青物に会いたい

カヤックフィッシングで青物を釣るために、初心者が必死に考えます

フエダイの季節到来!? 3月の海釣り in Thailand

朝晩は涼しさを感じることがあったタイの冬も終わりを迎えているようで、3月になってからは朝から暑さを感じることが多くなってきました。

雨が降ることも多くなってきましたが、幸いにも天気に恵まれた土曜日に、パタヤ近海の船釣りに行ってきます!

バンサレーの埠頭

 

快晴!

まだ夜の闇に包まれたバンコクを出発して1時間半ほど走ると、微風で快晴の天気予報どおり、穏やかな青色のバンサレー埠頭が我々の到着を迎えてくれました。

バンサレーからパタヤ市街を望む

いつもながら、日本とは違った漁師町の雰囲気に、ワクワクします。

浸水して沈没しそうに傾いている木造漁船も少なからず係留されているのですが、そんな些細なことは気にしない!?と言っているかのような雰囲気が、なぜか大好きです。

そんな木造船に囲まれて、お世話になる日本製の遊漁船は白く輝いています。

この日は5人の参加者ですが、充分すぎる大きさのボートは、乗船とともにバンサレーを出港しました。

潮どまり?

いつもは、朝一番のポイントでは小さめのイトヨリなどが挨拶に来て、その日の釣果を約束してくれます。

この日も、1投目から1匹のイトヨリが姿を現しましたが、その後が続きません。

「珍しいですね〜」

「お土産が確保できるといいけど」

などと同乗の方とお話ししながら、数カ所のポイントで海中の様子を探ることに集中しますが、小さなヤミハタやキツネウオが、ついばむようにしてイカの切り身に戯れている様子です。

潮は満潮から干潮に向かう中間の時間で、しっかり流れているはずですが、なぜか潮止まりのような雰囲気で、水深20mくらいの海底からは元気な反応を得ることができません。

...というわけで、いつもよりも写真を撮る余裕があったので、しばしタイの海上風景を、写真でご紹介してみたいと思います!

まずは、バンサレーを出航直後に陸側を撮ったものです。

タイらしい雰囲気の景色で、お気に入りの風景の一つです。

そして、しばらく船が走った後での、青い海と空がパタヤ中心街のビル郡で分断されている写真では、左に写っているカタマランが、リゾートの雰囲気を倍増させています!

海上からパタヤの中心部を望む

青色の風景の中では、蜃気楼のような高層ビル群ですら、非日常に感じられます。

綺麗な海での休日は最高ですね〜

非日常感といえば、白い砂のビーチですね!

パタヤ沖にうかぶ島の細長いビーチですが、船上から確認するかぎりでは、誰もいません!

今日みたいな暑い日には、ビーチにパラソルをたてて、ミニチュアのパラソル付きの冷たいカクテルを飲んで過ごしてみたいです。

最後に、今回のタックルを紹介いたします。

私が船上に持ち込んでいるのは、サビキ用とジギングサビキ用の合計2セットです。

パタヤでの釣りに使う仕掛け

まずは右側のサビキ仕掛けですが、繊細なあたりが判りやすいように、2ピースのタイラバロッドを使っています。

正直にお話をすると、このタイラバロッドは、タイラバ仕掛けよりもサビキ仕掛けの方が多大な釣果を私にもたらしてくれています。

そして、左側のジギングサビキは、カヤックフィッシングでも使っていた1.5ピースのスロージギングロッドと組み合わせて使います。

ジギングサビキなのにサビキ針にイカの切り身をつけるという、かぎりなく反則に近い釣り方ですが、これでスローに誘っていると、普通に釣れます~

潮が動き始めた?

船上の静かな様子を見ていた船長は、昼近くになって大きくポイントを変えることにしたようです。

20分近く船を走らせて到着した水深30mくらいのポイントでは、これまでとは全く違って、重さを感じるアタリで20cm超えサイズの魚が次々に上がってきます。

タイの海でフエダイ

フエダイばかりですが、私の後ろで釣られていた方は、サビキ針を鈴なりにして、まるで鯉のぼりのようになっています。

そして私も、ジギングサビキで一度に3匹という快挙が発生しました。

サビキ仕掛けの下端につけていたジグはアブガルシアさんのスロージグですが、フエダイってジグでも釣れるのですね! 

ところで、このフエダイには、チダイのような赤い差し色が、エラ蓋についています。

ジギングでもフエダイ

最初は釣り針で怪我させたのかな?と思っていましたが、チダイみたいな模様は、ここのフエダイ(のうちの一種類)にもあるようです。

このチダイのようなフエダイやヨコスジフエダイで、でお土産ノルマを達成したところで、ホッと一息〜

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その後は他の魚種狙いで、ジグを泳がせてみます。

しかし、この日はジグだけでもフエダイが釣れるという、私にとっては異常事態...

船が海岸線近くの水深10mほどのポイントまで戻ってきた時点で、少し早めに竿を仕舞いました。

干潮

午後3時のバンサレーの埠頭は、今までに見たことがない雰囲気で、船から2m以上の高さに見上げることになりました。

潮位変化に驚きながらも、皆様で協力しあいながら、ハシゴを登って上陸します。

大潮の干潮だったようで、埠頭の最も陸側では、なんと海底が現れていました。

干潮のバンサレー

日本だったら、潮干狩り日和ですね〜

フエダイさんたち

さて、この日も自分用には3匹だけ確保しておいて、残りはお裾分けしました。

暑い1日だったので、すぐにでもシャワーを浴びたいところを少し我慢して、ウロコと内臓を出した後にキッチンペーパーでグルグル巻きにして、冷蔵庫で寝かせます。

今回はフエダイばかりだったので、お刺身ではなく塩焼きかな?

明日以降、一度に一匹づつ調理して、ありがたく頂こうと思います。

さてさて、4月といえばソンクランの長期連休!

その間にも一度は海釣りに行きたいね!ということで、4月は2回も海釣りに行く計画を練っています。

4月の海では何が釣れるのかな? 

タイの豊かな海に感謝しつつ、次回の釣果が楽しみです〜