青物に会いたい

カヤックフィッシングで青物を釣るために、初心者が必死に考えます

12月の海釣り in Thailand。オオモンハタがとうとう釣れた!

こんにちは!

天気予報で、厳しい寒さが報じられていますが、皆さま体調管理しつつ、寒さに負けずに釣りを楽しまれていますでしょうか?

タイ王国にも季節名称はあるのですが、私には雨季しか大きな違いが感じられず、最近になって頭から離れない疑問は、「タイの魚たちに旬はあるのだろうか?」ということです。

年中が旬だということでいいのかな?

そんな疑問をかかえつつ、12月の船釣りに行ってきました。

新調したリールの試し釣りなので、これまでには見たことがない魚たちにも会いたいところです!

12月の海釣り in Thailand

今年最後の船釣り?かもしれない

確定している計画としては、今年最後の海釣りです。

クリスマス釣行なので、自分へのプレゼントとして、リールを新調して臨むことにしました!

これまでの船釣りでは、私はサビキ主体で釣ってきましたが、このところ船上では、他の方がジグで青物を釣られています。

そこで、ジギングサビキも試してみるために、フォールレバーとカウンター付きのバルケッタ プレミアムを新規導入しました。

バンサレーを出港してクラム島の南側に向かう船上で、

「今日はジギングもいけますよ」

「いいですね! そろそろ青物に会いたいです」

などと主催者の方とお話しさせていただきながら、本日のバルケッタ作戦を練ってみます。

  1. 仕掛けはジギングサビキ
  2. 周りの状況によっては、ジグの代わりにオモリをつけて、底物狙い
  3. 底物がたくさん釣れたら、ジグだけに切り替え

パタヤ近海での海釣りで爆釣

明確な根拠はありませんが、新調したリールと、風も波もない好天が相まって、釣れる予感が高まります。

12月最初のお客様は?

最初に船長が連れていってくれたのは、クラム島に近い水深30mほどの場所でした。

...が、船上のどなたも、釣れる気配がありません...

すぐにポイント移動することになった船上で、ジグを錘に付け替えて、まずはお土産の魚の確保に集中することにしました。

その結果、最初の魚が、ダブルで上がってきました!

相変わらずメジャーな魚以外の名前がわからないのですが、キツネさんとフエダイさんの仲間でしょうか?

なんにせよ、12月のタイの海にも、いろんな魚がいることがわかって、一安心です。

写真撮影しやすいように、一旦ビニール袋に入っていただきましたが、お土産候補としてバケツに移して確保しておきます。

青物なの?

その後、もう少しお土産を確保しておこう!とサビキ主体で粘った結果、良いサイズのイトヨリを数匹追加できました。

そろそろいいかな?と思えてきたので、そろそろジギングサビキに切り替えます。

フォール時のスピードをいろいろと変えてみながら、底付近を重点的にシャクってみると、キラキラとひかる魚が上がってきました!

タイで初青物?

むむ、このアジとサバの平均値をとったような魚はなんでしょうか?

えらぶたの後ろの黒点に、イワシ的な要素も...

タイでの初青物は、こちら様でいいのでしょうか?

微妙な気持ちのままバケツで泳がしていると、船員さんが気付いて、

「オー! オイシイヨー」

と声をかけてくれました。

それならいいか!とタイでの初青物に認定です。

その後、主催者さんも気づいて、魚図鑑で調べてくれましたが、教えていただいた名前は忘れてしまいました。

アジでもサバでもなく、独自のアイデンティティを持ったその魚は、遊漁船に備えられている図鑑によると、外道ですが美味しい魚だそうです。

...何狙いの時の外道でしょうか?

まだまだピンポイントで狙って釣ることができない私にとっては、美味しく食べられる魚は全て本命!

ありがたく、記念の一匹とさせていただきます。

ついにオオモンハタが現われた!

