青物に会いたい

カヤックフィッシングで青物を釣るために、初心者が必死に考えます

春の三河湾でクロソイが釣れた!カヤックフィッシング初のお客様

4月16日に魚の名前を訂正いたしました。kensankunさん、親切に教えていただき感謝いたします!

ほぼ無風で穏やかな4月の三河湾に、フィッシングカヤックで漕ぎだしてみます。

今日こそは、まだ一度も使っていないランディングネットを海中に入れてみたい!

三河湾でカヤックフィッシング

陽気がいい4月中旬に出艇

桜の花が終盤を迎え、暖かくなってきました。

今回のカヤックフィッシングでは、1日のポイント移動の順序と釣り方法パターンをしっかりと決めて、イメージトレーニングを完璧にしてから海の生き物に挑みます。

いつもより少し遅めの朝7時ごろに出艇場所に到着したところ、海岸には既にカヤックの準備を整えた方がみえました。

私も、車から降ろしたカヤックにテキパキと装備をつけていきます。

準備を終える頃に、シーカヤックを積んだ車がさらに2台到着しました。

ほとんど私だけがカヤックを使っていた3月とは全く雰囲気が違っていて、テンションが上がります。

カヤックの準備が整ったので、服装も着替えます。

寒くはなくなったので、ドライジャケットの中の防寒着はもう必要ありません。春ですね〜。

気分がいいことと、行動計画を決めているので、今日はリラックスして釣りを楽しめそうです。

冬の海から様変わりした三河湾

7時半ごろに、三河湾に漕ぎだします。先に出られた方の姿は、もう見えません。

今日は、底を重点的に確認する事に決めているので、最初は無人島から離れた水深10mぐらいの海底が平らな場所で、4インチ弱のワームを使ってみます。

もしかしたら来ているかもしれないマゴチとの出会いを求めてカヤックを漕いでいくと、魚探の反応がこれまでとは明らかに違って、小魚の群れに何度も遭遇します。

水面近くも小魚たちで満ち溢れていて、時折ざわつきながらカヤックの近くを通過していきます。

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どんな魚が来ているか興味がわいたので、いきなり計画外ですが、サビキの仕掛けを投入してみました。

一投目から入れ食い状態で、サッパが2匹上がってきます。

ジグやワームの参考用で数秒観察させてもらった後で、彼らには海にお帰りいただきます。

もう少し深いところまで行く計画でしたが、漁業用と思われるブイが設置されていたので、あまり近寄らないようにしながら、水深9mほどの海底をワームで探ってみました。

無人島に近づいていく

平らな海底では反応が無かったので、少しずつ無人島に近づきながら、海底を探っていきます。

いつもと変わらず30cmほどのボラたちが元気にジャンプしていますが、今回も彼らとは縁がなかったことにします。

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海底を探るためのロッドは2本使い、うち1本は前日に入手したささめ針(SASAME) のスリーパーマッチョ 14gにワームを付けて底に落とし、カヤックが流されるのに任せてゆっくりと動かします。

もう一本は、同じ仕掛けやアシストフック付きのジグなどを、積極的な誘いをかけながら投げ続けてみます。

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ロッドに魚の反応はありませんが、凪いでいる海にハイテンションを保ったまま無人島に近づいていくと、海底の凹凸が魚探に大きく映しだされるようになってきました。

底を狙うロッドに反応が!

積極的に動かしていた方のジグが根掛かりして、なんとか仕掛けを回収した後で再開の準備をしていると、置きザオにしていたロッドに海底の起伏とは違う反応がありました。

急いでロッドを持ち替えて、グッと竿先がしなった瞬間に合わせを入れてみます。

針先の魚は走ってはいないものの、初めて感じる重さと振動がロッドを持つ手に伝わってきて、アドレナリンが全開になります。

魚の重さに合わせてドラグを調節して、リールを巻くこと1分もせずに、黒い魚体が水面近くに現れました。

初めて使うランディングネットに少し手間取りながらも、30cm以上はありそうな魚をカヤック上にあげる事ができました!

三河湾でワームを使ってメジナ(グレ)が釣れた

カヤックフィッシングでの初物に、嬉しさで頭の中がしばらく混乱します。

その時は魚の種類がわからず、後日教えていただきクロソイだとわかりました。

針はしっかりと上唇にかかっていたので、偶然引っかかった訳ではなさそうです。

ちなみに、今回クロソイの興味を誘ったのは、バークレイ ワーム Tテールシャッド 3.7インチ ブルーピンクです。

バークレイ ワーム Tテールシャッド 3.7インチ

釣れた時点では種類がわかっていない、そして美味しく頂いた瞬間も種類を間違えていた黒い魚は、これも初めて使うストリンガーで、しばらくの間カヤックと並んで泳いでいただくことになりました。

その後もしばらく無人島近くで釣りを続けますが、特に魚の反応を得られないままで時間が過ぎていきます。

しかし今回はこれまでと違って、カヤックの脇には30cmオーバーの魚がいて、たまにカヤックの船底を叩いて存在感をアピールしてくれます!

15時くらいに納竿として、また小魚の群れに囲まれながら出艇場所に戻りました。

クロソイをお刺身で頂きます

家に帰って、クロソイの細かいウロコを落とした後に、幅40cmのまな板にのせてみます。

まな板にちょうどいいサイズなので、やはり30cmは超えています!

まな板にジャストサイズのクロソイ

捌き方をネットで調べながら、なんとか3枚おろしにしました。

お刺身用に薄く切り分けて、皿に盛り付けているそばから、異変を嗅ぎつけた家族が寄ってきて、つまみ食いしていきます。

クロソイのお刺身

写真を撮る間もなく、皿一面に並べるはずだったお刺身が、少なくなってしまいました。

全ての身を切り分けたところで、私もありがたく頂いてみました。

少し弾力がある身は、初めて釣り上げた嬉しさも相まって、箸が止まらなくなる美味しさでした。

醤油よりも、紅葉おろしとポン酢が似合いますね~

一気に魚影が濃くなった三河湾で、次回はどんな魚と会うことができるか、楽しみです。