タイの雨季が終わりました~
海釣行を加速させますよ!と思っていたところで、
「筏釣りに行きませんか?」
とお誘いいただきました。
タイの筏からは、何が釣れるのでしょうか?
確かめにいってみましょう!
- 準備は万端。計画は?
- シーチャン島に渡る定期船
- シーチャン島への定期船トラップ
- 無事にシーチャン島に上陸
- 神田筏さんの筏までたどり着く交通手段
- シーチャン島の丘を越えて〜
- トゥクトゥクの運転手さんにお任せしておけばオッケー
- やっと筏に到着して釣行開始
- 午後3時に終了します
- キスの天麩羅
準備は万端。計画は?
お誘いいただいた今回の筏釣りは、11月に入ってからは、初の海釣りです。
これまで、筏で釣りをしたことはありませんが、きっと船釣りと似た雰囲気でしょう!
数日前には、道具の準備を整えてしまい、完璧な構えです。
シーチャン島に渡るスピードボート(チャーター船)は、コーロイという桟橋の先端の小島から、朝7時に出発します。
車での移動時間を1.5時間見込んで、朝5時半にバンコクを出発しました。
道中の車窓から日の出時刻の空を見てみると、日本の秋のような雰囲気です。
少しの間、クーラーが効いている車内から、日本の冬に懐かしく想いを馳せました。
...車外に一歩踏み出せば、暑いですけど...
ということで、釣りに思考を戻します。
今日お世話になるのは、陣田筏さんです。
7時発のスピードボートも、事前に神田筏さんにお願いしてチャーターしていただきました。
集合時刻の30分ほど前になって、移動中の車内から、Google マップで現在位置を確認してみます。
あれ?予想外に遠い位置にいる。
もしかして7時に間に合わない???
予想は的中し、Googleマップ上の自分の位置は、カメさんのような動きしか見せません。
...お誘いくださった方に、電話で状況を伝えて謝罪し、スピードボート以外の方法で、朝の一人旅をすることになりました。
シーチャン島に渡る定期船
スピードボートに乗り遅れること5分後に、シーチャン島行きの船がでる埠頭に到着しました。
島に渡る定期船は、約1時間後に出発予定です。
何も調べてきていないので、チケット売り場と乗船口はわかるだろうか?と不安でしたが、釣り道具を携えてチケット売り場に並ばれている方が数人いたので、すぐに判りました!
上の写真は定期船の上から、チケット売り場(小屋)の裏側を撮影したものです。
他にもチャーター船らしき小さめの船が係留されていましたが、チケット売り場はここしかなく、チケットを買った流れで乗船することになるので、悩む必要はなく、とても楽でした。
シーチャン島への定期船トラップ
出船後、30分くらいでシーチャン島に近づきます。
エギングロッドを持った釣り人たちが、下船準備を始められ、私も降りる準備をそろそろ〜と思いましたが、第六感が危険信号を発します!
この後、最初に到着したのはシーチャン島ではなく、隣の小さな島、カムヤイ島でした。
釣り人だけが降船準備をされている様子に違和感を感じ、今日はお世話になりっぱなしのGoogleマップさんで、降船前に確認してみて大正解でした。
つられて降りなくて良かった〜
無事にシーチャン島に上陸
2021年11月時点では、シーチャン島への上陸時に、新型コロナウィルス対策の一環としてワクチン接種証明書が必要です。
定期船でご一緒した皆様同様に、アプリで証明書を提示して、無事入島。
多数のトゥクトゥクが待ち構えている桟橋をわたって、船上で調べておいた陣田筏さんの事務所まで歩いて行きます
レストランの店内には、筏でいただく昼食を作ってくれている方がいらっしゃいました。
スピードボートに乗り遅れた事情をお話しして、ごめんなさい〜と言うと、トゥクトゥクを呼んで、筏までいけるようにしてくださるとの事。
今日は、ここまで「初めてのおつかい」状態だったので、ほっと安心して心の余裕がでてきます。
神田筏さんの筏までたどり着く交通手段
神田筏さんにコンタクトする事ができて安心したとはいえ、ひとつ疑問が残っています。
最終的に、どのように筏までたどり着くのだろう?
