青物に会いたい

カヤックフィッシングで青物を釣るために、初心者が必死に考えます

水深30~50mで釣れたのは?タイでも海釣りがしたい

かれこれ3ヶ月ほど釣りをしていませんでしたが、とうとう!海釣りに行くことになりました。

南国の海では、どんな魚が待っているのでしょうか?

それでは、海外では初となる海釣りに行ってみます!

タイでの海釣り始めます

南国の海でも、大きな青物に会いたい!と意気込んでタイにきましたが、右も左もタイ語もわからない私には、まず遊魚船を予約するという超難関が待ち受けています。

まずは釣り道具からかな?ということで、バンコク市内の釣具屋さんをネットで物色していると、Mokoleyというお店が、日本語で釣りツアーを企画されていることに気付きました。

ツアーの内容は五目釣りでしたが、仕掛けの指定はなく、釣れるかどうかはともかくとして、ルアーも使えないことはなさそうです。

青物とのご対面は今後にとっておくことになるであろう事は覚悟して、とりあえず申し込みさせていただきました!

タイでも釣り師の朝は早い

当日は、朝5時30分までに、バンコク市内のMokoleyさんのお店前に集合します。

そこから1時間以上かけて車で南下して、パタヤを少し通り過ぎたあたりのバンサレーに到着しました。

タイの漁港の桟橋

 駐車場に停めた車から、桟橋に向かって歩いていきます。

 タイでは、道路上の車も係留されている船も渋滞の様相で、日本にはない漁港の雰囲気です。

Bang Saray Pierから出船して海釣りしましょう

桟橋の近くには、漁港には欠かせない砕氷器もあります。

今回参加した釣りツアーは、日本の遊漁船のように、餌や氷もセットになっていますが、ここから入手しているのでしょう。

桟橋の先端まで歩くと、この日お世話になる遊漁船が係留されていて、出船準備が進められていました。

 海遊びにも使われているようで、船尾には滑り台がついています。

タイで海釣り M&M Tourさんの船で出航

チョコレートみたいな名前ですが、m&mツアーという旅行会社の船を使っているようです。 

全体的に日陰げができるような構造の船なので、日差しが強いタイでは嬉しいですね。

全員が乗り込んだところでエンジンがかかって、いよいよ釣り場に向けて出発です。

遊漁船はゆっくりと進みます 

 遊漁船はディーゼルエンジン音を唸らせることもなく、ゆっくりと沖合いの島に向かって進んでいきます。

快晴のこの日は、遠くのビルが蜃気楼のように見えています。

遠くのビルを見ながら、タイの遊漁船で海釣り

波も穏やかでカヤックフィッシングもできそうです。タイでは浮きませんけど!

途中で、岩肌に大きな穴があいている場所がありました。

まるで日本で通っていた福井県の景色みたいです。

日本海の景色にそっくりなタイの海で釣り

しばらくタイの海の景色を楽しんでいると、沖合の大きな島をまわりこんで、漁場に到着しました。

ここでは、エンジン停止が「釣り開始」、エンジン始動が「ポイント移動」の合図のようです。

レンタルロッドの方たちは、サビキ針にイカの切り身をつけていますが、私はタイでの第一投はタイラバと決めています!

水深50mくらいの、風も少なく穏やかなポイントで、タイラバを沈めてみました。

エサ釣りが一番釣れる

3投目のタイラバで、ネクタイをかじられる反応がありました。

しかし、タイラバのだいご味である、コンコンコンッというような反応ではなく、ガツッとくわえて終了という感触です。 

その後、タイラバには全く興味を示さない状態が続いたので、とりあえずの釣果を求めて、まわりの方たち同様に、サビキ仕掛けにイカの切り身をつけて投入してみることにします。

海底付近でイカの切り身を漂わせていると、すぐに魚の反応がありました。

朝マズメなのでしょうか?15cmくらいの小魚が次々に上がってきます。

なんにせよ坊主は回避しました。良かった。

一緒に遊漁船に乗り込んでみえる方のなかには、良いサイズのハタ類を釣られる方もみえます。

ということは、ジグで狙える魚もいるに違いない!

サイズアップを狙って、固めのロッドに持ち替えて60gのジグを泳がせてみることにします。

何かが釣れた!

タイで初めてのジギングは、サビキとは一転して魚の反応が無くなり、周りの方たちが順調に根魚などを釣り上げていかれる中で、寂しい時間が続きます。

そこで、ジギングサビキの仕掛けを途中につけてジグを泳がせてみると、ほどなくして着底直後にロッドが重くなりました。

最初は根がかりかな?と思いましたが、ゆっくりとロッドを持ち上げてみると、重量感の中に生物反応が混ざっています。

周りの方たちの声援を受けながら、お土産サイズの丸っとした魚が、サビキ針で上がってきました。

水深30~50mで釣れたのは?タイでも海釣りがしたい

Yellow Tailed Fusilier

帰宅後に判明しましたが、釣り上げた魚は、スズキ目フエダイ科の魚で、タイの市場でも売っているそうです。

高級魚ではありませんが、毒魚ではなくて良かったです。

タイで新調したクーラーボックスにお入りいただく最初の魚としては、充分な大きさでしょう!

その後の釣果はというと...日本でのカヤックフィッシングと同様に、一匹釣れたら集中力が低下してしまい、全く釣れない時間を過ごすことになりました。

とはいえ今日はタイで初めての海釣り! もともと様子見として構えているので、焦る必要はありません。

他の方々のロッドも沈黙してきて、少し倦怠感が漂い始めた船中で、タイの海上の景色や、他の遊漁船の様子を見たりして、楽しむことにしました。

タイでも海釣りがしたい

この日船上に持ち込んだのはタイラバ 用のロッドだったので、ジギングをするのには少し柔らかすぎるものでした。

この日の偵察では、近くでジギングをされている遊漁船も見かけたので、次回はジグを主体に釣ってみようかな?と思います。

タイで青物に会う日に一歩だけ近づいた!と思える、楽しい一日となりました!