青物に会いたい

カヤックフィッシングで青物を釣るために、初心者が必死に考えます

釣り竿の保護力をあげた1.6mのロッドケース!で釣りに行きます

タイの海で船釣り

毎月、一度は船釣りに行きたい!と思っていますが、9月末の釣行の記憶も鮮明なうちに、あっという間に1か月が経ちました。

前回は、約半年ぶりの釣行で、しかも大雨だった...というのが理由だったということにしていますが、ロッドをリールごと海に引きずりこまれたり、もう一本のロッドの先を折ってしまったりと、釣果だけでなく物的損失も大きな船釣りとなってしまいました。

今回は、全てのロッドとリールを無事に持って帰ってくることを第一目標にして、気持ちを落ち着かせながら、楽しんでいきたいと思います。

ロッドをソフトケースで安心して運ぶ方法

約160cmのロッド用ソフトケースをセミハードケースにしたい

毎月参加している海釣りツアーは、「好きなように釣ってね!」という超自由な雰囲気で行われています。

基本的にサビキでの五目釣りに適したポイントをめぐりますが、水深が70mあるような場所をめぐることもあり、ジグで釣られる方もいらっしゃいます。

私はタイではジグで釣れたことがまだありませんが、タイでも青物!を目指して、少し深めの場所ではジギングをしてみたいと思います。

ということで必要になるのが、サビキ、ジギングそれぞれに適したロッドとリールですね。

毎回、予備を含めて3~4本のロッドを船に持ち込んでいますが、いつも悩むのが持ち運び用のロッドケースです。

ロッドケース

持っていくロッドのうち、収容時にもっとも長くなるものに合わせたケースを使うことになりますが、もともと収納を考えたロッド選びはしてこなかったので、いつも約1.5mのロッドを入れられるソフトケースを持っていくことになってしまいます。

上の写真では、下から3番目に写っているカモフラージュ柄のものですね。

本当はハードケースが欲しかったのですが、1.6m前後のもので、ロッド4本を入れられるようなものは、見つかりませんでした。

また、船に持ち込む場合、ハードケースは船上で邪魔になりそうな気もします。

とはいえ、せめてセミハードに近い使い方をしたいな~と考えていて、「剛性がある棒を入れておけば、いいのでは?」と思いつきました。

我ながら良いアイデアだと自画自賛しつつ、今回の釣行に向けて、早速準備してみます。

釣りには、アウトドア用品が似合いますね

1.6mのロッドケースをセミハード風にしたい

はい! できました。

写真に写っている赤い棒は、キャンプ用テントで用いられるアルミポールです。

テントの補修用部品として簡単に入手できるうえに、そこそこ強くて軽いので、今回のプチ剛性アップには、ちょうどいいと考えました。

金ノコもしくはパイプカッターで簡単に長さ調節できるので、ロッドケースにギリギリ入る長さに改造しています。

船上では、ポールはパタパタと折りたたんで、クルクルと丸めた空のロッドケースとともにコンパクトに保管することもできます!

船上では畳むことができるセミハード風ロッドケース

それでは、このロッドケースとともに、海釣りに出かけましょう。

高速移動!

参加者の皆様と乗り合わせた車は、二度寝して記憶を失っている間にバンサレーの桟橋に到着しました。

今回お世話になる遊漁船はどれかな?と、あたりを見渡してみると、係留されている漁船の奥で、先回も見た魚のマークが一瞬横切りました。

ワンダフル! 今回も、足が早いこの船に乗せていただけるようです

手前に写っているような、オレンジ色の遊漁船も、のんびりしていて好きなのですが、今回はどちらかというと、高速移動で多くのポイントをめぐりたい気分でした。

知人へのお土産も確保できるように、たくさん釣りましょう!

そして、たくさん釣りました

この釣りツアーに参加させていただくのは今回で4回目ですが、回を重ねるにつれて、サビキでの釣り方がわかってきました。

といっても、針は2本ぐらいで充分で、とにかく底をとる!ということだけですけど...

針が6本ついている市販の船サビキ仕掛けは、前日のうちに3分割に改造しておきました。

それでも、底付近に仕掛けを漂わすことができれば、フエダイ系の魚などが入れ食い状態です。

この日は、初めて釣る魚種も多く、縦シマ模様の魚も釣れました。

小さいので、リリースしましたけど。

仕掛けを海中に入れている間は、ほとんど途切れることなくロッドの先に魚を感じることができるので、楽しくてたまりません!

気付いたら、クーラーボックスは半分以上埋まっていました。

こんな経験は初めてです!

一方で、ジギングはというと?

さて、タイではまだ一度もジギングで釣ったことがない私としては、いつかはジギングで釣りたい!という気持ちも、持ち続けています。

船上で邪魔にならないように収納したままにしていましたが、少し深い場所で使えるように、ジギングロッドとリールも準備しています。

ここでは、貪欲に上級者から情報収集してみましょう!ということで、ポイント間移動の船上でジギングについて聞いてみました。

相談した相手の方は、2回前のツアーで1m越えのスギを釣られた方です。

ジグについてアドバイスをいただいていると、「そういえば、これ使ってみますか?」とジグをお貸ししていただけました!

なんと未発売で、タイのお魚たちへのアピールを狙ったジグだとか。

(ということで、特徴的な模様にはモザイクかけています。申し訳ありません。)

これは無くせない!と緊張しつつも、タイの魚へアピールするジグがどのようなものなのか、大変気になります。

泳がせ方も教えていただき、水中でのジグの動きを確認しながら、ジギングしてみました。

結果としては釣れなかったのですが、タイの魚の傾向が少し判ったかもしれません。

次回からは、自分の仮説に基づいたジグを準備して、結果が出せた暁には、まとめてみたいと思います。

クーラーボックスが重い

そんなこんなで、タイで4回目の船釣りは、たいへん楽しい釣行になりました。

先回同様に、いつもお世話になっている地元の方に、半分以上の魚をもらっていただきましたが、まだまだ残っています!

釣るのに忙しくて気づいていませんでしたが、イトヨリも釣っていたのですね~

名前不明の黒い魚は、「とても美味しい!」と教えてもらったので、一晩おいて頂きましたが、たしかに他の魚とは違う上品な美味しさでした。

今回の釣行を総括すると、

  • 釣り具の損失はありませんでした
  • タイでのジギングの正解に少し近づいたかもしれない
  • 大漁で、全て美味しく頂きました

ということで、タイに来てからでは、最も楽しいものになりました。

次回はさらに楽しみたい!

皆様の釣行も、楽しいものになるように祈念しています。