移動する船上で、お昼ご飯を胃袋にかきこんだので、午後の最初のポイントでは、誰よりも早く釣りを開始することになりました。

ちなみに、今回は女性の参加者も多く、美味しいお弁当を、皆様しっかり味わっていらっしゃいます。

そんな中で、着底後に一度だけシャクリを入れて、数秒のステイを意識していると、いきなりひったくるようなアタリ!

もしかしたら、私の「釣れた魚図鑑」に、また新魚種追加できるかも?と思いながらリールを巻くと、サビキ仕掛けの針に、ヒョウ柄が2匹あがってきました。

人生初のオオモンハタは、タイで釣れた

人生初のオオモンハタは、タイ育ちでした!

どうやらオオモンハタのマンションがあるようで、船上では他の方も続々とヒョウ柄を釣っていきます。

私も順調に追加して、もう充分というところで記念撮影。

船でスイカとオオモンハタ

いつも主催者さんが準備してくださる冷やしたフルーツも、釣れたオオモンハタを眺めながら食べると、なおさら美味しいです〜

さて、自分用を含めて、お土産確保のミッションをクリアしたので、この後の時間はジギングの練習をしてみましょう!

思わぬ形で、ドラグ性能チェックもできました

両軸リールのフォールレバーとカウンターを使いこなすために、色々とパターンを変えてジギングサビキをしている途中で、楽しい事件がおこりました。

底付近で、ツンツン、パクッ!という可愛いアタリがあり、サビキの方に魚がついたなーと思いながら巻き上げてくると、中層まで巻いた魚が、いきなり走り始めます。

左右に走って連続したドラグ音をたてるだけでなく、船に向かっても走ってくる魚に、思わず、

「何これ?!」

と独り言が漏れます。

締め気味でも鳴り響く、尋常ではないドラグ音に周りの方も気づいたようで、皆さま応援してくれます。

元気が良すぎる魚が船に向かってくるスピードに、リールを巻くスピードが追いつかなくなった後、ロッドに伝わる重さが全くなくなってしまいました。

あっ!やっちゃったかも?と思いながら巻き続けると、ジグが切られたジギングサビキのサビキ針に、イトヨリの頭だけが上がってきました。

どういう順番で、このようなことになったのでしょうか?

その場で写真をとる心の余裕が無かったので、帰宅後に仕掛けを再確認した写真が、こちらです。

考えられるのは、

  1. イトヨリがサビキ針にかかった
  2. そのイトヨリに、謎の魚Xが噛み付いた
  3. Xは、運悪くジグの針に引っかかってしまった
  4. 頭がいいXは、仕掛けを切って逃げることにした
  5. そこで、船に向かって全速力で泳いだ

ということでしょうか?

また同じような事があったら、Xが船に向かって走ってくる時には、もっと必死にリールを巻きましょう。

ありがたく頂きましょう

楽しかった12月の海釣りから帰宅しました。

私用に残しておいたのは、こちらです。

パタヤで釣れた魚たち

  • オオモンハタ
  • 名前を忘れた青物x2
  • ヤミハタ
  • イトヨリ

これまでタイでは、お刺身でいただくのは控えていたのですが、せっかく青物が釣れたので、ヤミハタ以外は全てお刺身でいただくことにしました。

全くセンスのカケラもない盛り付けですが、ご容赦ください。

初めて釣った魚が2種類あり、美味しさも格別でした!

フォールレバーは有効に使えたのか考察

お刺身をいただきながら、そういえば、「フォールレバーで魚を集めよう」という主旨でしたね!という事を思い出したので、改めて今回の釣行を振り返ってみます。

まだサンプル数が少ないので、「おそらく」という言い方になってしまいますが、フォールレバー付きのバルケッタのおかげで、ジグのフォールスピードを変えられて、その結果イトヨリを食いちぎる大物を呼び寄せることができた...という可能性があります。

同じ釣り方で、次回こそはXに姿を現していただき、「おそらく」を外して報告したいと思います!