デッキが狭いフィッシングカヤックには、多くの釣り道具は持ち込めません。
必要最低限の道具を収納できて邪魔にならないような、カヤックフィッシングで使うのにちょうどいいタックルボックスについて考えてみました。
タックルボックスとは?
通販サイトで、タックルボックス(Tackle box)を検索してみると、釣り針を保管する小さなケースから、クーラーボックスのような大きさのボックスまで、様々な大きさのものが見つけられます。
素材の違いもあり、防水生地のソフトケースからプラスチックのハードケースまであります。
様々なものがあり気になったので、今さらながらタックルの意味について調べてみると、
- 道具
- 用品
という意味でした。
タックルボックスは、釣り以外でも道具箱の意味で使われる言葉なので、釣りで使う場合はフィッシング タックル ボックス(釣り道具箱)というのが正解のようです。
前置きが長くなりましたが、釣り道具を入れる箱は全て、タックルボックスと言っていいようです。
カヤックの上で使いやすい条件
カヤックフィッシングの場合は、狭いカヤック上で仕掛けの交換などの作業をしなくてはいけないので、大型のタックルボックスだと作業の邪魔になりそうです。
カヤックの上で使いやすいタックルボックスの条件について、考えてみました。
小型のタックルボックス
カヤック上に座った状態で、すぐに手が届く位置に小物だけを入れた小さめのタックルボックスを保管したいと思います。
私の場合は、足漕ぎカヤックのRiot Mako10上で、シートの下にできる空間、もしくはシートの背もたれとクーラーボックスの間に保管したいので、そのスペースに収まる大きさのものを選びたいと思います。
防水(防滴)性
タックルボックスの中に海水が入ってしまうと、作業しづらくなったり、中のものが錆びやすくなったりして困ります。
少なくとも防滴性があるボックスを使って、中のものが濡れないようにしておきたいですね!
カヤック用のタックルボックスにちょうどいいケース
カヤック上で脚の下に保管できるような薄めの防滴ケースということで、トラスコのプロテクターツールケースを使うことにします。
バッテリーボックスを自作した時には、Sサイズを改造ベースとして使いましたが、今回はMサイズです。
- 外寸;330×280×120(mm)
- 有効内寸;300×220×101(mm)
- 耐荷重;50(Kg)
海上でも目立つ色にしたかったので、オレンジ色を選んでみました。
トラスコのプロテクターツールケースは、用途に応じて使い分けできる衝撃吸収スポンジが付属しています。
平らな形のものは、碁盤の目状に切れ込みが入っていて、収納物の形に合わせて穴が作れるようになっています。
ツールケースをタックルボックスに変貌させます
ツールケースをタックルボックスとして使うにあたり、これまでに集めた釣り用の小物類を並べて、収納イメージをつくってみました。
釣りをする時にはいらないと思われる鱗とりは、ボックス内を賑やかにするために、とりあえず入れています。
はさみは暫定で事務用のものを使っていて、PEラインを切ることができるものを入手しだい、入れ替えます。
次に、収納イメージに合わせて、平らな衝撃吸収スポンジを切り抜きます。
小物類を、切り抜いたスポンジの穴に入れてみました。
少し大きめだったり、複雑な形の道具類は、この上に置いて収納します。
ジグなどを入れる小型ボックスとフィッシュグリップやストリンガーを重ねて入れてみました。
リールが入るほどではありませんが、まだ少しスペースの余裕があるので、追加の釣り道具を入手したら、入れてみたいと思います。
初出艇まで、あと少し! がんばって釣り道具を揃えましょう~