青物に会いたい

カヤックフィッシングで青物を釣るために、初心者が必死に考えます

9月のタイ釣行。大雨でも釣れたけど…

最初に残念なお知らせをしないといけないのですが、今回は強雨での釣行だったので、カメラを使う余裕がなく、魚の写真は少なめです...

9月のタイランド湾に行ってきました!

新型コロナウィルス対策のため、しばらくバンコク市内で生息していましたが、皆さまの努力が功を奏して、とうとう釣りに行ける雰囲気になりました!

9月のタイ釣行。大雨でも釣れたけど…

釣りに行かない生活

久しぶりの釣行!に行く前に...釣りに行かない生活の振り返りをさせていただきます。

この半年間、部屋に篭ってやっていたのは、もちろん釣りのイメージトレーニング!

考えるあまり、部屋にジギングロッドを飾ってみたり、海が描かれているテーブルクロスを使ったりと、妄想を暴走させられる環境作りにも勤しんでいました。

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改めて振り返ってみると、よく妄想だけで半年間も我慢できたな〜と思いますが、趣味のことを考えていると、時間が経つのが早かったとも感じます。

そんな日々を乗り越えて、9月末の日曜日に、やっと実釣できる事になりました。

日本仕様のフィッシングボート

いつもお世話になっているツアーに参加して、前回同様にバンサレー桟橋から出航しますが、これまでとは少し様子が異なります。

参加人数が少なめなこの日は、ツアーを企画していただいている釣具屋さんが所有するボートに乗り込みます。

タイでお世話になっている釣り具屋さんのボート

日本から送り込まれたボートは、日本でも見慣れたフィッシングボートそのもので、もうこれだけで、今日の釣果が期待できそうな気分になります。

ジギングで頑張る予定?

前もって「今回は船足が早いので、水深がある場所に行きますよ」と教えていただいていたので、「それなら若狭湾同様にスロージギングだ!」と決めていました。

とはいえ、タイランド湾では、釣れたどころかジグを突かれた手応えも、まだ一度もありません。

テイクオフしそうな速さでポイントに向かう船上で、今日こそはジグで!と考えながらジギングロッドを組み立てます。

自粛期間中に妄想したジグの泳がせ方が正しければ、何かしらの反応くらいは得られると信じて、最初のポイントでジグを泳がせてみました。

...反応なし...
しばらく、6ヶ月間のイメージトレーニングの成果を求めてみましたが、水深30mの魚たちには、見向きもされない様子です。

そうこうしているうちに、サビキを使われている方が、良いサイズのハタを釣られました。

こういう時は、作戦変更です!

やはり、初志貫徹よりも状況に応じた判断が大事だよね〜と言い訳して、ジグからサビキに方針転換します。

タイで船サビキ

タイ、サワラー、カマスゥー!

サビキでは、20号の錘が着底したら、すぐにツンツンと魚の反応が得られる状態で、楽しい時間に一転しました。

美味しく頂けそうなイトヨリなども混ざるようになり、嬉しい釣果になりそうです。

ヒップホップな船長の操船も上手で、釣りやすいだけでなく、ポイント移動後すぐに、「タイーーー50m」などと、魚種と水深をノリ良く教えてくれます。

時折、小雨が降るようになってきましたが、それを忘れてしまいそうなほど忙しく、餌のイカ付け、着底、合わせ、巻き上げの作業を続けます。

同じ魚種ばかりを釣りすぎないように気を使っていただいているようで、細かくポイントを移動しながら、ナブラが出ているポイントにも連れていっていただきました!

...といっても私はナブラで釣れたことがないので、どうすれは良いのかわかりません...

とりあえず小さめのジグを投げては巻いてみますが、やはり釣り方が違うのか、フィッシュイーターの正体を知ることはできませんでした。

予報は回復傾向だと思う

大雨のタイ釣行

上の写真、大きな雨粒が海面をたたいているのが、わかりますか?

雨の勢いを写真にするのは難しいですが、とにかく大雨!

お昼に向かって回復傾向の天気予報だったにもかかわらず、雨の勢いは強くなるばかりです。

そのような天気にもかかわらず、海中の活発な状況は収まるところをしらず、時間がたつにつれてロッドに伝わる入れ食い反応は大きくなってきました。

欲がでてきて、サビキで一度に複数釣りあげよう~なんて試してしていた時、根がかりかと思う強さで、ロッドを持っていかれました

...海の中に...

油断していました。今日に限ってロッドに螺旋ロープをつけていなかったのもあり、一瞬でロッドは深く沈んでいき、何もできません。

ごめんなさい!海を汚してしまいました。

引っ張っていたのが魚だとしたら、魚にも申し訳ない気持ちで、言葉がありません。

そして、所有している中では一番高価だった、カウンター付きのリールも失ってしまいました。

手が濡れていて、グリップが甘めだと滑りやすいという事がよく判りました。

一人で頂くには大漁

気を取り直して、予備のモバイルロッドで釣りを再開します。

時間がたつにつれて、豪雨に近いような状態になりましたが、魚たちの活性は上がるばかり!

元気な20cm以下の魚はリリースするようにしていましたが、それでも、もう充分かな?と思わせる釣果で、6か月ぶりの海釣りのおみやげとしては充分です。

乗り合わせた皆様も(おそらく私以上に)大漁で、雨が収まりそうにないこともあり、速めの納竿となりました。

バンコク市内で解散後、大きな魚は、いつもお世話になっているタイ人の方に、全ておすそ分けしました。

クーラーボックスから直接差し上げたので写真がありませんが、そのかわりに?料理後の写真でお返しを頂きました。

釣った魚のタイ風調理

よくスーパーの総菜コーナーで見かける、素揚げの料理方法ですね! 自分が釣った魚だからかもしれませんが、美味しそうです。

私はといえば、小さめの魚だけを確保しておきました。

タイで釣った魚たち

ここにきて、やっと魚の写真が登場!ですね。

早めの時間に帰ってきて、まだ体力も充分に残っていたので、その日のうちに3枚おろしにして、天婦羅でいただきました。

タイで釣った魚を天ぷらでいただきます

今回は、皮はひかずに揚げてみましたが、なかなか美味しい!

イトヨリは初めて頂きましたが、大きいものだとお刺身にしても美味しそうですね。

ここタイでも、やっと釣りに行けるようになり、おそらく次は10月に行けると思います。

アジなども釣れるようなので、お刺身でいただけるくらい釣れるといいな~と考えながら、次回を心待ちにしています。

今回も、久しぶりのツアー開催にご尽力いただいた、企画者の皆様に大感謝です。