防水コネクターを入手したので、魚探の振動子の長いコードを、フィッシングカヤックで使いやすい長さまで、短くしてみました。
フィッシングカヤックで使いやすいコンパクトな魚探ですが
フィッシングカヤックで効率よく釣りをするためには、魚探は欠かせないアイテムだと思います。
私が使っているのは、機能が充実している割にはコストパフォーマンスがいい、ガーミンのストライカー4です。
魚探本体はカヤックのサイドレールに装着して、また振動子はペダルドライブユニットの下端に取り付けて使っていますが、もともとボートなどで使うことを考慮されている魚探のためか、振動子のコードが不必要な長さになっています。
余分なコードは束ねておいて、カヤック上に置いて初出艇してみましたが、足元スペースの邪魔になって気になりました。
そこで、カヤックフィッシングに集中できるように、ちょうどいい長さまでコードを短くしてみます。
防水コネクターを使います
振動子のコードを短くするために、その中間に防水コネクターを使います。
通販サイトで少し調べてみたところ、使える防水コネクターは、航空コネクターで検索をかけると、多くの種類が見つかりました。
防水と航空の関連性に首を傾げながらも、機能は必要充分なので、振動子コードの端子数に合わせて4ピンの物に絞り込んで検索します。
防水コネクターは、防水バッテリーボックスを作った時に使ったようなケーシングが金属のものと、まだ使ったことがないプラスチックのケーシングのものがあります。
今回は、海水の飛沫がかかりやすい場所に設置するので、少しでも錆びにくいプラスチックケーシングの防水コネクターを選びました。
振動子のコードを切断
はんだ付け作業に失敗することが心配ですが、勇気を出して振動子のコードを切断します。
振動子側のコードは、ペダルドライブユニットに付けたままで作業しています。
魚探本体側は、50cmほど余裕を持った長さにして切断しました。
切断面から確認すると、コードのいちばん外側の被覆の中には、
- 赤色
- 黒色
- 白色
- むき出し
の4本のコードが入っています。
これらを、防水コネクターの内部端子に、はんだ付けしていきます。
防水コネクターへの、はんだ付け
オスとメスの防水コネクターともに、コード差し込み部の防水キャップ(上の写真でコネクター上端についている凹凸付きのノブ部品)を外して、振動子のコードに先に通しておきます。
その後で、端子配列を間違わないように注意しながら、それぞれの電線をはんだ付けしました。
コードをカヤックに付けたままでの細かい作業に少し手間取ってしまいましたが、はんだ付けに慣れている人であれば、普通の作業レベルだと思います。
写真を撮る心の余裕がありませんでしたが、白いコードだけは芯線が単線で切れやすいので、間に複線の電線を1cmほど使いつつ、内部端子にはんだ付けしました。
振動子のコードを短くできました
苦手なはんだ付けが終わったら、あらかじめ振動子のコードに通しておいたキャップをしっかり締めて、コードとコネクターの間を防水します。
コードが少し細めだったので、絶縁テープを2周巻いてから、キャップを締めて完成です。
振動子のコードが短くなったとはいえ、魚探を使わない時にも邪魔にならないように、ペダルドライブユニットの持ち手の部分にマジックテープで束ねておきます。
地味なカスタマイズですが、カヤックの上がすっきりしました。
釣りに集中しやすくなったので、次回の釣果に期待したいところです!