青物に会いたい

カヤックフィッシングで青物を釣るために、初心者が必死に考えます

フィッシングカヤックに、防水バッテリーボックスと安全フラッグホルダーを固定します

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前回の記事では防滴性のあるツールケースを使って、バッテリーボックスを作りました。

beginner-fishing.hatenablog.jp

今回はそのバッテリーボックスを、私のフィッシングカヤック Riot Mako10に固定する方法について考えてみます。

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Riot Mako10のスペース

カヤック上でバッテリーボックスを固定しておく場所ですが、私のフィッシングカヤックの場合は、シートの後ろのスペースしかありません。

複雑な形をしているこの場所の寸法を写真で紹介いたします。

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約30cmx30cmの平らな底面があって、周りの形状につながる曲面で構成されています。

この場所に、バッテリーボックスとクーラーボックスを置くことになりますが、試しにキャンプで使ってきたクーラーボックスを置いてみると、ぴったり収まらずに両側の壁にひっかかってしまいます。

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今のところカヤック専用でクーラーボックスを入手する予定はないので、何とかしたいところです。

しばらく考えた結果、下はバッテリーボックス、上はクーラーボックスの2階建て構造にして、小さなスペースを有効活用することにします。

約40年物の浮力体で電池ボックスを固定する

カヤックが手元に届く前から、「何かに使えるはず!」と思っていたものがあります。

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昔懐かしい、水泳教室で使っていたビート板とヘルパーです。

30年ほど車庫の肥やしとなって色あせていましたが、とうとう再活躍する日が来ました!

今回はビート板を使って、バッテリーの固定と、クーラーボックスを置く面を作ってみます。

ビート板の改造

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上の写真のような位置関係で、バッテリーボックスとビート板を結合するのが完成イメージです。

バッテリーボックスにつけておいた、バイク用の荷かけフックの位置に合わせて、ビート板に穴をあけます。

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この穴に、ゴムのように伸び縮みするショックコードを通して、外れないようにしておきます。

ビート板に通したショックコードコードの片方にはコードストッパーを付けて、もう片方は結び目を作って抜けないようにしておきました。

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このショックコードを使って、バッテリーボックスとビート板を固定します。

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ビート板に十分な浮力があるので、もしカヤックが転覆しても、バッテリーボックスが海中深くに落ちていって水圧でボックス内に入水してしまうことを防止できると思います。

カヤックに置いてみます

カヤックの後部スペースに、ビート板付きバッテリーボックスを置いて、その上にクーラーボックスを載せてみました。

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ビート板の高さがいい感じなので、クーラーボックスを横向きに安定して置けるようになりました。

カヤックのちょうどいい場所にあるレールを使って、ク-ラーボックスをしっかり固定すれば、バッテリーボックスもガタなく固定される算段です。

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ついでにフラッグ(バナー)も固定できるようにします

新品のうちはカヤックには穴を明けないと決めていますが、既に2か所も穴をあけたビート板については、躊躇なく追加の穴をあけられます!

...というわけで、フラッグをたてるための塩ビ管を通す穴もあけてみました。

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ビート板の下側では、ヘルパーを1個使って、塩ビ管を固定しています。

この構造の場合、一番上にくるクーラーボックスをしっかり固定して、ビート板を上からおさえこまないと、フラッグもバッテリーボックスも安定しません。

両側のレ-ルに金具を付けてクーラーボックスを固定すべく、レール用の部品を揃えました。

両サイドに写っている金属板は、ホームセンターで売っている汎用(鉄)のものですが、なるべく錆びずに長持ちさせるなら、ステンレス かアルミのものがおすすめです!

その他の部品は上から順に、

  • 29x13mmの大きさの、レール用ナット
  • M6ボルト用のフィットノブと、その蓋
  • 25mm長のM6ボルト(ステンレス )

です。

レール用のナットだけはホームセンターでは見つけられず、通販サイトで購入しました。

ちなみにレール用部品は、今後も魚探やロッドハルダーの固定に使う予定です。

初めて海に出る予定のXデーまで2ヶ月をきりましたが、カヤックの準備が順調に進んでいて、少し緊張してきました。