青物に会いたい

カヤックフィッシングで青物を釣るために、初心者が必死に考えます

大潮で湾内に入ってくるサゴシたちに会えた!10月の若狭湾カヤックフィッシング

前回の中潮での若狭湾のお魚調査は、エソが大漁という残念な結果に終わりました。

1年にわたり通いつめた経験から、若狭湾の実力は、こんなものではない筈だ!との確信と共に、大潮で微風の10月初週に、リベンジ調査に向かうことにしました。

日中を通して曇りがちの天気予報ですが、サゴシたちが湾内に入ってくる時間と潮の関係を調べたいと思います。

大潮の若狭湾内でカヤックフィッシング

大潮の満ち引きを確認しておきましょう

気象庁の潮位予測によると、私がカヤックを浮かべる時間帯の潮位は、

  • 満潮; 2時50分
  • 干潮; 9時06分
  • 満潮;15時17分

となっています。

サゴシたちが潮の流れと共に行動するのであれば、9時ごろから15時くらいの間が勝負の時間に違いない!と仮定して、日の出時間を過ぎてから、満員に近い駐車場に到着しました。

それでも、7時より少し前には準備を終えて、曇り空の若狭湾に出艇しました。

若狭湾でソゴシに会いたい」

凪の湾内は、2週間前と比べると鏡のような海面で穏やかです。

漕ぎ出してすぐの浅場で、魚探の電源を入れると、多くの小魚が画面に映りました。

サゴシ調査@若狭湾

今日は期待できそう!と、釣果への期待を確信に変えつつ、前回と同じ調査ポイントに向かってカヤックを進めていきます。

既にカヤックやボートの方たちが多く浮いてみえましたが、私が狙うポイントからは少し離れてみえたので、なるべく邪魔にならないように間をあけてカヤックを進めて、調査ポイントに到着しました。

9時05分

今日は、潮と釣果の関係を見極めるために、釣れた時間をしっかりと記録しておきます。

この日の調査ポイントは、エソさんからの朝の挨拶はありませんが、中層に極小のベイトが散らばっています。

いつもと同様に、ダイワさんのTGベイト(グリーンゴールド)から使い始めましたが、釣り始めてすぐのフォール中に、あっさりとフロロカーボンの糸を噛み切られてしまいました。

曇りで日が差し込まないため海中は暗く、うまくジグを捕らえきれないのでは?と思い、シマノさんのアオモノキャッチャー(シルバー)に変更します。

魚探の画面にはフィッシュイーターの影もなく、まだ湾内にサゴシは入ってきてはいないかもしれないと考えながら、のんびりとジグを泳がしていると、予想外の一匹目が釣れました。

若狭湾カヤックフィッシングでサゴシを釣りまくる!

小さめですが、サゴシさんです。

いつもはエソが一匹目に釣れることが多いですが、幸先のよいスタートとなりました。

11時40分

その後、時折周りで小さめのサゴシが跳ねるようになってきて、意気揚々と調査を続行していましたが、またフォール中に釣り糸が噛み切られてしまいました。

この日2個目のジグロストは痛いですが、何も反応がないよりは嬉しい!と、前向きに考えます。

太陽はあがっている時間になっていましたが、相変わらず空は雲で覆われていることもあり、ケイムラ塗装が施されている、メジャークラフトさんのライブベイトカラー(ゴールドイワシ)を試してみることにしました。

ゆっくりとリーダーを結び直して、ジグを泳がせていると、何も反応がない静かな魚探とは裏腹に、中層付近で釣れました。

若狭湾でサゴシを釣りまくる

また小さめのサゴシですが、少しだけサイズアップ!

カヤック上でも元気よく跳ね続けているので、フィッシュクリップを使った際に少し痕跡をつけてしまいました。

12時45分

12時を過ぎてから、魚探にはサゴシが上下に泳ぐ様子が映るようになってきました。

海面からも、ポチャンッという音が続けて聞こえてきます。

今日は釣れるに違いない!とはいえ小さめのサゴシしか釣れないかも?と思っていましたが、ここにきてドラグ音と共に、なかなかのサイズが釣れました。

若狭湾カヤックフィッシングでサゴシと潮の関係を調査

これまではロッドで強引に引き抜いてランディングさせることばかりでしたが、久しぶりのタモ入れです。

お試しで入手したイワシカラーのジグですが、ライブベイトカラーよく釣れます!

大きめのサゴシは急いでストリングスに移して、まだ騒がしい海中にジグを落とすと、フォール中にヒットしました。

若狭湾カヤックフィッシングでサゴシ4匹目

人生初の連続ヒットです。嬉しい〜

これが、サゴシが湾内に沸いている!という状態ですね!

手ぶらで帰った前回とは違い、お土産が4匹もいるので、もう充分釣れたという満足感に溢れます。

陸に戻りましょう

その後も調査を続行しましたが、海中の騒がしさがなくなり、次に海面に姿を現したのがエソだったため、この日の調査は終了することにしました。

相変わらず穏やかな海面を割ってカヤックを進めながら、出艇地に帰ります。

若狭湾で青物に会いたい

先ほどの大量のサゴシが、もしかして湾内で回遊しているのでは?と思い、周りの音を注意深く聞いてみましたが、湾の奥は静かで、サゴシの気配は感じられませんでした。

大潮の湾内で釣れるサゴシ調査結果

潮を気にしながらカヤックフィッシングをするようになってから3回目の釣行で、4匹と釣果は少ないものの、ようやく調査結果といえるデータを得ることができました。

それでは、大潮の若狭湾サゴシが釣れた時間と潮の関係をまとめてみます!

大潮の若狭湾内でサゴシが釣れるタイミングを調査

潮が満ちてくる時間帯だけを狙いましたが、結果としては大正解だったと思います。

おそらくベイトフィッシュやサゴシは若狭湾に点在していて、満ち潮と共にさらに入り江のようなこの場所に集結するのだと思われます。

釣果を除いて考えても、カヤック上で最もサゴシの存在を感じられた時間は、潮位グラフの傾きが大きい=潮の動きが早い時間と重なります。

魚の噛み切りによるジグロストがあったので、どのジグが釣れるのかは明確にできませんが、曇りのこの日に釣果につながったのは、シマノさんのコルトスナイパー アオモノキャッチャーと、メジャークラフトさんのジグパラSLOWライブベイトカラーでした。

フォール時にカヤックから海中を覗き込んでみると、どちらのジグも生命感を感じる動きで泳ぎながら落ちています。

ロストせずに手元に残ったライブベイトカラーは、しばらく定番ジグにしてみようと思います。