筏は、岸までは寄ってこない筈です。
しかも、こまめに釣れるポイントを移動しているとの前情報があります。
トゥクトゥクに乗って行ったら、筏は違う場所に行っちゃってた!なんてことにならないのだろうか...と。
モヤモヤしつつも、神田筏さんが呼んでくださったトゥクトゥクに乗って、島の反対側に向けて出発します。
シーチャン島の丘を越えて〜
さてさて、トゥクトゥクはコンクリート打ちの路面の凹凸をしっかりと拾いながら、シーチャン島の丘を登っていきます。
道路の横のレストランなどは次第になくなり、南国の木々に囲まれていきます。
トゥクトゥクのエンジン音が相まって、テーマパークの乗り物みたいです。
楽しい!
丘を越えて少し下った時に、視界が開けて海が見えてきました。
上の写真で気付かれましたか?
そうです。神田筏さんの筏です!
なんだか、トゥクトゥクとは反対方向に進んでいる気が...
置いていかないで〜
トゥクトゥクの運転手さんにお任せしておけばオッケー
このまま筏には辿り着けないのでは?という不安を煽りながら、トゥクトゥクは丘を降りていきます。
筏から、どこまで遠ざかっていくのだろう?と思っていたら、岩場でエギングをされている方が数人いる場所で、「ここだよ」と停車しました。
沖では、遠ざかる方向に筏が動き続けています、
なるほど。ここから泳いでいけばいいのね...というリスク管理的思考が働きましたが、運転手さんがどこかに電話されているのを見て、やっと理解できました。
筏を引っ張っている船が、ここまで迎えに来てくれるのか!と。
やっと筏に到着して釣行開始
スピードボートに乗船された皆様に遅れること1時間くらいして、筏に到着です。
遅れてすいません〜
早速、釣りの準備を始めます。
これまでの船釣りサビキでは11号の針を使ってきましたが、この日は小さめの針がついているサビキ仕掛けも持ってきました。
レンタルロッドを使われている方の仕掛けを見てみると、ビンゴ!
小さな針に、苦労しながらイカの切り身をつけて、人生初の筏釣り開始です。
早速、朝のご挨拶!
日本でのカヤックフィッシング時と同様に、一匹目はお持ち帰りできない魚が現れます。
気を取り直して、ダブルヒット。
アジ来ましたね!
爆釣という訳ではありませんが、とにかく底付近で、色々な魚が釣れます。
少し反応が悪くなってきたところで、ゆっくりと底のズル引きをしてみると、キスも釣れはじめました。
日本ではキスが釣れたことがなく、これも人生初です。
しかもたくさん!嬉しいですね〜
釣果が揃ってきて落ち着いたところで、改めて筏を確認してみます
神田筏さんは、トイレが完備されているのはもちろん、屋根付きの筏上には、椅子やテーブル、竿掛けなどの装備も充実していて、のんびりと寛ぎながら釣りができます。
事前注文のお弁当や、よく冷えた飲み物もあって、まさにパラダイス!
この日は小さめの魚が多かったですが、それでも船とは違った楽しさ満載です。
午後3時に終了します
キスの釣り方がわかってきて、底をズルズルっとして数を稼いでいましたが、帰りのスピードボートに乗りこむ3時に近づくにつれて、その反応も無くなってきました。
同じ筏の反対側では、まだまだアジなどが釣れていたので、日本でのカヤックフィッシング時と同様に、後半戦における私の集中力低下による釣果ダウンのようです。
とはいえ、この日全体としては既に充分な量を確保していたので、少し早めに片付けを始めて、スピードボートが筏に横付けされるのと同時に乗り込みました。
キスの天麩羅
今回釣れたアジやキスは、その多くをいつものようにお裾分けいたしました。
そして残しておいたのは、この2匹です。
初めてのキスなので、控えめに確保しておいたのですが、実際に捌いてみると、割と料理しやすい魚ですね!
他の具材も加えて、天麩羅になっていただきました。
さて、ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
ところで、お題がパート1になっているのに気付かれました?
そうなんです!
来週末は、パート2で船釣りの予定です。
船釣りは、パート1よりはサイズアップする筈なので、はりきって行きましょう!
釣果は、一週間くらい後に報告いたします〜