青物に会いたい

カヤックフィッシングで青物を釣るために、初心者が必死に考えます

カヤック用フローティングベスト選びのポイント。応用がきくMTIドラドでよかった!

カヤックフィッシングを安全に楽しむためには、フローティングベストが欠かせません。

初めてのフローティングベスト選びにあたり、安心できる性能を確保した上で!ですが、コストパフォーマンスに優れたものを選びたかったので、時間をかけて調べました。

実際に使ってみて、その拡張性にも満足しているフローティングベストを紹介してみたいと思います。

MTIドラドの。ライフジャケットのカスタマイズ

フローティングベスト(ライフジャケット)の種類

小型船舶には該当しないフィッシングカヤックでは、桜マークを取得しているフローティングベストの使用義務はありません。

しかしながら、自分の命を守るものなので、いざという時にしっかりと機能するものを選びたいところです。

普段は無名メーカーの廉価品を選択することが多い私ですが、こればかりは知名度や実績があるメーカー製の、信頼できるものを選びたいと思いました。

カヤックでの使用を考えてみる

カヤックは、堤防や遊漁船での釣りに比べて、落水の可能性が高いです。

一年ほど後に、意図せぬ落水を実際に経験しました。

そこで、インフレータブルのものと違って、何度でも浮かぶことができる浮力体が内蔵されたものを選ぼうと考えました。

また、多くのフィッシングカヤックは、背もたれ付きのシートに座る構造になっています。

フローティングベストを選択するにあたり、カヤックに座った状態で、浮力体がシートに干渉しない事を重視しました。

長時間にわたり座りっぱなしになるカヤック上で、背中とシートの背もたれの間に、スポンジ層とはいえフローティングベストの構造物を挟むことで、快適性を失いたくはありません

背中一面に浮力体を配置したフローティングベストは数多く存在しますが、カヤックでの使用を前提として作られた、背中は上部だけに浮力体を配置したものから選択します。

MTI ドラド

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浮力体が内蔵されていて、カヤックのシートに干渉しないフローティングベストということで、ある程度しぼられた選択肢のなかから私が選んだのは、MTI ドラドです。

大きめのポケットが左右に配置されているほか、背中側を含めて各所に小物をつけられるような工夫もされています。

MTIドラドの背中側

一年以上にわたり、ほぼ毎週使ってみて、少しずつフローティングベストに追加されていった小物類とともに、MTI ドラドを紹介していきます。

ポケット

MTI ドラドには、左右に大きめのポケットがついています。

ポケットの外側には、右側はフィッシュペンチなどを挿しておくホルダーが、左側はメッシュポケットが付いています。

ポケットの内側には仕切りが付いていて、2室構造になっています。

数回使ってから気付きましたが、左側のポケット内には、キーホルダー用のストラップも付いていました。

MTIドラドの右ポケット内
MTIドラドの左ポケット内

私は、左側のポケットに車のキーとスマホを入れていますが、それくらいが無理がなくて、ちょうどいい大きさです。

ショルダーストラップ

MTI ドラドのショルダーストラップは、ごく普通の素材で作られていますが、端末部が数回折り返されて、しっかりと縫製されています。

そのため、ストラップ端末のループ部には小型のカラビナを通しておくことができます。

MTI DORADOのショルダーストラップ

フローティングベストに装着した小物類に、落下防止用のハーネスをつけておく場合、そのアンカーポイントとしてカラビナを使えます。

左側のショルダーストラップには、非常時にロープを切断するためのナイフを、ソフトケースに入れて、マジックテープでくくりつけておきました。

フローティングベストにビクトリノックスナイフをつける
MTIドラドにビクトリノックスナイフを装着

ストラップやクリップ類のマウントベース

カヤックフィッシングをしていくうちに、釣り上げシーンの動画を撮ってみたくなりました。

狭いカヤック上でのアクションカムの装着位置について考えてみた結果、自分の胸あたりだと釣りの邪魔にならず、また良さそうなアングルで動画を撮れると思いました。

フローティングベストの右側胸部には、その為かと思うほどちょうどいい位置にマウントベースがついています。 

早速、マウントパーツ類が付属していて、お手頃価格のアクションカムを入手します。

アクションカムを、付属するパーツを使ってフローティングベストに固定してみました。

MTI DORADOにアクションカムをつける

あとは、アクションカムのバッテリーを使いきらないうちに釣るだけですが、迫力がある釣り上げ動画は、まだ撮れたことがありません。

MTIドラドのサイズについて

最後にMTI ドラドのサイズについて紹介しておきます。

  • XS/S; 胸囲76~90cm
  • M/L; 90~110cm

私は胸囲90cm弱くらいで、どちらのサイズにしようか悩みどころでした。

最終的に、冬にドライジャケットを着ることも考慮して大きめサイズのM/Lを選択しました。

実際に使ってみると、肩や腰のストラップの調整代が大きく、夏の軽装でもしっかりフィットするので、大正解でした。

ご参考ですが、実際に落水した際に重要なのが、ベストが、すっぽ抜けないレベルでフィットしている事なので、ストラップをしっかりと調整してから使いましょう!

調整していないベストは、落水時にすっぽ抜けなかったとしても、浮いていると身体だけが少し沈んでしまいます。

以上、フローティングベストのおかげで助かったからこそ!語れる体験談でした。

カヤックフィッシングで使われている方が多いMTI ドラドは、カヤック上では使いやすく、またしっかりと守られている感があるので、カヤックだけでなく堤防釣りでも愛用しています。