名3社のリール比較と共に、まとめてみます。
カヤックフィッシングで使うベイトリール
趣味に没頭してくると、あっという間に道具が増えていきますね!
1年くらい前の、釣りを始めた時には、予備も合わせて2個あれば十分だと思っていたリールも、気づけばベイトリールだけで4個も所有しています。
エントリークラスの、比較的に入手しやすい価格のものですが、使っているうちに愛着がでてきたものばかりです。
最初に、表の左から順番に、カヤックフィッシングで使う目線で、使い心地や釣果を紹介してみたいと思います。
アブガルシア REDMAX船
最新のものは、REDMAX船3ですが、私が使っているのは、その前のモデルです。
このリールは、1年くらい前に「釣りを始めます!」宣言をしていたところ、職場の釣り師匠から、おさがり品をいただきました。
分解清掃とグリスアップをしたのち、PE2号を巻きなおしてしばらく使っていく中で、エイとの闘いも制することができました。
ものすごく重くて、三河湾なのにマグロを釣ったかと思いました!
残念なことに、もう耐用年数を超えているのか、どれだけ清掃やグリスアップをしても、タナ取りスイッチが上手く働かない時があります。
最新モデルは、「タナ取りスイッチ」から「ロケットクラッチ」のプッシュタイプのスイッチに変わって、使いやすくなっていますね!
アブガルシア BLUEMAX船3
REDMAXと同じく、アブガルシアのエントリークラスのベイトリールですが、REDMAXがシャロースプールなのに対して、BLUEMAXは、PE2号が200m巻けます。
いただき物のREDMAXは、メッキ部品に緑錆が浮き始ていたので、カヤックフィッシングにおける縦の釣り用で、新たにBLUEMAXを入手しました。
人生初のタイラバをした時には、このリールを使ってアマダイを釣ることもできました。
ラインカウンター付きリールの便利さに押されて、最近はあまり出番がありませんが、特に不満なく使えるので、予備のリールとしてカヤックに常備しています。
シマノ 17バルケッタBB 600PG
このところ、もっとも釣果を出しているリールです!
カヤックフィッシングを始める時に、ベイトリールも必要だろうと思い、訳もわからずフィーリングで選びましたが、サゴシなどをあげる時には、PE2号の糸を巻いて多いに活躍しています。
バルケッタBB 600PGは、サゴシに負けないパワーがあって楽にあげられるので、ハラハラ感はあまり味わえませんが、上手くフッキングできたら、ほぼ苦労なしにカヤック上に獲物をお迎えしています。
ラインカウンターは、初期設定で10m分を正しく記録しておけば、ほぼ誤差なくタナを狙えます。
最近入手したタイラバ用リールを選ぶ時に、大いに参考になった一品で、カヤック上での現役二刀流のうちの一個です。
シマノ 19 炎月 CT 150PG
PE1.2号を巻いたアブガルシアBLUEMAX船3でタイラバを始めましたが、師匠よりも釣果が少ないのは、使っているリールの性能差?だと思い込む!ようになってきました。
BLUEMAX船3は、タイラバ以外では使いやすいリールですが、タイラバの独特な釣り方では少し付加機能が欲しくなります。
そこで入手したのが、シマノ 19炎月CT 150PGです。
タイラバ用としてこのリールを選んだ理由を、同クラスの他社製リールと比較しながら紹介してみたいと思います。
タイラバ用リールを一覧表で比較
タイラバの釣り方に特化した専用リールが必要だ!と思い込んだら、もうすぐにでも入手しないと気が済まなくなりました。
そこで最初に、有名3社から同じくらいの実勢価格のタイラバ用リールを選んで、比較してみました。
シマノとダイワは、ラインカウンターとスピード表示付きで、スプールフリー時にタイラバの落ち方がスムーズになるような機構が付いています。
一方のアブガルシアは、液晶表示はありませんが、本体重量の軽さとクラッチ操作の軽さで、疲れにくさを重視しています。
タイラバ初心者がリールに求めるもの
さて、師匠の釣果との差を詰めるべく、私がタイラバ用リール選びで重視したのは、2点です。
- ラインカウンター、スピード表示がある方がいい
- タイラバが着底するまでのスピードを自在に変えられる
液晶表示が有るものとなると、シマノとダイワの二択になります。
軽さが武器になるほどの長時間にわたり、集中力を保った釣りができたことはないので、軽量なアブガルシアのタイラバリールは、もっと腕を磨いて集中力が途切れなくなってから考えることにします。
シマノもダイワも甲乙つけがたいですが、最終的に決め手になったのは、フォールレバーの存在です。
いつも行く水深60mほどの若狭湾では、なるべく軽めのタイラバを使うように心がけていますが、海底に近づくに連れて沈下速度が遅くなることがあります。
また、魚探に反応があっても、そこからタイラバを落としていくと、落下に時間がかかるので、着底した頃には全く反応がなくなっていたりします。
そのような時に、自在に落下速度を操れるフォールレバーは強い武器になりそう!ということで、シマノ 炎月CT 150PGを選びました。
このリールを入手する直前に、若狭湾で出会ったボートの方から「HGは疲れるからPGがいいよ」と教えていただいていたので、迷わすPGを入手しました。
実際に使ってみても、カヤック上では素早く取り込まないといけないような場面もほぼないので、PGで良かった!と感じます。
本命以外の魚も釣れてしまいますが、タイラバの動くスピードを狙い通りに調整できるので、釣果アップに多いに貢献してくれています!