青物に会いたい

カヤックフィッシングで青物を釣るために、初心者が必死に考えます

お刺身サイズがジグで釣れた!2月のパタヤ船釣り

先月の船釣りから待ちわびること1か月、ようやく2月の船釣りの日がやってきました。

前回は青物づくしの嬉しい釣行となりましたが、今回はどうでしょうか?

もし今回も釣れたら、自分が成長したことを実感出来そうな気がします。

それでは、行ってみましょう!

2月のパタヤ船釣り

 

天気

一週間前から天気予報を確認していましたが、少し強めの風予報は、当日になっても変わることがありませんでした。

今日は釣りづらいかも?と覚悟して、水深30mほどのサビキには35号のオモリを準備しておきます。

ジギングは80〜100gくらいのジグかな?

曇りがちの天気ですが、雨が降らない予報だけは救いです。

おそらく船は相当な速さで流されるので、仕掛けが流されていない食わせのタイミングを、なるべく長くつくれるような釣り方をしてみたいと思います。

...というのが今日の作戦です!

お土産確保 大作戦

いつもの高速船で向かった最初のポイントは、水深20mくらいで平らな海底の場所でした。

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毎回最初に船を停めるポイントは、船長が当日の海の様子をうかがっている場所のような気がします。

...なので、私もサビキで海底の活性をチェックする気持ちで、気楽に糸を垂らします。

周りの方の状況をこっそり見てみると、小さめのイトヨリなどがポツポツと上がってきているようです。

今回のエサは、イカだけでなくキビナゴも準備していただいています。

柔らかいキビナゴを針に付ける練習も兼ねて、まったりとサビキで海底を探っていると、常連の魚たちが徐々にサイズアップしてきました。

パタヤで船釣り

とりあえず、お裾分け用のお土産確保に努めましょう!

ジギングって楽しい

風を避けて島の近くの水深30mのポイントを転々としているうちに、良いサイズのイトヨリなども上がってくるようになりました。

20cm以下はリリースしていましたが、それでもお土産には充分な量となったので、この日は早い時間からジギング主体に切り替えます。

まずは、誰もいらっしゃらなかった船首から、水深の1.5倍近くの糸を出してジグを着底させました。

そして、底付近を横に泳がすようにイメージしながら、超スローでジグを動かしていると、魚がジグに戯れている感触が伝わってきます!

見切られないように落ち着いてジグを動かし続けること約10秒ほどで、その魚がジグを咥えた感触がロッドに伝わります。

ここだ!と合わせを入れると、ロッドがしっかりと曲がりました〜

ずっしりと重く、海底に向きを変えようとする魚を、ゆっくりとリールをまいて寄せてきます。

海面化で徐々に姿が見えてきた魚は赤茶けた色...オオモンハタですね!

サイズもよく、嬉しい一匹なので、慎重に引き抜いて船上に上げました。

パタヤの沖合いで、オオモンハタ

ところで、今回つかっているのは、ジグと言ってもイカの形をしたジグです。

さらに、アシストフックにもイカスカートを付けているという、うしろめたい気持ちになる仕掛けです。

オオモンハタを寄せ付けるジグ

いつもイカの切り身でサビキをしているので、ジグもイカのような形のものであれば、この場所で釣れるのでは?という思惑でしたが、しっかり的中しました。

ジグでは初のオオモンハタ! 楽しすぎる!!!

青物はいるのか?

さて、前回の釣行では、青物回遊ポイントに連れて行っていただき、糸をプチプチと切られながらも、アジやカマスを釣ることができました。

風が強めの今回は、青物回遊ポイントではなく主に島陰での釣行となりますが、青物に会う事はできるのでしょうか?

そんなことを考えながら、オオモンハタねらいでジグを泳がせていると、今度は元気がいい反応がロッドに伝わってきました。

隣では、1分ほど前に40cmクラスの綺麗なコロダイを上げられていたので、この時点では私もコロダイかな?と思っています。

しかしリールを巻いて見えてきたのはオレンジ色...ん?...銀色も見えています。

なんと、上側のフックには小さめのカマス、下側のアシストフックには大き目のフエダイがついていました!

どちらが先に、ジグに騙されたのでしょうか? こういう釣れ方って、本当に謎だらけです。

疑問をかかえつつも、嬉しい2匹であることは間違いないので、先ほどのオオモンハタと一緒に、バケツの中で落ち着いていただきます。

タイ海釣りでオオモンハタとカマス

カマスは、ここにもいましたね!

お刺身パーティー

昼近くには風が弱まってくる予報に反して、時間とともに風が強くなってきました。

ジグを泳がすことは難しくなってきたので、サビキでポツポツとフエダイやイトヨリを追加していましたが、ウネリも出てきた海況を考慮して、この日は早めに帰ることになりました。

それでも釣果は充分なので、楽しい一日でした!

当日の帰宅後は、自分用に残した3匹の下処理だけしておきます。

翌日、今回の船釣りに参加できなかった友人を招いて、お刺身パーティーをしました。

お刺身サイズがジグで釣れた!2月のパタヤ船釣り

いつもよりも綺麗に盛り付けていますよ~

オオモンハタもフエダイも、それぞれ違った風味で美味しく、友人も喜んでくれました。

このところ、事前のイメージトレーニングの効果なのか?、釣果に恵まれています。

3月の釣行でも思い通りに釣れるといいなー!ということで、すでに次回の妄想を開始しています。