カヤックフィッシングで、釣りの楽しみを知ってから、2年ほどが経過しました。
昨年までは、取り憑かれたかのように、日本海でジギングをしていましたが、今年は、カヤックを日本に保管したままで、タイに来ています。
これからしばらくは、「タイでも!青物に会いたい」シリーズを始めますが、その第一話として、釣り道具のお引越しについて、紹介してみたいと思います。
釣り竿の引越し方法
しばらく海外に移住することが決まった時に、真っ先に考えたのが、「釣り竿は、無事に持っていけるだろうか?」ということでした。
釣り下手の私ですが、釣り竿は10本ほど持っています。
全部まとめていれられるような頑丈なケースはないかな?と探してみると、とても頼りになりそうなものがありました。
見つけたのは、その筋では有名なペリカン社のライフルケースなので、引越し荷物として扱っても、中に入れたロッドが壊れることは考えづらいでしょうね〜
ただし、引越しのためだけに使うケースとしては、随分と高価なものになり、また私の持っている最長ロッドには少し長さが足りませんでした。
引越し日が迫ってきていましたが、ここはひとつ引越し数回に耐えられるロッドケースを、自分で作ろう!いうことになりました。
beginner-fishing.hatenablog.jp
以前の記事で紹介しました、プラダン製のロッドケースです。
スキー用のバッグに入れて、外観もそれっぽくなっています。
この状態で、バブルシート(ぷちぷち)でぐるぐると巻いてから、さらに包装紙で包んで、引越し荷物として預けることにします。
リール類は、ソフトケースでお引越し
釣り竿は丁重に梱包しましたが、リールなど他の道具はどうしましょう?と考えた末に、近距離への釣行時にはロッドケースとしても使えるソフトケースに入れて引越しすることにしました。
ソフトケースですが、これもライフルケースで、リールを装着した状態でロッドが4本も入れられるので、これまでも便利に使ってきました。
引越しにあたっては、リールを一個づつ巾着袋に入れておきます。
他にも、ランディングネットやバケツ、そして買い置きしておいたPEラインなども、なるべく隙間ができないように詰め込みます。
こちらのバックは、引越し用の特大ダンボールに入れて、梱包しました。
引越し荷物が到着しました
船で運ばれてきた引越し荷物は、一か月ほどで到着しました。
新品だと税金が発生しますが、使い込んだ釣り道具しか入れていない私の荷物は、税関で調べられることもなかったようで、開封された形跡もありません。
タイに渡ってからの一か月間、釣り道具に触れなくて寂しい生活を続けてきましたが、趣味のものが身近にあるだけで、今後良いことしか起こらないような気分になります。
それでは、さっそく荷物を開封してみましょう!
プラダン自作でも、ロッドケースの強度は充分!
久しぶりに対面するわくわく感と、壊れていたら...という不安感を入り混ぜながら、プチプチを剝がしていきます。
そして久しぶりのご対面!
初体験だった釣り竿のお引越し、その結果は...まず見た感じでは全く問題なさそうです!
思い出のつまったロッドを、一本づつ「よくぞご無事で!」と、確認しました。
プラダンのロッドケースは、我ながら上手に作れたようです。
リールのお引越しは前準備が大事
リールなどが入ったソフトケースを入れたダンボールは、そこそこクッションが効いていたので、運搬中の心配はしていませんでした。
実際に、引越しの衝撃によるダメージはなかったのですが、一個だけ私のミスで、引越し荷物として梱包する前に海で使って、水洗いを忘れていたリールがあったようです。
運ばれる途中の船上で、塩がみがひどくなってしまったようで、スプールが回らなくなったスピニングリールは、到着後にメンテナンスが必要でした。
リールのギア格納部を開けてみると、グリスと海水が化学反応したかのように固まっていて、大変なことになっていました。
釣行後のメンテナンスが大事だということを、改めて実感しました。
タイでも釣りにいきましょう!
引越ししてきたリールのうち、思い出がつまった割には使わなさそうなものを、部屋のオブジェとして飾ってみました。
もう使えなさそうなくらいガタが来ているものもあるのですが、釣り道具との付き合い方を教えてもらい、気持ちとしては捨てられないものばかりです。
そういう訳で、これからは、くつろぎの部屋の雰囲気づくりに活躍していただきましょう。
さて、ようやく道具も到着したので、すぐにでもタイでの初釣行に行きたい気分になってきましたよ~
タイ語能力が低いので、釣り船を自分で手配するのはまだ難しいと感じます。
ということで、最初は青物ねらいではなく、五目釣りツアーへの参加かな?
徐々にステップアップしていって、いつかはタイでも、青物に会いたい!